秋になると緑から鮮やかな黄色い葉に変化し、ひらひらと舞い落ち、地面を黄金のじゅうたんに変える「イチョウ」の光景は、紅い紅葉「もみじ」と並んで美しい秋の風物詩です。秋の紅葉シーズンプロローグとでも言いましょうか、「いちょう」が黄色く色付いてからモミジの紅葉が始まるのですって🍂
イチョウ科イチョウ属の落葉樹。木の特徴としては長寿で、樹高は最大で45m、直径は2~5mにもなり、樹齢数100年の長寿いちょうは天然記念物に指定されたり御神木となっていることもあるそうです。こんなに立派な木ですが木材としての耐久性はやや乏しいため、材木として流通することはほぼないのですが、スギよりも硬く、クリーム色の綺麗な仕上がりになるため、まな板や碁盤、将棋盤、帽子の木型になどに使われるとの事。
当教会でも、新会堂建築の際に伐採したイチョウは、礼拝堂の入り口アーケードのベンチとして生まれ変わっています🌟
もう一つの特徴は雌雄異株で、葉が展開する4~5月に雌雄それぞれの花が咲き、雌木にはギンナンができます、熟すのは10~11月。ちなみにギンナンはイチョウの実ではなく種子そのものです。種の皮部分はとても臭いにおいがしますし、うっかり触ったりしたら手が被れてしまうので気を付けないといけないです!かたい殻を割ると出てくる銀杏はきれいな緑色(フレッシュは緑)で少し癖はあるかもしれないけど珍味です。ゆでたり焙ったり、おでんのがんもどきの具や茶わん蒸しの具、おいしいです!
ちなみにここにあるイチョウはすべて雄木で銀杏はなりません。実のなる花木がたくさんあるこの園ですが、幼い子供が遊ぶ場ににおいがきつかったり、触ってかぶれるものはよくないと緒形先生が選ばれたと聞きました。旧会堂の時にあった教会の門から幼稚園園庭まで続くイチョウ並木はとても美しかった思い出があります。
その枝会館のところに今でも名残が少しありますね!
葉はまだ少し緑ですが、こんな風に門まで等間隔で植えてありました。
園庭のイチョウはいい感じに色付き、子供たちが落ちた葉を集めて束ねた花束を作ります。冷たい風の吹く中でも、季節とともにある楽しい外遊びは続きます!
いちょうの花言葉は、「鎮魂」「長寿」「しとやか」でした。
教会ではクリスマスに向けて様々な準備が着々と進んでいます!寒さ増す日々インフルエンザも流行りだし体調管理が難しいですが、皆が元気にクリスマスを迎えお祝いできますように~!!
Joy to the World,the Lord is come!
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