2020年5月24日日曜日

20200524栴檀

京都、大阪、兵庫の緊急事態宣言が5月21日夕方に解除され、少し明るい兆しが見え始めました。しかし、世界中ではまだまだ感染者が増えており、治療薬もワクチンもこれからという状況ですので、油断はできません。

 今週の花は「栴檀(せんだん)」、センダン科センダン属の落葉高木です。薄紫色の小さな花が5月下旬から6月中旬頃まで咲きます。別名は楝(おうち)と言い、万葉時代から知られている花で、紫の中でも楝色という特別な色で呼ばれます。何しろ背の高い木で成長すると10~20メートルになりますので、花が咲いても気付かないかもしれませんが、上を見上げて白っぽく塊りになって見えるのが花です。近づいて見ると写真のような花が咲いています。

 牧師館の前庭の駐車場側にある一番背の高い木が「栴檀」で、京都復興教会を象徴する木です。先週の「トチの花」の木よりも大きい木ですので、すぐ分かると思います。花言葉は「意見の相違」、良い香りのする白檀(びゃくだん)とよく間違えられることから来ているかもしれません。

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