今週の植物は「ローズヒップ」、ヒップはバラの果実を指し、薔薇(ばら)の実のことです。写真は、ノイバラのローズヒップで赤くて小さな実が葉っぱの落ちた枝にたくさん付いています。ノイバラは別名「野ばら」とも呼ばれ、バラ科のつる性落葉低木で沖縄以外の日本各地の山野に自生しています。花は初夏に5弁の白い花が咲きます。
其枝幼稚園の校舎出入口の近くにある今は枯れてしまった枝垂桜の根元にあり、棘のついた枝に1センチくらいの小さな実がたくさん付いています。バラの花言葉は「愛」など色によって多数ありますが、ノイバラの花言葉は「素朴な愛」素朴な花の印象からきている以外に「才能」「詩」などがあり、こちらはノイバラがゲーテ文学のモチーフになったことから来ています。ローズヒップ自体の花言葉もあり「無意識の美」となっています。
ローズヒップはクリスマスリースの飾りとして用いられる以外に、ビタミンCや植物繊維が豊富なためハーブティーの一種としてローズヒップティーとしても好まれているようです。また、ローズヒップオイルは食用油としてジャム、ジェリー、マーマレードの材料として用いられたり、スキンケアやサプリメントとしても用いられています。
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