2024年8月28日水曜日

2024 08 25 青柚子(アオユズ)

 


礼拝前、受付に転がっていた実は「青柚子」。

礼拝後受付のあたりで宏子先生に
「教会の青ゆずです、いいかおりですよ~」と渡すと
「もうゆず出来ているんだね、本当にいいかおり」とニッコリ😊

「青柚子(あおゆず)」は果皮がまだ青いうちに収穫されたもので、10月下旬になり黄色かかってから収穫されたものは黄柚子なのです。青柚子は黄柚子に比べ香りや酸味が強く、薬味や調味料によく使われています。

  熟す前の7~8月に収穫が始まり、未熟での収穫のため、小玉サイズになります (ゴルフボールより少し大きい程度) キリッとしたキレのある酸味が特徴で、「ゆずこしょう」は、この青ゆずの皮と青唐辛子と塩を混ぜて寝かしたものなのです。

教会の「ゆずの木」は礼拝堂の東側ホールに続く小径にあります、今はまだ「ゆず」は葉と同じ緑いろをしていますので、よく見ないと見落としてしまいます。

左側にゆずの木、よく葉が茂っています!

次の写真の中に実が4つはあるのを見つけられますか?


この暑い夏、ゆずこしょう以外にも
おそうめんやぶっかけうどんの薬味にしたり、
卵豆腐やもずく酢など、冷たいものに合わせてもさわやかに香り立つ!
本当に万能ですね

 まだまだ暑い日が続きますが、そろそろ秋の雰囲気も感じられるようになってきましたね。この日曜日は8月最後の聖日、毎年「夏を送る感謝の夕べ・夕拝」が行われ、この日も夕拝に集められた方々で感謝の思い出が語られました!

 日々の感謝とはまた別の、この夏、直近1ケ月ほどの出来事を思い出しつつ、与えられた恵み、きづかされた主の業、一人ひとりの感謝がたくさん語られ、ともに笑顔もいっぱいのひと時でした。
 
 主の「恵み」は、その人の努力や、能力や鍛錬など関係なく、無条件に、しかも豊かに与えられているもの、素直にうけ、感謝できることはとても素敵なこと💖

本当に素敵な分かち合いの時でした。
来週からは9月。新しい日々を感謝しつつ歩んでいきたいです。
また様々な被災地の方々のためにも祈りつづけ、小さなことでも何かできますように。


2024年8月21日水曜日

2024 08 18 岩南天(いわなんてん)


イワナンテンそのものは日本にも自生しており、文字どおり岩場に見られ、ナンテンのような葉を持つという意味合いで命名されたという事ですが、

復興教会の「岩南天」は「西洋岩南天(セイヨウイワナンテン)」でどちらもツツジ科の常緑低木ですが、原産が違い、また育てやすさも違う別の種類だそうです。

教会の「西洋岩南天」の花期は4~5月。壺型の花が咲きます。

以前紹介した馬酔木の花と見分けがつかないくらいよく似ています。花の後にできる緑の実も今現在こんな感じですが、小さくて目立ちません。


 春には咲く花も釣り鐘型のかわいらしいのですが「葉」の存在感が強く、その後の実よりも、基本的には色とりどりの葉を「観賞するカラーリーフ」として扱われています。種類が豊富で葉色にバリエーションがあり、季節でその表情や色も変わり、お庭の雰囲気を変化させてくれる、そんなところが魅力かな。
 観賞用植物として公園などのグランドカバーなど、日陰でも構わず美しく育ってくれるところがとても人気があるとの事です!

 また暑さや乾燥には弱い植物なので。育てる際には「日陰で育てる」ことと「こまめに水やりする」ことがポイントだそうです。

 京都復興教会ではアーケードの向かい側、大きな芙蓉の花の株もとにあります。

花の目線で見てみると。。。こんな感じ

教会の門を通る人がよくみえますね😄

 セイヨウイワナンテンの花言葉は「気が多い恋」「若い恋人」「節制」だそうです。

この釣鐘型のお花の咲く植物には「毒」があるのです!

2024年8月14日水曜日

2024 08 11 ふよう

8月2週目の日曜日、

教会学校ではイエス様のしるし(奇跡)のお話が進んでいたのですが、今日からは旧約聖書に、「奇跡(新約聖書)」の話に入る前に学んでいたヨセフ物語のその続き(出エジプト記)に移りました。

 なんとも不思議な成長の渡りですが、赤ちゃんモーセの物語からの始まり始まりです!

 京都復興教会の教会学校は9時半~10時15分ごろまで、子供たちと保護者、どなたでも一緒に礼拝できます。


さて、今年も咲き始めました!  

ふよう(芙容) 

 芙蓉(フヨウ)はアオイ科の花木で、8月~10月の暑い時期に大輪の花を咲かせます。

大きく美しい花の大きさは10cmほどで、決して主張が激しいわけではないですが、花びらのふわふわとした質感が魅力!優しい雰囲気があり、どこか目を惹くような美しさを兼ね備えています。

昔から美人を「フヨウの顔」と呼ぶほどの例えがあったように、美人を形容する言葉として使用されることも多いとのこと。教会で咲いている「ふよう」はピンク色で、木の高さが2m以上はありますよ。大人の手のひらよりも大きな葉もたくさん!なかなか迫力のある大きさです。

花言葉は「しとやかな恋人」や「繊細な美」とフヨウの花姿がしとやかで、優美なことから由来しています。

 でもその花が咲いているのはたった一日だけ、あさからゆっくりと咲いて夕方にはしぼんでいます、そんな様子から、「美の儚さ」も想像できるという事ですが。。こんな小話もあったりします。。

 『この花がいけてある部屋に通されたときは、長居しないのが礼儀』

ものをあからさまにしない日本人の美意識 と説明にはありましたが、そんなあからさまなメッセージ部屋に通されたらお尻がむずむずしてしまいそうなのは私だけでしょうか😂

 小話はさておき、たくさんの蕾は毎日のように咲き次いで、1~2か月は楽しめるようです。芙蓉の花をたくさん咲かせるためには、日当たりの良い場所で育てることが大切で、ずっと日陰になるような場所では花つきが悪くなってしまうようです。また夏場は乾燥に注意する必要があり、冬場は耐寒性はやや弱いとの事、、

日当たりの良いところで、お水やりは欠かさずしたら、夏に美しい花を咲かせてくれる!という事です👌

教会の芙蓉は夏の間ずーっと、塔を見上げ咲き継いでいきます。


近くに「むくげ」も咲いていました!

めちゃめちゃ似ていますね!
茎や葉の形状、蕾の付き方、よくよく見ると違いを見つけられます! 
どちらが「ふよう」かわかりますか?


実は、むくげも「繊細な美」という同じ花言葉をもっています。

そしてこちらも、いけてあるとメッセージ部屋になるらしいですょ。


2024年8月5日月曜日

2024 08 04 ベアグラス

 


 ベアグラス

 カヤツリグサ科スゲ属の常緑多年草の「カレックス・オシメンシス」の「エバーゴールド」という品種だそうです。常緑で夏の暑さに強く、寒さに強く、日陰にも強いので、どこに植えても元気に育つとの事、なかなか万能ですね~

この葉の性質から、ハンギングにすると風に揺れてきれいという事ですが、地植えでもほかの植物とは違った葉形でいい感じに存在感があります!

 近くで見ると葉は細くシュッと鋭いけれども、離れて見るとなんともこんもり「マリモ」のようにかわいいですね。

 なんだろう。。なんとなくゆらゆらと揺れている葉っぱに、生き物のような、、今にもむくっと起き上がってきそうなかんじがするのは私だけでしょうか?

 そののほほんとした姿とは裏腹に、ベアグラスの「ベア」は「耐える」というギリシャ語から来ていて。ベアグラスはBear grassと綴られます。
 
 このBearは「熊」(名詞)ではなく「耐える・我慢する・曲がるなど様々な意味を持つ」(動詞)だそうです。切り込みや寒さに耐える性質を持っていることからという事でしたが、ベアグラスに限らず、植物って根を張り、天候にもその周りの環境にもずーと耐えて生きていたりしますね。。

 このベアグラスのふわふわした感じの葉が、刈り込まれることは想像がつきませんでした、実のところ新芽が出る前に、株全体をバッサリと刈り込むと、春に新芽が出てきて、綺麗にまとまり、見栄えがよくなるとのことでした。

 バッサリイメチェンして本来の美しさを保つといったところでしょうか😅

 「耐える」って聖書にもよく出てくる言葉です。

 「耐える=我慢」とおもっていましたが

 「耐える=負けずに持ちこたえる」という意味でもあります。

そして花言葉は「物静か」だそうです。

「物静かに負けずに持ちこたえる。」なんとも健気な葉っぱだったのですね😌

ひそかに応援したくなってしまいます。何を応援したらいいのかわかりませんが。。。

 この暑い真夏真っ只中、教会東側の小径はレースのようなフリフリの百日紅の花、その足元にこんもりベアグラスが風にサラサラ揺れて、「涼」をみることができますよ~ずっとここにいてね!