2015年12月27日日曜日

20151227ろう梅

今週は「ろう梅」、ロウバイ科ロウバイ属の落葉低木で牧師館前庭に咲いています。中国原産で唐時代に日本にやって来た時に蝋梅という名であったことや花が蝋のような色であること、また花が咲く時期が臘月(旧暦12月)であることから名付けられました。独特の花の色ですがその香りも良い匂いがします。写真の花は中心部も蝋細工のようになっているので「素心蝋梅」という種類と思われます。その他の蝋梅は花の中心部が暗紫色になっているのが特徴です。花言葉は「慈しみ」「ゆかしさ」「先導」など。正月に咲く花の一つで、私たちを楽しませてくれます。
 先週はクリスマスで教会にたくさんの方が来て下さいました。24日クリスマスイブのキャンドルサーヴィスには初めての方や近所の方も来て下さり救い主イエスキリストの生誕をお祝いしました。これらの方々に聖書のみ言葉が福音となりますようお祈りします。
 季節は冬至も過ぎ、日ごとに昼の長さが増していきますが、寒さは暖冬とはいえ厳しくなっていきます。新年は心も身体も新たな気持ちで迎えたいと思います。

2015年12月21日月曜日

20151220若菜椿

今週は「若菜椿」、ツバキ科ツバキ属の常緑樹で駐車場入口の左側にある3メートルくらいの大きな木に咲いています。若菜椿という名前は昔、若菜さんという方が緒形師の所に持って来られた椿が立派に育ったことから来ているそうで、京都復興教会独自の名前です。品種名としては絞り椿の仲間で江戸椿と思われます。白地にピンク色が絞りのように表れる美しい花です。週報にあった「和久井椿」は名前の間違いでした。椿の花言葉は「控えめな優しさ」「誇り」など。
 昨日はクリスマス礼拝があり、愛餐会の後、祝会が行われ、楽しいひと時を過ごしました。京都復興教会の祝会は幼児やCSの子どもたちと大人による合同の会で賛美歌や楽器演奏、朗読劇などが披露されました。最後には、子供達がお待ちかねのサンタクロースが子供達にプレゼントを渡し、お開きとなりました。私達の救い主イエスキリストの誕生が世界中の人々に、特に争いの中にあり傷つけられている人々に希望を与え、平和をもたらすことができますよう、心からお祈りしたいと思います。

2015年12月14日月曜日

20151213紅葉(モミジ)

今週は「紅葉」、カエデ科カエデ属の落葉広葉樹でカエデの中で特に美しく葉っぱが赤くなる種類をモミジと呼び、「イロハモミジ」がその代表です。写真の紅葉は教会入口の右側にあります。紅葉は種類を表す以外に葉が赤く変化することも指し、牧師館の前庭にあるニシキギなども紅葉しています。今年の紅葉は夏の猛暑と暖冬の影響で色づきが悪いように思います。モミジの花言葉は「美しい変化」「調和」「大切な思い出」など。
 姪の結婚式に出席するため京丹後市に行きました。同じ京都府ですが、日本海側にあり、JRで行くと結構時間がかかりました。キリスト教式で行われましたので、数十年前の自分の結婚式を思い出し、初心に戻ることができました。ちょうどカニのシーズンでホテルにはたくさんの人が泊まっておられ、改めて日本人のカニ好きを思い知りました。

2015年12月7日月曜日

20151206冬あざみ

今週の花は「冬あざみ」、キク科アザミ属の花で世界中には250種類ほどあり、日本だけでも100種類近くあるようです。春や秋に咲く種類が多くありますが、冬に咲くものもが「冬あざみ」と呼ばれ、冬の季語になっています。写真の花は、ホールの牧師室(応接室)の窓際にある百日紅の根元辺りに咲いています。薄紫色の花がまん丸に咲いており、葉はあざみ特有のギザギザした棘が付いています。この棘が昔スコットランドを守ったということから、スコットランドの国花となっています。花言葉は「独立」「報復」「触れないで」など。
 今日12月7日は24節気の「大雪」、雪が激しく降り始める頃という意味があり、北海道などでは猛吹雪が既に何回か来ているようです。今年はエルニーニョ現象により暖冬という予測がされていますが、寒波が到来すると日本中が冷蔵庫の中のように冷え切ってしまいます。12月は色々な行事があり、体調を崩さないようにしたいものです。

2015年11月30日月曜日

20151129千両

今週は「千両」、センリョウ科の常緑低木で其枝幼稚園北側通用門を入って左側に曲がるとトイレの向う側に赤い実がたくさんなっています。よく似た木で同じく冬に赤い実を付ける万両、百両、十両などがありますが、こちらはヤブコウジ科で種類が異なります。千両と万両の見分け方は、千両が葉の上に実を付けるのに対し、万両は葉の下に実を付けます。千両の実は目立ちやすいので直ぐに鳥などに食べられてしまいます。花言葉は「可憐」「富貴」「富」「財産」など。
 アドベント(待降節)の季節に入りました。教会暦では先週の収穫感謝日が一年の締めくくりで、アドベントが一年の始まりとされています。昨日の礼拝では一本のローソクに火が灯され、次週から一本ずつ増えて四本灯される時がクリスマス礼拝になります。だんだんとローソクの灯りが明るくなるのは希望の光が大きくなっていくように感じられます。明日からは12月に入ります。世間では年末の忙しい季節ですが、じっくりと一年を振り返り、来年の希望に思いを致す季節としたいものです。

2015年11月23日月曜日

20151122皇帝ダリア

今週の花は「皇帝ダリア」、キク科ダリア属で、ホール台所側から牧師館へ行く通路の右手、2メートルくらいの高さに淡いピンク色の大きな花が咲いています。皇帝という名は背が高くて威厳がある様から来ています。教会の花は支柱をちゃんとしていないのであまり高くありませんが、しっかり支柱をすると4~5メートルにも成長するようです。別名は「木立(こだち)ダリア」、メキシコ地方が原産地です。ダリアは一般には夏から秋に咲きますが、皇帝ダリアは日が短くなる11月下旬頃から咲き出します。夜間、照明が当たると咲かないこともあります。花言葉は「乙女の純潔」「乙女の真心」「優雅」など。
 今日は勤労感謝の日で休日です。土曜日から3連休で京都や奈良など紅葉を楽しむ人が一杯で、電車も道路も大変混雑していました。今年の紅葉は例年に比べるとあまり色づきが良くないように思いますがいかがでしょうか。また、今日は24節気の「小雪(しょうせつ)」、わずかながら雪が降り始める頃という意味です。北海道はだいぶ前から雪だよりが届いていましたが、京都もそろそろ雪の便りが聞かれる季節になってきました。

2015年11月17日火曜日

20151115乙女椿

今週の花は「乙女椿」、ツバキ科ツバキ属の常緑樹で、駐輪場の幼稚園側に薄ピンク色の花が咲いています。開花時期は一般には3月から5月頃の春ですが、少し暖かいためでしょうか、教会の乙女椿は今、乙女のようなかわいらしい花を咲かせています。椿は日本が原産地で学名も「Camellia Japonica」と日本の名が入っています。椿は色も形も種類がたくさんあり、乙女椿は大型八重の代表格でたくさんの花びらが重なるように付いて美しい形になります。花言葉は「控えめな美」「控えめな愛など。
 11月も中旬に入りましたが、暖かい日が続いています。パリではイスラム国による組織的なテロが発生し、大勢の方が亡くなり怪我をされました。許せない卑劣な行為です。フランス政府は非常事態を宣言し、戦争状態にあるということでイスラム国への空爆を強化しようとしています。戦争はどんどんエスカレートし勝者となっても大きな犠牲を払うことになるので、もっと良い解決方法がないかと思います。これ以上、無駄な争いが生じないよう祈りたいと思います。