2023年1月23日月曜日

2023 01 22 スノードロップ 

「森は生きている」という題であったか確かではないのですが、アニメ映画で初めて知った

マツユキソウという名前の植物。

幼い頃の私にとっては、見たことも聞いたこともないどこか外国に咲く草花で、どんなに特別な花なのだろう?と憧れに近い思いを抱いていたのが今週の花

スノードロップ(和名マツユキソウ)です

その実物をはじめて見たのは大人になってから。日本から遠く離れたイギリスの地でした。多分3月ごろだったかな~

その地で知り合ったヨーロッパ北部出身の友人は「地元ではイースターに咲いている花。その花下にはイースターチョコエッグが置いてあって、見つけるのが子供の時の楽しみだった。大人になった今でもスノードロップを見つけるとついついチョコを探してしまうのよ」

なんて話をしてくれました。その習慣可愛い!花も可愛い!さらに心とらえられ。そのチョコエピソード頂き!と心にとめつつ、でも日本ではそうそう見かける花でもなかったのです・・・・・・それが

「え!?何でここに??」

数年前、教会の敷地内で咲いているのを見つけたときは、その愛らしい花にまた会えた驚きと懐かしいイギリスの思い出がよみがえったりと、うれしい気持ちいっぱいになったことを思い出します。

今、咲いているのは深谷先生が植えられたものだと聞きましたが。なんと乙枝先生の「花こよみ」2月のところで記されていたのです、それも1977年付けで…

えー!!私がアニメ映画を見るよりもっと以前からここにあったのですか!

当時からのものは絶えてしまったと思いますが、調べてみると日本には明治の初め頃には入ってきていたようです、とても愛らしい花ですが全国各地で普及していたとは思えない…

手のひらに隠れるほどの、こんなに小さな草花にも心を寄せられたのだな~。日本では咲く時期が違うのでイースターチョコエピソードは叶いませんでしたが、さらに思い出深い大好きな花となりました。

こちらの写真はイギリスでのエピソード当時のもので、そこいら一面に美事な群生でした。


「森は生きている」

気まぐれな女王が、真冬に4月の花マツユキソウをほしいといいだし、国じゅう大さわぎ。継母の言いつけで吹雪の森に分け入った少女は、12の月の妖精たちに出会います。スラブの民話をもとにつくられた話





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