2025年2月26日水曜日

2025 02 23 福寿草(ふくじゅそう)

福寿草(ふくじゅそう)「福寿(幸福と長寿)」の草の意。キンポウゲ科 / フクジュソウ属

 旧暦の正月(2月)頃に咲き出すことから、新年を祝う花として、いろんなおめでたい良い名前がつけられたものと思われる。

地面から蕾が生えてきていきなり花が咲く。「フキノトウ」ととてもよく似ています

この時期に咲く花の代表みたいに言われていますが、街中でこの花はあまりみることはないのでは?

復興教会でも咲いているのはこの場所だけです。その場所は其の枝会館のお庭の片隅。昨年星組さんのテラスを広げる工事があって、ちょうど福寿草の上らへんだしお花はなくなっちゃったかな~…と気にはなっていたのです。

前回の「侘助」の写真を撮影がてらそろそろ福寿草の??なんて、さがして見ると

ひょっこりと蕾が!!

テラスを支えるコンクリートの土台のすぐそばに!!その近くにも!

転々と咲き始めていました!
なくならなかった!!よかった~😂

テラスの下で今までとは違う環境にもかかわらず根付いたところから新しい蕾をだして、これから花が咲き葉が茂り、茎も伸びていきますね!楽しみです。幼稚園の幼い子供たちもまた、この花を見て笑顔になるのだろうな~💕

 

2025年2月19日水曜日

2025 02 16 わびすけ

 

「わびすけ」という名の椿です

以前、「白侘助」という名の椿を紹介したことがあります。

ツバキの種類は約250種類以上あり、品種数は5000種以上あるといわれています。
種類によって花色や咲き方などは違い、「わびすけ」には定義なるものがあったりします!

1.ウラクツバキそのもの、あるいはウラクツバキ(‘タロウカジャ’=‘ウラク’)から生まれたものであること(ウラクツバキ、ウラクツバキの子、ウラクツバキの子孫)

1.葯(やく・雄しべの先端の花粉を作る器官)が退化して花粉を作らないこと

この2項目を満たすものが「わびすけ」ということらしいです。

この有楽椿(ウラクツバキ)とは、室町時代(1338年~1573年)頃に中国から輸入されたツバキ属の原種と、日本のヤブツバキとの間にできた珍しいツバキと云われています。

 “有楽椿うらくつばき”の名は、東京の有楽町の地名でも知られる織田信長の実弟の織田有楽斉長益(姪っ子が淀君)が茶席の花として愛用したことに由来し、京都では有楽椿、江戸では“太郎冠者(たろうかじゃ)”の名で呼ばれています。

そしてこの「ウラクツバキ」は侘助の種類の一つとの事。。😵

えーっと

まとめると、、

侘助はウラク椿そのものか、もしくはその子孫であること、

ウラク椿は侘助の種類の中の一つだという事。。あーややこしー

こんなに小さくてシュッとした非常にシンプルで控えめな美しさの椿なのに品種と分類がなんだか謎です。。

侘助の花言葉は「簡素」「控えめ」「静かなおもむき」「慰めてあげます」などです

隣には白侘助が咲いていましたよ。
千利休も織田有楽もが愛でた椿がここ復興教会でも見られますよー!昔も今も、美しい花を皆が誰でも愛でることができるという事です。

来週の日曜日にも礼拝の中であかしが語られます!「あかし」もまた皆が誰でも受けることのできる神様の恵みの分かち合いです。お楽しみに~!

2025年2月12日水曜日

2025 02 09 ろうばい

 

  


「ロウバイ」はまるでロウ細工のような黄色い花を咲かせ、新春に香り高く花を咲かせる貴重な存在で中国原産の落葉低木です。開花期以外はあまり目立ちませんが。中国では、ウメ、スイセン、ツバキとともに、「雪中の四花」と言われています。

英名ではその香りのよさから「ウインタースイート」と呼ばれていたり、

観賞用として庭園や公園に植栽される、黄色いウメと勘違いされやすいがウメの仲間(バラ科)ではないとの事でした。

 その花言葉は「奥ゆかしさ」「愛情」「慈愛」などがあります

「ロウバイ=蝋梅」という名前の由来ですが、

①蝋細工のような花にウメに似た香りがあることから、

②開花期が旧暦12月の「蝋月」にあたることから、

③花の色が蜜蝋(ミツバチの巣を作る蝋)に似ていることから、

と、諸説あります。


てっきり「ロウバイ=老梅」だと思っていたのですが、こちらは「年数を経た梅の木」という事で。。

そもそもの花が違いましたね😅


 復興教会の敷地内では、このロウバイの花が点在していて、かぐわしくあちらこちらで香り立たせています。満開です💛

香りといえば。。

新約聖書の中では香りについてこんな箇所があります

「キリストを知るという知識の香りを漂わせてくださいます。コリントの信徒への手紙2 2;14 」

この教会は花々のかおり高く、またキリストを知るという知識の香りも漂っているところなのですよ~!

創立記念月間 次の日曜日には礼拝の中で「あかし」があり、キリストの香りがさらに咲き立ちますね。

「香油も香りも心を楽しませる。友人の……  箴言27;9」

2025年2月5日水曜日

2025 02 02 ローズマリー

教会のローズマリーは駐車場の片隅にあります。立ち性とほふく性を兼ねたような樹形ですがなかなか立派でとても爽やかな香りです。


ローズマリーは、地中海沿岸地方原産で、シソ科に属す常緑性低木です。

小さく細長い葉に甘く爽快で力強い芳香りのあるのが特徴。花色や葉色などのバリエーションが豊富なのも魅力の一つで、種類により立ち性、ほふく性、その中間の樹形があります。どのタイプも常緑で、秋から春までたくさんの小さな花を咲かせ、日向でも日陰でも育てやすいハーブです。

生葉や乾燥葉は香辛料、薬(ハーブ)として用いられていますが、特に肉料理との相性がよく、香りづけや臭み消しに使われます。花も可食で、水蒸気蒸留法で抽出した精油は、薬として利用されてます。

また、高い抗酸化作用や血行促進作用を持っていて、美容や健康のために積極的に取り入れたいハーブですが、ローズマリーの使用を控えたい人もいます。刺激が強すぎるので、妊娠中の人や高血圧の人は注意が必要で、さiらに、授乳中の人、小さい子ども、てんかんのある人は使用してはだめです!

その他、ペットを飼っている場合も注意しなければなりません。犬には問題ありませんが、猫にとってローズマリーは有毒なので、使用する場所に猫を入れないようにするなどの配慮が必要になります。

わたしにとってローズマリーは大好きなハーブで、いつでも使えるように我が家にも、わさわさ育っています。樹形を考えて立ち性を植えたはずだったのですが、育つにつれてほふく性が頭角を現し、ホラー映画のようにお庭を侵食していっています。。日常は主に調理で使用しますが、化粧水やヘアトリートメントや虫よけスプレーなど幅広くのいろんなことに活用できます!

化粧水ではハンガリーウォーターが有名で、その主成分はローズマリーです。

花言葉は「追憶」「思い出」「記憶」「貞節」「変わらぬ愛」「誠実」「親切」「私を思って」「静かな力強さ」「あなたは私を蘇らせる」などたくさんありますね。それほど身近な植物なのだろうと思います。

教会では2月は創立記念の月です。この山科の地で教会が復興されたのは今からおよそ80年前!

京都復興教会のこの「復興」ですが文字通りの意味は、一度衰えた(こわれた)ものが、再び盛んに、また整った状態になること。また、そうすること意味します。

この復興はリバイバルの意味も含まれます、リバイバルとは一般的にはすでに廃れてしまった物や、停滞してしまった物が見直され、もてはやされることを意味しますが、 キリスト教においては、原点「キリスト」に立ち返ろうとする動きのことをいいます。

一度壊れたもの、衰えたものが再び整った状態になるためには、キリストに立ち返る事が大切だと。

この教会の名は体を表しているのだと考えさせられる2月(創立月間)が始まりましたよ!!