その華やかで強い香りに誘われ、花が咲いていることに気が付く、寒風が舞う中、視覚より先立ち嗅覚に語り掛ける今週の花は「ろう梅」
「慈しみ」「ゆかしさ」「先導」「先見」など今日の成人祝福式礼拝に添えるとよさげな言葉を持つこの花は
ほぼ毎年1月のこの時期、週報に掲載されているほど、ここ京都復興教会では、在る事が当たり前の花で、私の冬にも必ずこの香りと花が存在しています。
緒形乙枝先生の書かれた「花こよみ」では1月9日にこう記されていました。
「ろう梅の種子を2つ福山市の槙田氏から送って頂いたのはS39年であったか。7年後のこの冬に初めて蕾をたくさんつけた。強い寒波来襲の正月であった。もの皆凍てつく中にろうばいだけが寒さを知らぬげに盛んに咲いている。強い福音の花である。(1977)
この時の種子の一つは「その枝会館」のお庭に植えられたのものではないでしょうか
もう一つはどこかわかりませんが。。じつのところ鼻を澄ませば、敷地内に幾本見つけられます
特に目に留まりやすい木は、其枝幼稚園の門と自転車置き場の間らへんに。。
ありますあります。コロンと愛らしい「鶯ボーロ」のような蕾がたくさんついています!まだ咲いていないので特にきづかれてはいないはずですが
今年もまたその香りに引き寄せられる日は近そうです!
「いくとせかわが小庭べにろう梅の初花咲くを待ちわびしかな」~花こよみ 緒形乙枝著~より
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