2023年10月18日水曜日

2023 10 15 金木犀(きんもくせい)

 

春の沈丁花、夏のクチナシとならべられて「三大香木」と称される秋の金木犀が、柔らかな甘い香りを咲き放っているこの頃、外に出ると、どこからともなくいい香りが流れていますね!!

キンモクセイの花言葉は「謙虚」、「気高い人」「誘惑」や「陶酔」

食品用の香料として使われていることも多く、キンモクセイの花をお茶に混ぜ込んだ「桂花茶」や白ワインにつけた「桂花陳酒」などが有名です。

キンモクセイの香り成分にはリラックス効果があるだけでなく、体内の酸化を防ぐ「抗酸化作用」があると言われています。鎮痛作用もあり、歯痛に使用されたり、うがい薬としても用いられているようで、低血圧の改善、不眠にも効果があるようでとても有能です。

おうちで咲いてる花を積んで洗い陰干しにしてお茶に、生花でシロップ、チンキをつくったり(高い濃度のアルコールに漬け、水やお湯で抽出できないハーブの有効成分を抽出する方法)自宅でできる様々な活用法もあるのですね!

以前「栃の実」の時に栃の実の焼酎漬けが打ち身や肩こりの湿布薬になると記しましたが。きんもくせいでも挑戦してみたいです。1年間通してこの香りをそばに置けるなんて素敵💓

ここの金木犀は、幼稚園の園庭南側に2本並んであります。そのうちの1本は新会堂建築の際に植え替えられたもので。以前は旧会堂の入り口脇らへんにあったような。。

旧会堂入り口へのゆるやかにカーブのかかった参道、その参堂脇芝生に置いてあった白いベンチに座り、金木犀の優しい風に包まれながら、友だちと夕方までおしゃべりを楽しんでいた学生のころをふと思い出しました。

今、そのベンチは金木犀の前にあって、きっと降園後の遊びの時などにはいろんなおしゃべりの花咲く場となっているのだろうな~。


2023年10月11日水曜日

2023 10 08 はぎ

 

「はぎ」は秋の七草のひとつ

「万葉集」には141首も詠まれていることから、古くから日本で親しまれた植物だといえます。花言葉は「思案」「柔軟な精神」「内気」「残酷」

刈り込んでも育成旺盛で晩夏から秋にかけて、小さくても形の良い可愛い花をたくさん咲かせます。

 🌱その根はマメ科独特の「根粒菌」を持っていることから土壌を肥沃にする性質があります。この根粒菌とは。。マメ科の植物の根っこに感染してこぶ状の器官を形成する土壌細菌の事です(別名:根粒バクテリア)

その働きは空気中の窒素をアンモニアに変換して、宿主植物に供給。見返りとして光合生産物をもらい共生、自然界の不思議といわれています。

畑や田んぼでレンゲやクローバーが咲いているのをよく見つけますが、育ってから刈り取り地中へすき込むことで「緑肥」となるのですって!!

耕す前の田んぼにレンゲが咲いている昔の風景、実はものすごい化学反応が行われていたのです!

「はぎ」もまたその根元で人知れず、すごいことしちゃってるんですね!!

幼稚園の園舎中央入り口らへん、以前は立派なしだれ桜のあった場所に生き生きと咲いています。しだれの古株が真ん中にあったはずですが。まったく見えないくらい「はぎ」で埋まっています!

日曜日の特別礼拝にも講壇に秋の花がかざられていました。コスモス・酔芙蓉・そして「はぎ」、朝晩の寒暖差が急につよくなってきて体調も崩しやすい時期ですが、教会の秋の草花は生き生き、冬に向かって元気よく咲いています!


2023年10月3日火曜日

2023 10 01 たますだれ

朝晩はだいぶ肌寒くなった今日この頃。夏と秋の入れ代わりの季節ですね。

うちでは半袖のパジャマか、長袖のパジャマか、毛布はいるのか、布団にするのか、

日々のいろいろプラス+ちっさな悩み、心地よい環境を整えるため良い方法がないものかと模索中です。

この暑さから寒さへと移り変わる時に咲いているのが「たますだれ」の花です。

その葉の形や花の感じから、水仙やスズランを連想してしまいますが。

春に花咲くではないのですね。

花言葉は『潔白な愛、清純の愛』『慎重』『繊細な心』

なんとも美しく、はかなげなイメージですね、その姿はキラキラ星のように愛らしく咲く花ですが、

タマスダレ(玉簾)はヒガンバナ科の植物なので植物全体に毒性があり、絶対に口に入れたらダメ!「葉」はニラに、「球根」はラッキョウやノビルなどに似ているので、タマスダレ(玉簾)を育てる際は、草姿が似ている食用の植物とは離れた場所に植えるようにしないといけないですね!!

ニラ・ラッキョウ・ノビルはそれぞれ独特のにおいがあるので、怪しいときは嗅いでみたらいいです。

幼稚園北入口門から園庭に続く道サイド、足元をかわいらしくキラキラ星の瞬きのように咲いていますよ。


食欲の秋、芸術の秋、文学の秋、どんな秋が始まりましたか?

来週8日「秋の特別礼拝」では「信仰の眼で読み解く絵画」シリーズの著者である岡山敦彦師をお迎えします!おうどん愛燦会も準備されています、食も芸術も文学も満たされる恵み豊かな日となる事でしょう✨

お楽しみに!!

って軽い感じになってしまいましたが。。

祈りとともに、お越しくださるのをお待ちしております😊






2023年9月26日火曜日

2023 09 24 彼岸花(ヒガンバナ)

 

春と秋、年2回あるお彼岸ですが。

春は春分の日、秋は秋分の日を中日としてその前後の3日間がお彼岸とされています。

日本ではこの日にお墓参りや法典を行う風習があり、お彼岸は仏教の教えをもとにした日本独特の伝統的な文化です。

内閣府の資料「国民の祝日について」によると、

秋分の日は「祖先をうやまい、なくなった人々をしのぶ」日と定められています。 つまり、秋分の日は「ご先祖様に感謝し、供養する」日ともとれるようです。

それが基になっているのかどうかは定かではありませんが、京都復興教会の合同記念礼拝も毎年この時期に行われていて。

この日曜日も教会に関係する天上にある信仰の先輩方を偲び、その写真とともに地上にある残された者たちも皆ともに礼拝を捧げる合同記念礼拝と納骨式が行われ、復活の丘のもとにある納骨堂には多くの人が訪れていました。

コロナ禍でなかなか来ることが叶わなかった方々も、ようやく訪れることができて、久しぶりの再会にあちらこちらで話も、花咲いていたように見受けられました。

彼岸花(ヒガンバナ)は、秋の彼岸の頃に開花することにちなんだ名前で、

ここの敷地内には毎年 赤・白・黄のヒガンバナを見つけることができます、昨日は咲き始めた赤い彼岸花を見つけることができましたが、白・黄色はまだ見つけられませんでしたね。

「赤色の彼岸花」の花言葉

情熱・独立・再会・あきらめ・悲しい思い出・想うはあなた一人・また会う日を楽しみに「情熱」は「赤」をイメージする言葉ですが、亡くなった人を偲び、別れを連想させる言葉が多いようです。

「白色の彼岸花」の花言葉

また会う日を楽しみに・想うはあなた一人「想うはあなた一人」は、長い茎の上にだけ花が咲き、その花が落ちてから葉が出る様子から付けられたと言われ、「白」の純粋なイメージと重なる一途な想いを表しています。

「黄色の彼岸花」の花言葉

悲しい思い出・追想・深い思いやりの心・陽気・元気 他の色の花言葉と違って、明るく前向きな言葉があります。


たくさんの花言葉がありますが、合同記念礼拝に特にピッタリの花言葉はやはり

「また会う日を楽しみに」ですね!

クリスチャンにとっての死は滅びではなく

イエス・キリストが十字架上の死を乗り越えて復活されたように、死後に天国で、先に召された愛する人たちと再会し、ともに神の無限の愛に包まれて生き続けるという希望なのですから。

 「イエスはいわれた。「私は復活であり、命である。私を信じる者は、死んでも生きる。」(ヨハネ11:25)

2023年9月19日火曜日

2023 09 17 やぶらん

 

和風庭園の下草や宿根草の寄植え素材でもお馴染みのヤブラン

名前にランとつきますが、ランではなく、ヤブのような場所に生え、ランの葉に似ているのが名前の由来で8月~10月になると青紫色の涼し気な花を咲かせます。

花言葉は「隠された心」「謙遜」「忍耐」です。

やぶらんの花が終われば秋が来て、花の後は実を観賞することもできます。

ここ復興教会や、幼稚園の敷地内を探せばあちらこちらですぐ見つかりますが、特に目立たず主張せず、謙虚に花を咲かせています。ヤブランの種子は、残った花がらに、前回紹介した「ぬばたま」と同様びっしりと真っ黒で艶のある黒玉種子を付け、シックな装いもまた乙なものですね。。。

駐輪場のあたり

幼稚園北門から入ったところ

礼拝堂裏

などなど
じっくり観察してみました。
小さな花も蕾も砂糖菓子のようで可愛いですね

そして今回初めて知ったことなのですが、

この根の部分は生薬となり、麦門冬(ばくもんとう)と呼ばれ、麦門冬は、乾燥したところをうるおしながら熱を取り、咳やのど・鼻孔・口の乾燥によいと言われています。

漢方薬の「麦門冬」、処方してもらったことあります!

聞きなれたお薬が、身近な植物からできていることを知るのは面白いですね!

この敷地内に数ある薬効の効果を持つ植物、ほかにもひっそり目立たず?まだまだ有りそうですね。




2023年9月12日火曜日

2023 09 10 緋扇(ヒオウギ)

 

夏にまだら模様の入ったオレンジ色の花を咲かせ、日中に咲き夕方に閉じてしまう一日花ですが、花期の間7月から9月ごろまでは次々と咲き続けます。


暑さ、寒さに強く、根や茎は生薬にもなり、『古語拾遺』(平安時代の歴史書)の中には、厄災が村を襲った際に、ヒノキでできた扇「檜扇」で扇ぐととたちまち村が元通りになったという話が残っていますが。その檜扇と似ていることから同じ名前で呼ばれるようになったヒオウギは病気にかかりにくく、葉も長持ちするため、縁起物・魔除けの花として重宝されてきました。


京都では祭の期間中、民家の軒先などに「魔除け」として飾る習わしがあり。祇園祭には欠かせない植物として、古くから重宝されている「祭花」なんです。


その花言葉は「誠意」「個性美」だそうです。


その独特な花の形もさることながら、ヒオウギの種子は丸く、真っ黒でツヤがあるのが特徴。「ぬばたま」「うばたま」と呼ばれ、真っ黒で艶やかな実の美しさが人々の心をとらえたのですね。和歌でもしばし読み込まれ、万葉集では、「夜、黒、夢」などにかかる枕詞として使われます。なんとも雅ですね。


ところで「烏羽玉(うばたま)」という和菓子があるのをごぞんじでしょうか?


京都の老舗和菓子店が1803年創業より作り続けている代表銘菓、名前の由来はヒオウギという花の種子からつけられたとされています。宝石のような艶のある美しい黒色をしており、見た目がヒオウギの種「うば玉」そっくりなのです。


小さい頃、このお菓子をなぜ「うばだま」っていうのだろう?と思いつつも、あんこ好きな祖母と一緒に味わったことを思い出します


ヒオウギの実の事だったのですね。


艶々黒光する薄い寒天でくるまれた滑らかなこしあんは、黒糖の風味豊かでとっても上品


今月は合同記念礼拝もあり、家族が集まる時。祖父母を偲びつつ「烏羽玉」味わいたいな😊



2023年9月5日火曜日

2023 09 03 栃の実(トチノミ)



 今週報の植物は「栃の実(トチノミ)」

栃の木はクリやモモ、カキとは大きく異なり、実がなるのに 30~40 年かかるという。
教会の「栃の木」は乙枝先生の70歳の記念樹に植えられたもので、10数年前に実をつけ始めてから毎年この時期に拾うことのできるの秋の恵みの一つとなっています。

栃の実から思い浮かぶのは。。。「とち餅」

京都でも牛若丸で有名な鞍馬のお土産の一つで、「牛若餅」という栃の実 を加工してお餅に仕上げたものがあったり。貴船では名物として、アク抜きした栃の実(トチノキの実)をもち米と共に蒸し、それを搗(つ)いて餅としたものを「とち餅」と販売している、なじみ深い特別なお菓子です😋


教会の「栃の実」を片手に
「これでとち餅作れるのかな?」そんなつぶやきをどこからともなく、
聞こえますが、この実のアク抜きは大層らしく、誰もチャレンジしたことないのじゃないかな?

そして、もち以外の活用法もいろいろあるようですね! 
たとえば、このトチの実を焼酎で漬けて「打ち身の民間薬」が簡単に作れると、
「内出血」に効果があり、紫色にならずに、患部を治してくれて、打撲の痛みも軽減するとの事。肩こりのシップや切り傷やけどにも良いとの事でした

焼酎漬けならできそう!
今年の夏はドクダミチンキ(焼酎漬け)が虫よけ&虫刺されのかゆみ止めとして大活躍したので、この「栃の実チンキ」にも期待大です!

立派に成長した「栃の木」に鳥箱、5月にはシジュウカラが子育てしていたんですって!

手前の2手に分かれた黒い枝が「桜」
真ん中に「栃の木」
奥、空に覆い広がっているのが「せんだん」
植物博士の喜んだコラボレーションです!
安野 光雅 さんの「もりのえほん」の実写版のごとく
森の風景に、なにやらいそうではないですか?
想像が膨らみます!どんな動物がみつけられますか?