七夕のうたにも出てくる“笹の葉”の笹(ささ)
「竹」も「笹」も植物学上は同じ分類で、 イネ目イネ科タケ亜科に属する植物となります。 どちらも地中に埋もれる茎を持ち、この茎でどんどん増えていきます。
また、成長すると茎が木質化して、組織が堅くなる木の特徴を持っていますが、 一度太さが成長しきると、そこから成長はしないという草の特徴も持っており、 「草」なのか「木」なのか植物学的な定義でも、いまだに明瞭になっていないのですって。
「竹」は比較的大型、「笹」は比較的小型とされていますが、 一番分かりやすい違いは、たけのこの皮にあり、 植物学的な定義として、
「成長すると稈鞘(かんさや/たけのこの皮)が落ち、稈(かん/樹木で幹にあたる部分)がツルツルするのが竹、生長しても稈鞘は落ちずにずっと残って茎を包むのが笹」だそうです。
「竹」の葉脈は格子状なのに対して、「笹」の葉脈は平行にのびて 、また、茎の節目から出る枝の本数にも違いがあり、 「竹」の場合は2本、「笹」の場合は5本程度出ている。 一ヶ所から沢山の枝が出てる場合は、笹の場合が殆どです。
花にも注目すると竹の花は120年周期、笹の花は60年周期で咲くといわれています。
どちらの花も見たことないですが、教会の笹の花はもしかしたら、1回は咲いたことがあるかもしれませんね。
「竹も笹も、切ったあとの水揚げが難しく、たとえ水にさしてもすぐ葉が丸まってしまうことが多いのです。
その笹の葉を使った、笹舟はこどもの頃の遊び道具としてよく作りました。幼稚園近くの川にかかった橋の上から落として流しては橋の下をくぐって誰の作った笹舟が一番に流れてくるのかハラハラドキドキしながら追いかけみていたものです。
また、笹の葉には殺菌・抗菌・防腐作用があるため、保存食としても優れています。
もち米はたんぱく質やでんぷんを多く含み、消化器系を丈夫にして体力を強化する働きに優れています。また、体を温める作用も高いので、冷え性改善も期待できます。
笹団子や笹餅、粽など5月から夏にかけておいしいお菓子ですね!
粽といえば。。。京都では7月1日からはじまっています。祇園祭!
他神事なのですが、なんと!キリスト教とのつながりがちらつくお祭りだったりもするんです!
実のところ、「祇園祭 キリスト教」なんてワードで検索をかけてみるとたくさんヒットします。中でも面白いな思った記事は保頭川下りの船頭さんの「祇園祭の謎」
【久慈力氏の著書『祇園祭の大きな秘密』の中で、
「祇園という言葉は、日本語でも中国語でも韓国語でも説明がつかない。インドの言葉で説明されても納得いかないだろう」
と述べています。
祇園、「ギオン」という言葉が古代ユダヤの「シオン祭」から来ているという説で、「シオン」とはエルサレムの別名で、ヘブライ語で「ツィオン」と呼ばれ、英語圏に入り「ザイオン」とか「ジオン」となり日本に来て「ギオン」となったというのです。】
なんてことが書かれていたり、私が知り合いから聞いた話では八坂神社の家紋の一つ「祇園守り」には中央に十字架があるとの事、今は巻物がクロスしたものだが、元々は巻物ではなく、黒い2本の棒がクロスしたもので、それはクリスチャン大名の家紋であったという説。
とまあ「笹」から祇園祭の謎説まで壮大に脱線してしまいましたが。。
お守りの粽よりお菓子の粽が好みで、祇園祭に行くときには大船鉾が見たいな!そして、いつか保頭川下りで船頭さいたに屋さんをお尋ねしたいと思いました😁
笹の花言葉は「ささやかな幸せ」でした
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