2024年11月27日水曜日

2024 11 24 千両(せんりょう)

 


千両(せんりょう)はこちらのブログコーナーを引き継いではじめに紹介した教会の植物でした。あれからもうそろそろ2年になると思うと、本当に1日1週間1か月と、時の過ぎ行く速さが身に沁みます。
 この2年の間に、過ぎ去ったもの、新しく始まったもの、出来事は様々、。その時は永遠に先の見えない出来事のように思えたことも、今になればあっというまのことだったと思えますね。
 
 そして今現在に目を向けると、ずっと変わらない主の愛の中に生かされてたと知ることができます。まるで、この「千両」のように2年前と同じところで当たり前のように実を結んでいます。


 この日曜日は教会でいうこの年最後の日曜日だったのです。というのも教会の1年はクリスマスの準備期間であるアドベントから始まるので。来週の日曜日が教会の新しい1年の始まり最初の日曜礼拝となります。
 夏の終わりも年末もそうですが、最後とか終わりの日には今までの日々の感謝を心に覚えて終わり、主がともに居られる事、心に希望を見つつ新しい日を迎えたいです。

 千両の花言葉は、「利益」「富」「財産」「裕福」「恵まれた才能」など
縁起の良い言葉がたくさんですね!

 ところで「千両の花」6月に咲いていましたよ~


近づいてみると




 想像できる花の姿ではありませんね

 花弁や萼のない子房のみの花です、子房の外壁には黄色い葯のある雄しべが一つずつあり、受粉後は茶変するという事で。。華やかさは全くありませんし、これがは花だと認識できる人は少ないのではないでしょうか?
 
  でもでもその数か月後には愛らしい実を結ぶのですね。
 
「主の慈しみは決して絶えない
 主の憐れみは決して尽きない
 
 それは朝ごとに新たになる
 あなたの真実はそれほど深い」哀歌3;22~23








2024年11月19日火曜日

2024 11 17 山茶花(さざんか)

 


 サザンカは漢字で「山茶花」と表記されますが、ツバキの中国名「山茶花(さんさか)」が誤記により「茶山花(ささんか)」になり、それが訛って『さざんか』になったとも言われて、学名も英名もサザンカ(sasanqua camellia)です。
 別名では「山ツバキ」「小ツバキ」「油茶」「カタシ」「山茶」「梅茶」などがあります。 「油茶」はツバキと同様種子から油を搾るからで、「カタシ」はサザンカ油の呼び名からきています。

 古くから庭木や生け垣として利用されてきた日本原産の常緑小低木で。10~12月枝先に花径5~8 cmの大きな5弁花をつけます。同じ科のツバキ(椿)によく似ていますが、ツバキの花は花全体が落下するのに対し、サザンカは花びらが一枚一枚散るのが特徴。また、山茶花の葉は裏返すと細かい毛が生えていますが、椿にはほとんど生えていません。葉の縁の鋸歯も、山茶花のほうが深いとの事ですが。。山茶花と椿は、お互いを交配してつくられた園芸品種も多数存在していて、山茶花と椿の両方の特徴を受け継いでいる花も少なくありません。見分けることができない品種もあるのですって。

さらに似ていることといえば、種子に60%の油を含んでいるので、ツバキ油と同様に油が搾取出来、軟膏の材料に利用されています。葉を煎じた液は香りがよいことから洗髪に使われるほか、お茶と混ぜると甘味が出るといわれています。

こんなに似ているのになぜ品種をわけたのだろう??

花言葉は「ひたむきさ」や「困難に打ち勝つ」などで。寒さの中でもけなげに咲く姿が、こういった花言葉を生み出しているのかもしれません。

 椿の種類もたくさんある京都復興教会ですが、山茶花も敷地内に点在していていろいろみることができますよ~といっても早咲きの椿はもう咲き始めていたりするんでどちらが椿でどちらが山茶花なのか、見分けるのはむつかしいかもしれませんね。

でもどちらも今頃からさくらが咲くまでの間、華やかに教会を彩ってくれる大切な存在なのです。

 隣接する そのえだ幼稚園は今秋「創立70周年感謝のつどい」が催されます。70年の中で成長する子供たちをずっと見守って、ともに主に生かされているこの木々、ここの自然は本当に素晴らしいです。この素晴らしい園がこの先もたくさんの人々に愛され続けるところであるように祈ります。。

2024年11月13日水曜日

2024 11 10 ほととぎす

 

 ホトトギスは
日本の特産種で主に太平洋側に自生するゆり科ホトトギス属の多年草です。

日陰のやや湿った場に見られ、葉のわきに、直径2~3cmで紫色の斑点のある花を1~3輪上向きに咲かせます。若葉や花にある斑点模様が、鳥のホトトギスの胸にある模様と似ていることからこの名になりました。

また「油点草(ユテンソウ)」という別名も持っており、漢字が表すように油を落としたときにできるシミのよう模様が葉にあることが由来となっています
英語では「Toad Lily=ヒキガエルの百合」の名が付けられていて、こちらもヒキガエルの模様に由来しているようです。

ホトトギスの学名は「Tricyrtis hirta(トリチルティス ヒラタ)」と表記します。
花弁のうち3枚には袋状のふくらみがあり、「3つのふくらみ」という意味を持たせた「Tricyrtis」と、さらに葉や茎に短い毛が生えていることを表す「hirta」というギリシャ語が学名の由来となっています。

目立たない大きさで、ユリの花のミニチュアのような感じですが、なかなか個性的です。日本に自生するホトトギスの仲間は10種ほどありますが、色味も形もさまざま、小さくて、ビビットな色使いと模様、繊細な造形は、まるで海の宝石「ウミウシ」ににてるなという感じです。


ホトトギスの花言葉は「永遠にあなたのもの」「秘めた意志」「永遠の若さ」
だそうです。

 教会アーケード向かいの植木足元にちらほら上向きに咲き並んでいく花はろうそくの「ともしび」のようにみえますよ~







2024年11月6日水曜日

2024 11 03 見返草(みかえりそう)


 「見返草(みかえりそう」は夏から秋にかけて、淡紅色のブラシ状の花を咲かせるシソ科の落葉半低木で、日本固有種です。草のように見えますし、「草」と名のっているにもかかわらず。茎が木質化するので正しくは「木」だそうです。

別名は「糸掛草(イトカケソウ)」こっちも「草」扱いですね😁

暑さ寒さに強く丈夫で、本州の山地に広く自生し、今の季節に花を咲かせます。

人が振り返って見るほど花がきれいだとして名前がつけられたと言われています。。。

「猫じゃらしのような花」というのが初めて見たイメージだったので、枯葉ばかりの山の中で群生咲きしていたら振り返ってみるほどきれいなのだろうな~。

11月3日は「文化の日」。国民の祝日です。

文化活動や芸術、学術の奨励「自由と平和を愛し、文化をすすめる」ことを目的に1948年制定されました。明治天皇の誕生日であるこの日が、戦後「文化の日」として新たな意味を持つことになった歴史的経緯があります。

 京都復興教会では教会や幼稚園につながる小学生までの子供たちが20人ほど集まり、大人とともに子供祝福式礼拝が捧げられました。

 お昼はおいしいおうどん愛餐会があり、心地よい秋の日曜日、大人も子供も平和で救いの愛に満ちたひと時でした。

「見返草」の花言葉は「詩的な愛」だそうです。

 以前この秋に詩編を読むのはいかがですか?一日5編読んで30日で150編読み切れると書きましたが...一日5編ちょっと多いかな~。なんて話をしていたら

 箴言(しんげん)は全部で31章。こちらなら一日1章ですよ!と言ってくださったkさん😊

箴言には神から知恵を授かった賢人の言葉が連なり、こちらもまた秋の夜に様々思いを巡らしますよ~!