2023年8月29日火曜日

2023 08 27 芙蓉(フヨウ)

 

十字架のある塔を見上げるように、芙蓉の花が咲き始めた8月最後の日曜日。

じりじり太陽の日差しが痛い暑い暑い日となりました。

フヨウ(芙蓉)は、暑い夏の盛りにピンクや白の大輪の花を咲かせるアオイ科の落葉低木ですが、ここのは2m以上はありますね。。。低木なのかな。。?

そして10~15cm程度の大輪の花が8月~10月に開花します。ひとつひとつの花は一日花で、朝に開花し夕方にはしぼみます。つくつく法師の鳴き声を聴きつつ。。「お花しぼんでるけど。。」なんて思いつつ撮影したのは午後4時頃だったと思います。

古来からフヨウ(芙蓉)の花の優しい花姿は、しとやかで美しい女性の例えられ、花言葉の「繊細な美」「しとやかな恋人」はそのことにちなみます。

これからの季節に向けてどんどん咲いて行きますよ~!

咲き終わった後に実がはじけ、種が見えた状態もはじけていない実が乾燥したものもドライフラワーのごとくクリスマスリースの貴重な材料として欠かせないです

幼稚園舎の方にある芙蓉の木はこんもり2つのお山のようの大きくてまだ開花してなかったけど蕾はいっぱい!毎年見ごたえのある芙蓉山となっていますよ😀運動会前に切られお山ではなくなってしまうこともあるかもしれませんが。。。この酔芙蓉の花はふんわりとドレッシーな姿なのでとても楽しみです💝


8月最後の日曜日の伝道夕拝は「夏を送る夕べ」と題して、この夏のそれぞれの恵みをわかち合うひと時があります。毎年の恒例ですが、その夏の恵みは一人ひとりにとって、とても新鮮な出来事で、聞く者にとっても新鮮なめぐみと喜びがあると思います。

この夏、心に残ったことはありましたか?感動したことはありましたか?喜びを感じることはありましたか?

9月はもうすぐそこです。十字架を見上げる「教会の芙蓉の花」のように、日々の恵みが大きくても小さくても、見上げた十字架とともにある事を覚えつつ新しい季節に向けて歩み出たいです!




2023年8月22日火曜日

2023 08 20 丸葉萩(まるばはぎ)

 

立秋を過ぎても、秋の雰囲気は全く見えない暑さ厳しい日々、あと数日で子供たちの夏休みも終わり2学期がもう始まります!

京都にいてると8月16日の「大文字の送り火」が終わるとなぜだかすっかり夏が終わったー!という気分になってしまうのです。が。。。

今年のこの猛暑!

汗をかきつつ目覚めるたびに「夏はまだつづくのか?」と思う今日この頃です。

ですが、今週の花は「丸葉萩」(まるばはぎ)、は「萩」(はぎ)の字に「秋」が付くように、ハギ属は日本の秋を代表する植物の1つで、「秋の七草」にも入っています。

教会の丸葉萩(まるばはぎ)は、青々としたまぁるい葉がとてもかわいい秋の花で、目下たくさん咲き、ヤマトシジミチョウがその蜜を楽しんでいましたよ。自然界の中では着々と秋に進んでいるのですね。


ピンクの小さな花よりも名のごとく、印象に残るのはまぁるい葉です。

まぁるい葉といえば、教会入り口門にあるユーカリも丸い葉で、何かの時にホールの机や受付当たりに飾られる小さなお花アレンジにも良く使われています。


愛らしい小花をつける丸葉萩もまたいい素材になるな~なんて思ったり!

「ハギ」属に共通する花言葉は「思案」「思い」「内気」「柔軟な精神」

あまり良くなさそうな言葉もありますが、悪いニュアンスではなく、人に贈るにも向くという事!

花の時期は8-10月頃まで楽しめるらしいので、9月何かの時には、礼拝堂のどこかでみれるかな~なんておもってしまいました😊

2023年8月14日月曜日

2023 08 13 ペチュニア

 

「ペチュニア」は、品種も多く、花の色や咲き方が多様な植物です。

現在では「ペチュニア」と呼ばれていますが、日本に渡ってきた当初は、「アサガオ」に似ていることから、「衝羽根朝顔(ツクバネアサガオ)」と呼ばれていました。

「ペチュニア」全般の花言葉は、「心のやすらぎ」「あなたと一緒なら心がやわらぐ」など素敵な花言葉だな。。

日曜日、子供の教会学校では、新約聖書から「生きた水を与えてくれる方」のお話、そして大人の礼拝では旧約聖書「アモス書」から「主を求めよ そして生きよ」とメッセージがなされ。どちらもとっても力強いメッセージでした。

先週から台風が接近しているから、お盆の帰省真っ只中、交通機関の計画運休があるとかなんとか、ざわついていますね!特に今日明日が山場ですね。

安全第一で被害がひどくならないことをいのっています。そして心落ち着かせて台風に備えたいです!

ハンギングや、プランターで育てられることの多いこの花ですが、幼稚園北門の花壇を乗り越えるくらい元気にさいています😉

本来は次々に咲き次いで、長いこと美しく楽しませてくれる花のはずなので

台風の雨風に頑張って耐えてほしいです。



2023年8月7日月曜日

2023 08 06 百日紅(さるすべり)

百日紅=さるすべり

文字の持つ意味と読みの持つ意味が違うという面白い名を持ち。

白く滑らかな枝に、緑美しく形の良い葉、レース編みを施したようなピンクの愛らしい花は「ひまわり」に次ぐ夏に咲く花の代表格ではないでしょうか?

花言葉は、「雄弁」「愛嬌」「不用意」など。真夏も暑さに弱ることなく、枝先に花を密生させて堂々とした咲き姿を見せることから、「雄弁」という言葉が与えられ、「愛嬌」や「不用意」は、「猿が滑るほどツルツルした幹肌だから」という名前の由来から生まれた花言葉とされています。

読み方が思っていたのと違うと印象が変わるのが面白いなと、そんなことを思いつつ、ふと思い出したことがありました。

聖書に出てくる人物の名前は日本語読みと英語読みとでは随分と違うのですよね。

ダビデはディヴィット、ペテロはピーター、ミカエルはマイケルなどのように、読み方?言い方?名前の訳?が違って、英語圏で聖書のお話を聞いていたときは誰のことを話しているのかわからない時が多々ありました。

しかも英語読みでは、同じ名を持つ方や思いつくキャラクターが、まぁたくさんおられること!耳に慣れてた名前に。聖書の人物と同じ名前なんだ!と勝手に親しみを覚えたりしていました

例えば

ペテロ=Peter(ピーター・ペーター) アルプスの少女ハイジに「ぺーター」いましたね

ルカ=Luke(ルーク) スターウォーズの主人公「ルーク」同じ名前です

マタイ=Matthew(マシュー) 赤毛のアンの「マシュー」

マルコ=Mark(マーク)、よくある名前ですよね

パウロ=Paul(ポール)、クロワッサンのおいしいパン屋さんと同じ名前!

など

一番衝撃的だったのは

ヨハネ=John(ジョン)

※ヨハネによる福音書の見出しは「John」なのです。

でも私にとってジョンは親しみのある名前で、

その昔、東さん家にいたおとなしくて、とても利口な犬の名前が「ジョン」だったから😊

百日紅からは話がそれてしまいましたが、英語圏には聖書にある名前が根付いているのだなと感じますし、日本にも英語読みで実はとうに耳慣れた名前になっていることに気づきます。

ふと幼い頃ジョンと遊んだことを思い出し、

東さん家には「ヨハネさんがいたのだな~」なんて言い方を変えてつぶやいてみました😍







2023年8月1日火曜日

2023 07 30 鹿の子ゆり(かのこゆり)

 

「鹿の子ゆり」学名のLilium speciosum(スペキオスム)は、なんだかハリーポッターの魔法呪文のようなサウンドですが、「美しい」と言う意味で、

夏の強い日差し澄んだ青空の下、教会の「鹿の子ゆり」は本当に美しく咲いていました。

花に紅色の「鹿の子絞りみたいな模様」が入る所から「かのこゆり」の名前が来ています。

鹿の子柄は、子鹿の背中の白い斑点をデザイン化した縁起の良い伝統的かつ稀有な和柄の一つで、絞りという技法で染められた布は可愛らしさと高級感を併せ持ち、着物だけではなく長襦袢、帯揚げにも用いられています。

鹿の子ゆりは「荘厳」「慈悲深い」「上品」などの3種類の花言葉を持ちます。

そしてその球根は食用にもなりますが、薬用としても、滋養強壮、利尿、咳止め、解熱、消炎の効能があると言われています。

美しくもあり薬効もある。その花言葉通りですね。


鹿といえば。。詩編42編の

「涸れた谷に鹿が水を求めるように 神よ、わたしの魂はあなたを求める。」

という聖書の個所があります。

讃美歌にもなっていて。美しいメロディだけれど、とても力強い、日本語でも英語でもたくさん賛美した歌です!教会学校では、小学生は子供讃美歌がメインで賛美していますが、中高科は新旧問わないゴスペルを賛美しているので、この歌もまた皆で歌えたらいいなーと

鹿の柄を持つユリを見て、思わず口ずさみました。

as the deer...~♪