2024年3月19日火曜日

2024 03 17 曙椿(あけぼのつばき)

 

京都復興教会にはさまざまな種類の「椿の木」があります。
その数は…数えたことがないので検討もつきませんが

晩秋から寒中も、そして春は逸早く次々咲き次いで、桜を待つ間の庭を華やかにしてくれるほどの数という事!

種類もいろいろあるの上に、同じ種類の椿も点在していたり、本当にあちらこちらでみつけられます。

今回の主役は

「曙椿(あけぼのつばき)」

「曙」はやさしい雰囲気の淡桃花で早咲き系。 一重、抱え~椀咲き、筒しべの中~大輪で、 茶席に利用されることも多く、炉開きの頃から年内は丸く膨らんだ蕾が多く重宝されるとの事。

写真には写っていませんが確かに、つぼみはぷっくりと大きく存在感がありました!

そしてこの園にある「曙」は幹が2本連なっているように見えますが、植えたところから二手に分かれているので、実のところ1本のようです。立派な木です。

乙枝先生著書の「花こよみ」では
「ピンクの大型のあけぼの椿が沢山花をつけヒヨドリが毎日蜜を吸いに来ている」と1947年付けで記されている。。。???あれ?週報が作られるようになったのは1958年とあとがきにあったので、きっと1974年の間違いかもしれないですね~

…それでもおよそ50年前には、もうすでにここでたくさんの花をつけていたようで。

毎年季節が廻ると変わらず花をつけ、与えられた時を生き、だれが見るでもなく、だれが知るでもなく、ただ全うしていく姿に立派だなぁとしみじみ

「椿」全般の花言葉は、「控えめな素晴らしさ」、「控えめな優しさ」、「気取らない優美さ」、「誇り」

この中でも「誇り」、、「咲き誇る」という言葉が思い浮かびました。

能登半島地震の被災状況では、ようやく停電戸数が0になったということ、断水がつづいている地区はまだまだあること、ラジオのニュースで流れていました。困難の中にある方々に助けと慰めがともにありますように祈ります、

日曜日はレント第5の礼拝を迎えました。イースター礼拝まであと2週間です!



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