別名では「山ツバキ」「小ツバキ」「油茶」「カタシ」「山茶」「梅茶」などがあります。 「油茶」はツバキと同様種子から油を搾るからで、「カタシ」はサザンカ油の呼び名からきています。
古くから庭木や生け垣として利用されてきた日本原産の常緑小低木で。10~12月枝先に花径5~8 cmの大きな5弁花をつけます。同じ科のツバキ(椿)によく似ていますが、ツバキの花は花全体が落下するのに対し、サザンカは花びらが一枚一枚散るのが特徴。また、山茶花の葉は裏返すと細かい毛が生えていますが、椿にはほとんど生えていません。葉の縁の鋸歯も、山茶花のほうが深いとの事ですが。。山茶花と椿は、お互いを交配してつくられた園芸品種も多数存在していて、山茶花と椿の両方の特徴を受け継いでいる花も少なくありません。見分けることができない品種もあるのですって。
さらに似ていることといえば、種子に60%の油を含んでいるので、ツバキ油と同様に油が搾取出来、軟膏の材料に利用されています。葉を煎じた液は香りがよいことから洗髪に使われるほか、お茶と混ぜると甘味が出るといわれています。
こんなに似ているのになぜ品種をわけたのだろう??
花言葉は「ひたむきさ」や「困難に打ち勝つ」などで。寒さの中でもけなげに咲く姿が、こういった花言葉を生み出しているのかもしれません。
椿の種類もたくさんある京都復興教会ですが、山茶花も敷地内に点在していていろいろみることができますよ~といっても早咲きの椿はもう咲き始めていたりするんでどちらが椿でどちらが山茶花なのか、見分けるのはむつかしいかもしれませんね。
でもどちらも今頃からさくらが咲くまでの間、華やかに教会を彩ってくれる大切な存在なのです。
隣接する そのえだ幼稚園は今秋「創立70周年感謝のつどい」が催されます。70年の中で成長する子供たちをずっと見守って、ともに主に生かされているこの木々、ここの自然は本当に素晴らしいです。この素晴らしい園がこの先もたくさんの人々に愛され続けるところであるように祈ります。。
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