2025年1月31日金曜日

2025 01 26 ヒマラヤ杉

 


幼稚園園舎東天紅の前庭に高く伸び行く杉です。

ヒマラヤ杉(ヒマラヤシーダ)マツ科ヒマラヤスギ属の針葉樹

学名: Cedrus deodara 

 スギといえどもスギ科ではなくマツの仲間で、ヒマラヤ北西部からアフガニスタン東部の温帯地を原産とします。日本には明治12年に渡来しました

 学名のCedrusシダーは「香りのよい木」、材に香りのある木全般をいうが、誤ってスギと翻訳したことからヒマラヤスギと名付けられたという事、そして学名の,deodaraデオドラ は「神ノ木」の意味で,エジプトではこの材で棺を造り,これから採ったシーダー油をミイラ保存に使ったといわれます。また,ユダヤでは男性が生まれるとこの木を家の前に植える習慣があるそうです。

 樹齢も長いものでは300年とか言われていて、とても大きくなることから公園、学校、官公庁、団地、工場、寺社など広い場所を確保しやすい公共の場に植えられていることが多いという事でした。

緒形先生の「花こよみ」の中では「ヒマラヤシーダ」と紹介されていて…

以下{花こよみより}

『ヒマラヤシーダ(1959)』

「 メタセコイヤや樅(もみ)などと一緒に京大農学部苗園から移植された時は1本70円の小苗であった。5本のうち1本は枯れての残り4本は割合成績よく育っている。毎年仲間兄が周囲を掘って寒肥をやってくださっている。雪国生まれのこの樹は強くて姿も良く、いたるところで見られる木であるが、市役所や裁判所前にあるような堂々と枝を存分に伸ばした美しい姿に育てるには半世紀を要するだろうしS・S幼稚園の子供たちが教会の中心になる頃の事をふと考えてみる。そして、主来ますことがもし遅くあらばーリバイバルが幾度も我らの園を訪れねばならないし、信仰の遺産をしっかりと受けつがなければならない  」

 この樹には、以前カラスが巣をつくったことがあります。木のてっぺんにあったらしくあひる組さんから少し観察することが事ができたという事でした。

この樹は長い樹齢の中で信仰の遺産を受け継ぐ幼稚園の指針として、また命を受け継ぐ役目として生きているのですね。

京都復興教会の復興は「リバイバル」という意味で、そんな意味を含む樹であったのですね。以前も今もこれからも!

2025年度の聖句は

「御心を行い、その業を成し遂げる」(ヨハネ4:34)です

成し遂げられるその業とは?御心とは? この2025年、人それぞれどんな思いを与えられるのでしょうね。。。


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