2024年1月31日水曜日

2024 01 28 寒紅梅(かんこうばい)

  

「幼稚園入り口のあそこ」という場所で今年も寒紅梅がこじんまりと、でも元気よく咲いているのを見つけました!

青空の下、鮮やかなピンク色に、なんとも明るい気持ちになります!

寒紅梅(カンコウバイ)という和名は、寒い時期に紅色の花を咲かせる梅という意味で、花言葉は「高潔・忠実・上品・忍耐・独立」だそうです。

寒くつらい時にも小さくても弱くても、時が来ると花を咲かせる。一つ一つの花が頑張って咲いたのだ、と心が励まされます。

この寒い日曜の朝にも、教会学校の子供たちは集ってきます

 復興教会の教会学校には幼稚園からつながる子供たちや地域の、また教会員の子供たちが集います。子供たちが安心していられる場所となる事、学校だけではなく別のつながりの友達とも会える場所として、礼拝で歌を歌い、聖書のお話を聞いたり 自分が愛されている存在で、そのキリストの愛を知ることができる。楽しい教会学校生活が大人になって困難に出会ったときにそれを乗り越える力になる事を教会学校にかかわる大人たちは祈っています。

新年になり、1月ももう過ぎるこの頃。

能登半島の小学校がようやく再開されたニュースが流れていました。友達と久しぶりに会えてうれしかった。。。まだ断水が続いているため半日だけの学校だったとの事でしたが、子供たちが安心して集えるところが開かれたという事、よかったなと心から思います。子供たちやその周りを取り巻く環境が整いますように、その支援に労力されてる方々に主の助けと支えがありますように切に祈ります。





2024年1月24日水曜日

2024 01 21 和水仙(ワスイセン)

和水仙(わすいせん)または日本水仙(にほんすいせん)と呼ばれ、

もとは地中海沿岸から中国を経由して古き時代に日本に渡来したといわれています。

 冬に咲く花の代表で、花期は12月から2月。花の大きさは3センチぐらい。

香りが良いのが特徴で。茎や球根、葉などに毒があります。一見ニラに似ているので、間違えて食べてしまわないよう注意が必要です。

寒い雪が降る時期でも咲くことから、雪中花とも呼ばれます。花言葉は「うぬぼれ」「自己愛」 白い水仙は「尊敬」「神秘」だそうです。

水仙のとっても華やかな甘い香り、祖母の好きな花だったので、入院中に「庭に咲いていたよ」と2輪だけ持って行ったことがありました。

とても喜んでくれたのですが。

たった2輪でも花の香りが強くてしんどくなってしまったので、受付に置いてもらったと後で聞き、お見舞いで持っていく花ではなくて、玄関やトイレに置くと良いという事を知りました。

祖母が天に召されてからもうすぐ30年になります、私にとっては、毎年水仙が咲くたびに祖母とのそんなエピソードが頭に流れる思い出のスイッチのような花です。

今、教会や幼稚園で香りながら咲いていますね。




その祖母の故郷は能登半島、今もなお毎日のように地震は続いています、被災された方々にどれほどの不安と恐怖があるのか、はかり知れません。必要な物資、助け、そして希望がともにありますことを心からお祈りします。

2024年1月17日水曜日

2024 01 14 鳳凰竹(ほうおうちく)



鳳凰竹(ホウオウチク)はイネ科のホウライチク(蓬莱竹/Bambusa multiplex)の変種。タケとしてはかなり葉っぱが小さく、密に並びその姿を伝説の鳥「鳳凰(ほうおう)」の尾羽に見立てたのが名前の由来。

鳳凰の羽のような葉は子供の手平サイズでした。


日曜日の講壇のお花は、鳳凰竹と極楽鳥花の組み合わせで、神秘的なアレンジでしたね。

 
 鳳凰竹は華奢な見かけですが、ササではなくタケであり、頑健で、病害虫に強く、刈り込みに強く、なにより密に葉っぱが茂るので生垣・目隠しに使われる。若い棹にはタケノコの皮が残るが、しばらくすると落ちる。棹は黄緑色で地下茎は余り伸びず、株立ち状に直立する。広範囲わたって繁茂することがないのもこうした南方系のタケの特徴。タケノコは一年じゅうできるが、6~9月が多め。とのことでした。どんどん生えて密集していくのね、、タケノコの出た部分を株分けできるらしく、分けて鉢植えも可能のようですね、

園庭では段差のある上庭の端のところに植えてあります。生垣のような役割だったのでしょうか?今は随分と高さのある塀みたい、ぎゅっと密集して生えているので向こう側は何にも見えませんね。

右側にヘーゼルナッツ、すぐ後ろに桜、その向こうに欅、ずっと奥にはせんだん、さらに奥には教会の塔が見えます!

 
 新年2回目の日曜日は良く晴れた日、青空が澄んでいましたね。
能登半島地震の停電や断水が続き、避難生活を余儀なくされている方々もたくさんおられます。教会でも被災した石川県の教会の支援が始まってきていました。まだ余震も昼夜あり不安の中に居られる方がたに主の支えと助けがありますようにと、教会に集まった皆で祈りました。


2024年1月7日日曜日

2024 01 07 万年青(おもと)

 
 2024年1月1日 能登半島地震の恐怖と不安から始まる年になりました。避難を呼びかける報道が続き、関係者の無事を祈るメールが飛び交い、何ができるのか、どうしたらいいのか、無力さを思い知りました。傷あるところに神様の癒しと慰めがありますように祈り求めることから始めます。

  新年はじめの聖日礼拝は 新年成人祝福式礼拝でした。其枝幼稚園を卒園され20歳に成長した方々が礼拝に招待され、祝福式を行う毎年恒例の式典!

 久しぶりに顔を合わせ、礼拝後の同窓会でもアルバムを見たり、懐かしい思い出話をしたり、成長したそれぞれの人生、この先の希望、恵み豊かな時となったことだと思います。

今週報の花、万年青(オモト)は葉が常緑で、衰えず長寿であるという意味を持ちます。

 漢名では万年青と書きますが、和名では株が太いことから“大本”と呼ばれたり、江戸時代には老母草(おもとぐさ)と書いていたそうです。常緑の葉を老母に、赤い実を子に見立てて、老母が子を抱く姿に見なして“母人”(おもと)に由来する、、など、名前の由来には諸説あるとのことでした。

西日本に多く自生状態で生育し、観葉植物としても鉢植えで栽培される。万年青栽培の歴史は三百数十年とも五百年とも言われる古典園芸植物の一つだそうです。

古典園芸植物(こてんえんげいしょくぶつ)とは、江戸時代に日本で育種、改良され、独自の発展を遂げた園芸植物、また明治時代以降でもその美的基準において栽培、育種されている植物の総称という事、現在、公益社団法人日本おもと協会に登録されている品種で1000品種を超えるほどあるとのことでした。

多数の品種を持つ植物では、新花の花合せ(花闘・品評会)が行なわれ。しばしば品種のランク付けのために番付が発行されたりするとのこと。オモトは1799年のものが最古のものとして確認されているのですって!

オモト(万年青)は株分けをして増やすことが可能で。子株を親株から割って育てることから、「割り子」とも呼ばれます。株分けするときは、子株から根が3本以上出ているか確認してから行うとよい。との事でした。


花ことばは (長寿) (母性の愛) (永遠の繁栄) (長命) (崇高な精神)です。

 花言葉からも縁起の良い植物といわれており、様々な贈り物に最適といわれています。

お祝い感、満載の新年と成人祝福式にとってもピッタリの花だという事ですね。

教会ではホールにつながる小径脇に、

帰り道には通り過ぎる家々の玄関先に鉢植えの「万年青」いくつか見ましたよ。葉下の赤い実はよく見えませんでしたが,葉は青々と新春を彩っていました。


主の慈しみは決して絶えない

主の哀れみは決して尽きない

それは朝毎に新たになる    哀歌3:22.23