2024年6月13日木曜日

2024 06 09 額あじさい(ガクアジサイ)

 



ガクアジサイは、小さな点々のような花が中心に集まって、その周りを大きな花が額縁のように囲んでいるように見えるアジサイです。

 周りの大きい花に見える部分は花ではなくガクで、中心の粒々のところが花です。丸い粒は蕾で、だんだん開いて雄しべと雌しべが見えてきます。

 小さな花をガクが額縁のように囲んで咲く姿から、ガクアジサイと呼ばれるようになったと言われたり、ガクが目立つので、ガクアジサイと名付けられたなどと言われています。

 花は土壌の酸度によって青みや赤みが強くなったりします。同じ株なのにその日の土壌酸度の違いで青やピンクやカラフルに咲くのは楽しい不思議です。

 幼稚園の園庭ジャングルジムの近くに咲いています

以前はこのあたりにボール型の回転ジャングルジムがあったのです。私も幼い頃、よく遊んだくるくる回る面白い遊具でした。

 回るだけではなく球体を外側から登ったり、中に入ったら宇宙船になったり、お家にしたり、時には海の上の陸の孤島になったり、タイムトラベルの乗り物に見立てたり、たくさんの不思議な体験を創造に任せて遊んだものです。こういうタイプの遊具は、いつのころからか危険な遊具みたいな扱いになって公園や学校からどんどん消えていきましたが、ここでは長いこと子供たちに愛され、大事な遊具として大切にされていたと思います、そして数年前に老朽化に伴い、とうとう取り去られました。

このガクアジサイも、大切にされ、たくさんの子供たちと遊んだ遊具のことおぼえているかな~。なんて想像しちゃいました😄         

ガクアジサイの花言葉は「謙虚」、梅雨の雨の中ひっそりと咲く姿から付けられたとの事です。

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