2017年12月31日日曜日

20171231白南天

今週の植物は「白南天」、メギ科ナンテン属の常緑低木です。南天の実は赤色が一般的ですが、まれに変種として黄白色の実ができ、これが「白南天」又は「白実南天」と呼ばれています。南天の花は初夏に白い花が咲き、晩秋から初冬にかけて実がつきます。中国が原産地で日本の各地、主に西日本で多く見られます。南天は「難」を「転ずる」に通ずることから縁起の良い木として親しまれており、庭木として良く見かけます。葉っぱや実は生薬としても良く知られています。
牧師館の前庭にある「せんだん」の木の根元にあり、写真のように白い実の南天と赤い実の南天が並んでいます。
花言葉は「私の愛は増すばかり」「機知に富む」「良い家庭」など。

2017年12月25日月曜日

20171224ホーリー

 今週の植物は「ホーリー」、モチノキ科モチノキ属の常緑小高木で、別名「セイヨウヒイラギ」。若い枝につく葉っぱには棘がありますが、成長すると棘がなくなってきます。蝋を塗ったように艶やかな濃い緑色が特徴的です。花は4月から5月頃白い花が咲きます。秋には小さくて丸い果実ができ、冬になると真っ赤に熟します。棘のある葉っぱと赤い実はイエスキリストの茨の冠と流された血や苦悩を連想させることから「聖なる木」と言われ、クリスマスリースなどによく用いられるので「クリスマスホーリー」とも呼ばれています。よく似た木に日本在来の「ヒイラギ」がありますが、こちらはモクセイ科モクセイ属の植物で葉っぱの付き方や実が熟すと黒紫色になるなど全く異なる木です。
「ホーリー」は其枝幼稚園の其枝文庫出入口横にあり、高さは約3メートルくらいある大きな木です。
花言葉は「予見」「神を信じます」など。

2017年12月18日月曜日

20171217せんだんの実

今週の植物は「せんだんの実」、せんだん(漢字で書くと栴檀)はセンダン科センダン属の落葉高木で、京都復興教会のシンボル的な木です。教会前の道路から其枝幼稚園の方を見ると最初に見える大きな木がせんだんの木です。10メートルは超える高さがあります。5月~6月頃には薄紫色の花が一面に咲き誇り、良い香りがします。やがて秋になると下の写真のように2センチ位の楕円形の小さな実が枝一面に付き、冬になって葉っぱが落ちても実は残っており、太陽に照らされてキラキラ輝いているのが見えます。上の写真も良く見ると小さな実がたくさんあるのが分かります。せんだんの名はたくさんの実が枝に残って千珠(せんだま)のように見えることから来ています。
花言葉は「意見の相違」、どうしてこのような花言葉になったのか不思議です。

2017年12月10日日曜日

20171210ピッシャー

 今週の植物は「ピッシャー」、マツ科トウヒ属の針葉樹で別名「ドイツトウヒ」「オウシュウトウヒ」「ドイツマツ」とも呼ばれています。ヨーロッパ原産の常緑針葉高木でアルプスやスカンジナビア半島の山岳地帯で良く見られる木で大きいものでは高さ50メートルに達するものもあるようです。モミの木の仲間で若木は見分けるのが難しいようです。日本には明治の中頃に渡来し、クリスマスツリーの木として愛用されています。成長が速いため、庭木には不向きな木で、防風林や木材として良く用いられています。花は5月頃枝先に小さな花が咲きます。葉っぱは細長くて尖っており、マツボックリは松に比べて細長く10センチ位あります。
其枝会館前の其枝幼稚園出入口を入った所にある掲示板の後ろにそびえ立っている木が「ピッシャー」です。クリスマスシーズンになると夜に豆電球が点灯しますのでクリスマスツリーの雰囲気を味わう事が出来ます。
花言葉は「逆境の中の希望」「不運の中の希望」など。

2017年12月4日月曜日

20171203梅擬

今週の植物は「梅擬(うめもどき)」、モチノキ科モチノキ属の落葉低木です。枝や葉っぱ、花などが梅に似ていることや赤い実の付き方が小さな梅の実に見えることから名付けられました。花は淡紫色で5月から6月頃咲きます。9月頃から赤い実ができ、葉っぱが落ちても実は12月まで残っています。日本固有種で本州から九州に分布しています。赤い実は小鳥に食べられることによって発芽する仕組みになっていますが、山形や千葉では絶滅が危惧される植物になっているようです。赤い実が特徴的ですので、秋の季語になっています。
其枝会館の庭、真ん中辺りにあり、細い枝にたくさんの赤い実が2~3メートルの高さまで付いています。
花言葉は「明朗」「知恵」など。

2017年11月27日月曜日

20171126いちょう

今週の植物は「いちょう」、裸子植物でイチョウ科イチョウ属の落葉高木です。中国原産で日本には室町時代に植えはじめられ、病虫害に強い事もあって全国に広まりました。「いちょう」は恐竜時代に繁栄し、他の植物が氷河期に滅亡したのに対し、現在まで生き延びた貴重な植物で生きた化石と呼ばれています。日本では晩秋に全国各地で葉っぱが黄色く色づいて、紅葉に彩りを添えてくれますが、世界的には絶滅危惧種に指定されています。
境内のあちこちに咲いています。写真は其枝幼稚園の園庭にある「いちょう」です。10年程前までは教会入口から幼稚園に行く通路の右手に「いちょう」の木が並んでいましたが、大きくなり過ぎた事や落ち葉の掃除が大変なことから伐採されました。
花言葉は「荘厳」「長寿」「鎮魂」など。樹齢1000年を超えるものもあり、長寿であることから来ています。

2017年11月20日月曜日

20171119むべ

今週は「むべ」、アケビ科ムベ属の常緑ツル性木本植物です。天智天皇が滋賀の近江八幡でこの実を食して「むべなるかな」と言われたことに由来しています。漢字で書くと「郁子」や「野木瓜」、花は4月から5月頃、白っぽくて反り返ったような花が咲き、10月から11月に木通(アケビ)に似た実を付けます。最初は緑色をしていますが、熟してくると紫色に変化します。アケビのように自然に割れることはありませんが、鳥などが突っついて割れているのも見受けます。
其枝幼稚園園庭にある砂場を覆うように「むべ」のツルが繁っており、「むべ」の実があちこちになっています。毎年、園児たちは「むべ」の実を取るのを楽しみにしています。
花言葉は「愛嬌」。