今週の花は「コスモス」、キク科の一年生草本です。原産地はメキシコで明治初期にイタリア人教師が日本に持ち込んだと言われています。コスモスはギリシャ語で、秩序、美しいという意味があり、花びらが整然と並んでいる様から来ています。漢字では「秋桜」と書き、秋に桜に似た花を咲かせることから付きました。
駐車場出入口右側の砂利道にピンク色のコスモスの花がたくさん咲いています。同じところに「キバナコスモス」も負けじと咲いています。最近は、ピンク色のコスモスよりもキバナコスモスの方をたくさん見かけるようになったような気がします。花言葉は「調和」「乙女の純真」など、前者はギリシャ語の意味から、後者はピンク色の花のイメージから来ているようです。
10月31日はマルティン・ルターによる宗教改革記念日ですが、世間ではハロウィンの日として知られるようになりました。ヨーロッパのケルト族の収穫感謝祭が起源で、「ジャック・オー・ランタン」というカボチャのお化けがアメリカで定着し、最近では日本やアジアの若者をはじめ保育園の園児達にも人気となっているようです。韓国では昨日の夜、ハロウィンを楽しむため狭い路地にたくさんの若者が殺到し、群衆雪崩により150人程が亡くなったという悲しいニュースがあり、テレビではこの話題で持ちきりです。何事もほどほどが良いようです。
2022年10月31日月曜日
20221030コスモス
2022年10月24日月曜日
20221023ほととぎす
今週の花は「ほととぎす」、ユリ科の多年生草本植物です。日本が原産地で、秋に4,5センチ程度の大きさの紫色の斑点の入った花を咲かせます。この斑点が鳥の不如帰(ほととぎす)の胸の模様に似ていることから名前が付きました。因みに、植物の「ほととぎす」は漢字では杜鵑と書きます。
京都復興教会ホールから出て牧師館に向かう道の右側、牧師館の玄関より手前辺りに道から奥の方に向かって、地上近くの長く伸びた枝に紫色の斑点の入った花が点々と咲いているのが「ほととぎす」です。花言葉は「永遠にあなたのもの」「秘められた意志」など、晩夏から晩秋まで長い期間にわたって咲き続けることから来ているようです。
新型コロナウィルスの感染者が少し落ち着いてきたかと思いましたら、最近は増加傾向にあるようです。第8波が来るという予測もあり心配です。また、寒くなると共にインフルエンザが流行るかもしれません。人混みに行った場合はマスクの使用と手洗い、うがい等が欠かせません。高齢者の方のインフルエンザ予防接種も始まりました。自分自身だけでなく周りの人にもうつさないようになるべく早く接種した方が良いと思います。
2022年10月17日月曜日
20221016白萩
今週の花は「白萩」、マメ科の落葉低木です。9月に「丸葉萩」と「宮城野萩」を紹介しましたが、同じ萩の仲間です。名前のとおり真っ白な花を咲かせる萩です。元々は朝鮮半島の自生種と考えられ古い時代に日本入ってきたようです。ニシキノハギの栽培種又はミヤギノハギの変種という説があり、確定していないようです。関西では長谷寺(奈良)の白萩が有名です。
其枝幼稚園北側出入り口の牧師館側にあり、約1メートル位の高さの所に白い萩の花がたくさん咲いています。花言葉は「思案」、白い花が枝垂れた枝に風に吹かれて揺れている様から来ているようです。
10月も半ばを過ぎ、だんだんと朝晩の寒さも増してきました。店先には蜜柑や梨、葡萄などが出回りおいしい果物が味わえる季節となりました。新型コロナウィルスの感染者も少し落ち着き、政府による旅行支援が始まったこともあり、観光地は賑わっているようです。このまま新型コロナウィルスが収束することを祈ります。
2022年10月10日月曜日
20221009ふじばかま
今秋の花は「ふじばかま」、キク科の多年草で古い時代に中国から渡来し、万葉集ですでに詠まれています。花期は8月~10月初旬頃までで、淡い赤紫色の小粒の花がたくさん集まって咲きます。写真ではまだ見えませんが、花の先端からたくさんの白色の細くてひも状の頭状花(おしべ)が出てきます。名前の由来は、万葉の時代の人には藤色の花で袴のように見えたことから来ています。
教会堂のホールから牧師館の方に出る出入り口から出て、池の向かい側にちょうど腰から目線の高さあたりに「ふじばかま」の花がたくさん咲いているのを見ることができます。花言葉は「ためらい」「遅れ」など、花が少しずつゆっくりと咲く様子から来ているようです。
「ふじばかま」は秋の七草のひとつで人々に親しまれている花です。乾燥した茎や葉は桜餅のような香りがするので、平安時代の女性はこれを水につけて髪を洗ったそうです。また、防虫剤や芳香剤、お茶などにも使われたようです。しかし、2007年に準絶滅危惧種に指定されるほどその数は少なくなっていますので大切にしたい花です。
2022年10月3日月曜日
20221002レインリリー
今週の花は「レインリリー」、和名は「玉すだれ」、ヒガンバナ科の球根草です。メキシコが原産地で、名前は雨上がりに花を一斉に咲かせることから名付けられました。6弁の小さな白い花を8月から10月にかけて咲かせ、簾のような細長い葉の先端に咲いている様子が白玉のように見えることから、和名が付きました。
境内のあちこちに咲いており、其枝幼稚園職員室前の通路辺りが一番たくさん咲いています。花言葉は「純白な愛」「期待」など、純白な花のイメージと、学名のゼフィランサスが西風が運んできた花という意味があることから良い便りの連想から来ているようです。
今年も10月に入りました。例年はもう少し早くこの花を紹介していますが、今もきれいに花を咲かせています。先週土曜日には其枝幼稚園の運動会が秋晴れのもと全員参加して行われました。一人ひとり能力の違いはありますが、勝ち負けを重視するのではなく、努力して頑張っている姿を皆で応援し拍手する運動会は本当にすばらしいと思います。最後に全員が金メダルを受け取って喜んでいる園児たちの笑顔は素敵でした。