ベアグラス
カヤツリグサ科スゲ属の常緑多年草の「カレックス・オシメンシス」の「エバーゴールド」という品種だそうです。常緑で夏の暑さに強く、寒さに強く、日陰にも強いので、どこに植えても元気に育つとの事、なかなか万能ですね~
この葉の性質から、ハンギングにすると風に揺れてきれいという事ですが、地植えでもほかの植物とは違った葉形でいい感じに存在感があります!
近くで見ると葉は細くシュッと鋭いけれども、離れて見るとなんともこんもり「マリモ」のようにかわいいですね。
なんだろう。。なんとなくゆらゆらと揺れている葉っぱに、生き物のような、、今にもむくっと起き上がってきそうなかんじがするのは私だけでしょうか? そののほほんとした姿とは裏腹に、ベアグラスの「ベア」は「耐える」というギリシャ語から来ていて。ベアグラスはBear grassと綴られます。
このBearは「熊」(名詞)ではなく「耐える・我慢する・曲がるなど様々な意味を持つ」(動詞)だそうです。切り込みや寒さに耐える性質を持っていることからという事でしたが、ベアグラスに限らず、植物って根を張り、天候にもその周りの環境にもずーと耐えて生きていたりしますね。。
このベアグラスのふわふわした感じの葉が、刈り込まれることは想像がつきませんでした、実のところ新芽が出る前に、株全体をバッサリと刈り込むと、春に新芽が出てきて、綺麗にまとまり、見栄えがよくなるとのことでした。
バッサリイメチェンして本来の美しさを保つといったところでしょうか😅
「耐える」って聖書にもよく出てくる言葉です。
「耐える=我慢」とおもっていましたが
「耐える=負けずに持ちこたえる」という意味でもあります。
そして花言葉は「物静か」だそうです。
「物静かに負けずに持ちこたえる。」なんとも健気な葉っぱだったのですね😌
ひそかに応援したくなってしまいます。何を応援したらいいのかわかりませんが。。。
この暑い真夏真っ只中、教会東側の小径はレースのようなフリフリの百日紅の花、その足元にこんもりベアグラスが風にサラサラ揺れて、「涼」をみることができますよ~ずっとここにいてね!
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