2024年11月19日火曜日

2024 11 17 山茶花(さざんか)

 


 サザンカは漢字で「山茶花」と表記されますが、ツバキの中国名「山茶花(さんさか)」が誤記により「茶山花(ささんか)」になり、それが訛って『さざんか』になったとも言われて、学名も英名もサザンカ(sasanqua camellia)です。
 別名では「山ツバキ」「小ツバキ」「油茶」「カタシ」「山茶」「梅茶」などがあります。 「油茶」はツバキと同様種子から油を搾るからで、「カタシ」はサザンカ油の呼び名からきています。

 古くから庭木や生け垣として利用されてきた日本原産の常緑小低木で。10~12月枝先に花径5~8 cmの大きな5弁花をつけます。同じ科のツバキ(椿)によく似ていますが、ツバキの花は花全体が落下するのに対し、サザンカは花びらが一枚一枚散るのが特徴。また、山茶花の葉は裏返すと細かい毛が生えていますが、椿にはほとんど生えていません。葉の縁の鋸歯も、山茶花のほうが深いとの事ですが。。山茶花と椿は、お互いを交配してつくられた園芸品種も多数存在していて、山茶花と椿の両方の特徴を受け継いでいる花も少なくありません。見分けることができない品種もあるのですって。

さらに似ていることといえば、種子に60%の油を含んでいるので、ツバキ油と同様に油が搾取出来、軟膏の材料に利用されています。葉を煎じた液は香りがよいことから洗髪に使われるほか、お茶と混ぜると甘味が出るといわれています。

こんなに似ているのになぜ品種をわけたのだろう??

花言葉は「ひたむきさ」や「困難に打ち勝つ」などで。寒さの中でもけなげに咲く姿が、こういった花言葉を生み出しているのかもしれません。

 椿の種類もたくさんある京都復興教会ですが、山茶花も敷地内に点在していていろいろみることができますよ~といっても早咲きの椿はもう咲き始めていたりするんでどちらが椿でどちらが山茶花なのか、見分けるのはむつかしいかもしれませんね。

でもどちらも今頃からさくらが咲くまでの間、華やかに教会を彩ってくれる大切な存在なのです。

 隣接する そのえだ幼稚園は今秋「創立70周年感謝のつどい」が催されます。70年の中で成長する子供たちをずっと見守って、ともに主に生かされているこの木々、ここの自然は本当に素晴らしいです。この素晴らしい園がこの先もたくさんの人々に愛され続けるところであるように祈ります。。

2024年11月13日水曜日

2024 11 10 ほととぎす

 

 ホトトギスは
日本の特産種で主に太平洋側に自生するゆり科ホトトギス属の多年草です。

日陰のやや湿った場に見られ、葉のわきに、直径2~3cmで紫色の斑点のある花を1~3輪上向きに咲かせます。若葉や花にある斑点模様が、鳥のホトトギスの胸にある模様と似ていることからこの名になりました。

また「油点草(ユテンソウ)」という別名も持っており、漢字が表すように油を落としたときにできるシミのよう模様が葉にあることが由来となっています
英語では「Toad Lily=ヒキガエルの百合」の名が付けられていて、こちらもヒキガエルの模様に由来しているようです。

ホトトギスの学名は「Tricyrtis hirta(トリチルティス ヒラタ)」と表記します。
花弁のうち3枚には袋状のふくらみがあり、「3つのふくらみ」という意味を持たせた「Tricyrtis」と、さらに葉や茎に短い毛が生えていることを表す「hirta」というギリシャ語が学名の由来となっています。

目立たない大きさで、ユリの花のミニチュアのような感じですが、なかなか個性的です。日本に自生するホトトギスの仲間は10種ほどありますが、色味も形もさまざま、小さくて、ビビットな色使いと模様、繊細な造形は、まるで海の宝石「ウミウシ」ににてるなという感じです。


ホトトギスの花言葉は「永遠にあなたのもの」「秘めた意志」「永遠の若さ」
だそうです。

 教会アーケード向かいの植木足元にちらほら上向きに咲き並んでいく花はろうそくの「ともしび」のようにみえますよ~







2024年11月6日水曜日

2024 11 03 見返草(みかえりそう)


 「見返草(みかえりそう」は夏から秋にかけて、淡紅色のブラシ状の花を咲かせるシソ科の落葉半低木で、日本固有種です。草のように見えますし、「草」と名のっているにもかかわらず。茎が木質化するので正しくは「木」だそうです。

別名は「糸掛草(イトカケソウ)」こっちも「草」扱いですね😁

暑さ寒さに強く丈夫で、本州の山地に広く自生し、今の季節に花を咲かせます。

人が振り返って見るほど花がきれいだとして名前がつけられたと言われています。。。

「猫じゃらしのような花」というのが初めて見たイメージだったので、枯葉ばかりの山の中で群生咲きしていたら振り返ってみるほどきれいなのだろうな~。

11月3日は「文化の日」。国民の祝日です。

文化活動や芸術、学術の奨励「自由と平和を愛し、文化をすすめる」ことを目的に1948年制定されました。明治天皇の誕生日であるこの日が、戦後「文化の日」として新たな意味を持つことになった歴史的経緯があります。

 京都復興教会では教会や幼稚園につながる小学生までの子供たちが20人ほど集まり、大人とともに子供祝福式礼拝が捧げられました。

 お昼はおいしいおうどん愛餐会があり、心地よい秋の日曜日、大人も子供も平和で救いの愛に満ちたひと時でした。

「見返草」の花言葉は「詩的な愛」だそうです。

 以前この秋に詩編を読むのはいかがですか?一日5編読んで30日で150編読み切れると書きましたが...一日5編ちょっと多いかな~。なんて話をしていたら

 箴言(しんげん)は全部で31章。こちらなら一日1章ですよ!と言ってくださったkさん😊

箴言には神から知恵を授かった賢人の言葉が連なり、こちらもまた秋の夜に様々思いを巡らしますよ~!


2024年10月30日水曜日

2024 10 27 八重チャボ(やえちゃぼ)

  今週の週報の花は「八重チャボ」

聞き覚えのない花の名前です。

どんな花か深谷先生にお聞きすると、その枝会館のお庭に咲いている「八重の秋明菊」の事でした。

 チャボってなんだ?

知るべく調べてみましたよ😉


 シュウメイギクはキンポウゲ科イチリンソウ属の多年草で、正確には菊ではないのですが、この花の特徴が「秋に咲き、花色がるく、に似ている」で、これが名前の由来となったわけです。「貴船菊(キブネギク)」という別名がついているのは、京都の貴船らへんによくみられるからとの事でした

 花言葉には「薄れゆく愛情」「淡い思い」「あせていく愛」「多感な時」「忍耐」などがあります。可愛らしい見かけとは相反して「あせていく愛」って。。。プレゼントにする花ではないと思われますね~

「薄れゆく愛情」「淡い思い」「あせていく愛」「多感な時」という花言葉は、シュウメイギクの儚げな美しさが終わりゆく恋を連想することに由来していて

「忍耐」という花言葉は、儚げな見た目とは裏腹に、とても丈夫な花であることに由来してるのですって。


すーっと伸びた華奢な茎の先にある蕾、これからたくさん咲きそうですね!といってもこの花びらかと思われるところは実は花びらではなくガクだそうです。アネモネと同じ特徴、この花には花びらはないとの事でした。

シュウメイギクは地下茎を伸ばし、伸ばした場所から新芽を出します。

さらに花が終わると、茶色くて丸い形をした果実が実り。これが割れると綿毛のようなフワフワな種子が出て、風に乗って遠くへと飛ばされ、根付いたところでも新芽を出す。土の上でも下でも中々繁殖力強めの花ですね。

 最後に「チャボ」は何だったかと言いますと。。

チャボシュウメイギク矮性秋明菊)という小型品種の名前という事です。

草丈が20cm~30cm程度とコンパクトなチャボシュウメイギク。一重咲き・八重咲きともに矮性(わいせい)で、花壇や寄せ植えの手前側に植えると見栄えが良くなります。

鶏の矮性種チャボ(矮鶏)に例えて、草丈が低い性質のことを言うのだそうです。

他の花でも、同じ種類で丈の低いものは「矮性品種」と呼ばれ、鉢植えやコンテナ植えに重宝されています。その名も「チャボ~~」と名付けられるのことが多いのですって!


2024年10月23日水曜日

2024 10 20 秋桜(コスモス)

 京都復興教会では秋の花々が咲き始め、冬の前の華やかな時を迎えています。教会のコスモスは駐車場のところに咲いています。花と葉は華奢で繊細なイメージのコスモスですが、なかなかしっかりとした茎で花を支えています!まあまあ高さもあり、幼稚園の子供たちの目線の高さあたりに花がさいているのではないでしょうか?

熱帯アメリカ原産で1789年にメキシコからスペインのマドリード王立植物園に送られ、1791年にアントニオ・ホセ・カヴァニレスによってCosmos「コスモス」と名づけられました。日本には明治にイタリアから持ち込まれるという来日経緯のわかる外来種です。

”コスモス(cosmos)”の語源は、ギリシャ語の「秩序」「飾り」「美しい」という意味。またラテン語で星座の世界 = 秩序をもつ完結した世界体系としての宇宙の事だそうです。

群生で咲いていることが多い花のコスモス。同じ時期に、同じくらいの高さで、整然と咲く様子から、この語源につなっがったのだという事です。

辺り一面にさく花畑は宇宙に輝く星群のように美しかったという事なのでしょうね🌟

 日当たりと水はけが良ければ、やせた土地でもよく生育するので、景観植物として育てられることが多いとのこと、京都の亀岡にあるコスモス畑はとても有名で800万本咲いているのですって!今がちょうど見ごろだそうです!

 コスモスは「秋」を代表する花で「秋の季語」にもなっています。

和名は「秋桜」 本来なら「あきざくら」と読みますが、「コスモス」読むようになったのは、昭和52年に山口百恵さんが歌った「秋桜」という歌謡曲が大ヒットしたからで、

「秋桜」と書いて「コスモス」は図鑑や難読漢字にも取り入れられるほど、歌の世界から抜け出し、一般化したのですね。

花言葉「乙女のまごころ、愛情、たおやかさ」   

コスモスはこぼれ種から発芽することもありまが、タネを採ることで翌年も楽むことができます!

 秋ごろの花を残して枯れるまで待ちます。花が茶色くなったら、丁寧に花ごと摘み取り、タネを取り出し、日陰に置いて数日乾燥させる。その後、封筒など通気性のよい袋に入れて冷暗所に保管し、翌年の春以降にまきます。

秋らしくなっていくこの頃、冬に入る準備をしている虫たちも秋の花や木の実、フルーツの実りの中でたくさん見ます!秋の虫の音色もこの時期の醍醐味ですね!

 心地よい秋の夜長のおともに聖書の「詩編」いかがでしょう?詩篇が世界中で愛されている理由の一つは、その詩の言葉が神の言葉でありながら、限りなく人間の視点で表現されているという点にあり、そこには神と共に歩む人が体験するさまざまな感情が、生々しく書かれています。詩篇は150篇あり。毎日5章ずつ読むと、30日間で最後まで読み通すことができますよ。この秋にはどの箇所が心にのこるでしょうね?

 

 主は太陽、盾。神は恵み、栄光。完全な道をあるく人に主は与え 良いものを拒もうとはなさいません。

 万軍の主よ、あなたにより頼む人は幸いなことでしょう。   詩編◍編◍節~◍節


2024年10月16日水曜日

2024 10 13 つゆ草(つゆくさ)

 

 ツユクサ科ツユクサ属の一年生植物。
日本を含む東アジア原産で、畑の隅や道端で見かける、いわゆる雑草です。鮮やかな青色の花は朝に咲き、昼にはしぼむ。
 道端の低いところ、足元にあった記憶ですが、教会の「つゆ草」はほかの植物に負けるじと伸びていますよ、オシロイバナの隙間やつばきの葉の間から花がちらちらと顔出しています!意外と高さのあるところまでのびるのですね😆
 ギュイーンと伸びてひょっこりちゃっかり顔を出していますが、その風貌と色味からでしょうか、なんとも控えめに見えます。
 『万葉集』などの和歌集では、朝露とともに閉じていく一日花で、儚く消えてゆく朝露のイメージなどが重なって、「月草」と表記されていることが多く、俳句においては、露草、月草、蛍草などの名で、秋の季語とされています。

ツユクサの花言葉は、尊敬、なつかしい関係、熱烈な恋、単純な愛、大志などです。

 5 - 6月ごろから生え始める新しくて軟らかいツユクサの若芽や若葉、あるいは蕾や青い花は食用でき、新しく伸びた茎先のやわらかい葉なら、春から秋までのあいだ採取でき、ゆでたり、いためたり。天ぷらなどにしておいしく食べることができるとの事でした。

 薬用に使えることも有名らしく、花の季節に全草を採って乾燥させたものは鴨跖草(おうせきそう)とよばれる生薬になり、生葉の汁を入浴剤として風呂に入れると、湿疹やかぶれ、あせもなどによく、口内炎、結膜炎、腫れ物、痔などには、青紫色の花の汁を患部に塗ると効果があるといわれています。

 こどもの頃の思い出では、花を集めて色水を作って遊んだり、転んでひざを擦りむいたときに「つゆ草」の葉を揉んでぬったり、そんな記憶があるのほど身近な植物です。

 ただ食したことはなかったですね!子供に触れても特に問題のない「つゆ草」は、うちの庭にある食べれる草たちの仲間入りさせたいな、と思いました。

10月は秋が始まったなーとようやく感じられる時ですね!まだ昼間は半袖で過ごせるほど日差しは強いですが、風はひんやり秋の香りを運んでいます。




2024年10月9日水曜日

2024 10 06 彼岸花(ひがんばな)

           

彼岸花には死人花、地獄花、毒花、痺れ花、幽霊花、剃刀花、狐花、雷花などの別名があり、仏具の天蓋に似ていることから「天蓋花(テンガイハナ」といわれることもあります。
死人やら地獄やら、なんとも不吉なイメージが付きまとう花ですが、その理由は「毒」

ヒガンバナの球根には、リコリス属(ヒガンバナ属)の植物で、強い毒性のある「リコリン」という物質が含まれているとの事です、ヒガンバナの毒は球根(鱗茎)に多く含まれています。花や茎は触っても問題ないと考えられていますが、人間が誤食すると死に至る場合もあるそうです。 この毒性が、モグラやネズミを寄せ付けない効果があるそうで、先人たちがあぜ道や墓地にヒガンバナを植えたと聞きます。

そんな不のイメージ強めの彼岸花ですが、昔はそのことを利用して役に立っていたのですね!

日本で見られるヒガンバナは三倍体のため、 開花後には実がつきますが、種が熟さずしおれてしまいます。 そのため球根(鱗茎)で増えたクローンと考えられ、時期がくると一斉に花が咲くという事、ぱっと燃え上がるように一斉に開花するという事です。

写真の彼岸花もかたまったところで一斉花が咲き、どれも満開でとても美しかったです。 全部クローンという事なのでしょうか。。?

 彼岸花の花言葉は「悲しき思い出」「あきらめ」「独立」「情熱」。

 能登の方では大雨による災害が起きました。お正月の地震に続き被災された方々は本当に「神も仏もあったもんじゃない!」と心傷つかれたと思います。そのうえで何度もたちあがり、復興にむかってあきらめずに一歩一歩歩まれる姿に心打たれます。

主からの助けと癒しがありますように希望への心が折れないように心よりお祈りします。  


2024年9月30日月曜日

2024 09 29 酔芙蓉(すいふよう)

 

 たったの1日しか咲かない花、その花の色が朝は白、午後は桃色、夕方は紅色に変化するので、酔芙蓉と名が付きました。純白がほんのりと徐々にピンクに代わっていく様は「お酒」に酔っているように見えることからと、この名前が付けられました。
 酔芙蓉の色が変化するのはアントシアニンの合成によるもので。25度以下の気温では合成が進みづらいため白色ですが、25度以上になると急速に進み、ピンク~紅色へと色づきます。紫外線は影響がないのですって。

以前「ふよう」での花が生けてあるお部屋は「長居は無用!早く帰ってくださいね」というメッセージをさりげなく大胆に伝える・・・伝わる部屋らしいのですが。酔芙蓉も然り!生けてあるお部屋はメッセージをとばしますよ!

花言葉は「心変わり」や「幸せの再来」です。

さてその花の色変化について行ってみましょう👌


午前10時頃 花は全開 白いです、純白ですね!



午後3時半頃 ほんのりピンク色になっています。



そして花の形を大きく見ていくと。。

午前10時では、大人の手のひらよりも大きく満開

 

そして3時半の時点ではこのかんじ、同じ花を撮っていますが、まるで違う花のようです。
ほんのりピンクに色づいた花びらは少しづつ、閉じていっています。


そういえばこの色の移り変わり。。温度が重要な要素であるとの事ですが、メッセージ部屋の酔芙蓉(切り花)もピンクになっていくのでしょうかね???



2024年9月25日水曜日

2024 09 22 秋茄子(あきなす)

なすび

大まかに分けると、東日本では「なす」、西日本では「なすび」と呼ぶ地域が多いのが特徴です。 また、京都や中国・九州地方の一部の県では、なす派となすび派が半々くらいで存在するらしいですが、生まれも育ちも京都生まれの私は「なすび」がしっくりきますね。

ですが
「秋ナス」は「秋なすび」とは言いません。同じ「なすび」でも「秋ナス」は特別な感じがしますね。

なすびは90%以上が水分でできていて「栄養がない」と思われがちですが、実は健康や美容に効果的な栄養素がいくつも含まれています 

 カリウム、ナスに含まれる栄養素の中でもっとも特徴的なもののひとつ。余分な塩分や水分を体外に排出してくれるので、高血圧の予防やむくみの解消に役立ちます。

 ナスの皮のあざやかな紫色は、ポリフェノールの一種であるナスニンによるもの。

 ナスニンには強力な抗酸化作用があり、免疫力の向上やアンチエイジングのほか、がん予防にも効果があるとされています。ブルーベリーなどと同じアントシアニン色素なので、視力や眼精疲労の改善にも効果的で

そして「秋なす」は、「夏なすび」よりも皮がやわらかく、みずみずしい果肉には甘味と旨味が多く含まれるそうです。おいしいのです!

こちらは茄子の花 花言葉は、「よい語らい」「希望」「真実」「つつましい幸福」など


其枝幼稚園の子たちがそだてている「秋茄子」

収穫に向けてさらにおいしくなあれ✨



ところで

京都の伝統野菜の一つ「山科ナス」を知っていますか?

この京都復興教会のある山科のご当地野菜でもあります!ご当地ものといえば・・・ご当地キャラクターです!

この子は、京野菜の山科なすをモチーフにしたゆるキャラで。名前は「もてなすくん」、山科へ来られた方を「おもてなし」しているのですって。

日曜日は合同記念礼拝でした。毎年この時期に行われる特別礼拝です。
天に帰られた身内や信仰の先輩たちとともに礼拝をし、在りし日を思い、偲び、礼拝をします。
礼拝後納骨堂を訪れたりと、普段以上にたくさんの方が教会を訪れました。
納骨堂の特別清掃や、おうどん愛燦会の接待など、信仰の先輩方につながる方々を心を込めておもてなしです。。またいつでも教会においでくださいね!!



2024年9月18日水曜日

2024 09 15 棕櫚(しゅろ)

 


棕櫚(しゅろ)は日本を原産とする数少ないヤシ科植物の一つ。シュロという名は中国名の「棕櫚」を音読みしたものだそうです。

分岐せず真っすぐに伸びた幹に枝はなく、幹のてっぺんに生じる葉が南国風の雰囲気を醸し出し。葉全体の大きさは直径150~250センチほどにもなるとのことでした。

この幹には暗褐色の繊維「シュロ皮」が密生しています。
このシュロ、利用価値の高い樹木として古くからさまざまな道具に加工されています。耐水性、耐腐食性に優れ、伸縮性に富む棕梠皮の粗繊維は縄や風呂場の敷物、ホウキやタワシなど、広い用途に利用されています。

この皮部分が普段使ってるホウキやたわしの原料だったとは、加工の工程をみていると、あって当たり前に使っているものが、あって当たり前ではなかった。古き人のアイデアとセンスに感動すら覚えました。

教会学校ではモーセのお話が続いています。お話ではいろんな奇跡(海が割れたり)みずが岩から湧き出たり、見たこともない食べ物が出てきたり、でも何回も聞いたことのある話はこれらの奇跡に「あぁ、知ってる知ってる」なんて思ってしまうのです。

奇跡が今まさにここで起こっているのに、当たり前の事。と気にも留めなくなってしまうと感動も、感謝もしなくなるのだろうな。

神が下さるすべての奇跡の恵みを当たり前と見逃さないように、喜びと感謝を失わないように。。。日曜日の聖書のお話はそんな風に語り掛けてくれます。これからはうちのホウキも語りかけてくれそうです。。。😂

決して聖書のお話とホウキを一緒にしたわけではありませんので、お察しください🙏

シュロの木の花言葉は「勝利」「不変の友情」「戦勝」「祝賀」などです。

教会の棕櫚は幼稚園北側のフェンス沿いにひと際高くそびえ園舎の2階屋根をはるかに超えて上をわざわざ見上げないと目に入らないくらいです!




2024年9月11日水曜日

2024 09 08 秋海棠(シュウカイドウ)

     

シュウカイドウはベゴニアの仲間で、観賞用に江戸初期の寛永年間に中国から持ち込まれたとされています。秋に咲くこと、バラ科の海棠(カイドウ)に似た花を秋に咲かせていることから「秋海棠」と名付けられ、夏の終わりから花を咲かせることから秋の訪れを告げる花とも呼ばれます。

バラ科の「海棠(かいどう)」って私のイメージでは桜の花に近い感じだったと思います。。この秋海棠は桜の花とは似ても似つかないと思うのはわたしだけ?。。

さたさてこの秋海棠ですが、日本にも自生している帰化植物で、日陰にも湿潤にも強いので和風庭園の下草やシェードガーデンによく用いられてます。

雄花と雌花がある雌雄異花で、雄花は上に向かって花開き、雌花は茎をもたげて垂れ下がるように咲きます。  涼しい木陰、半日陰や日陰のややじめじめした環境を好みます。耐寒性は強く、日本の戸外で楽々と冬越しできる数少ないベゴニアです。

花は花弁のような「がく」が上下に2枚つきます。本物の花弁はとても小さく、中央の黄色い部分は雄花です。

シュウカイドウの花言葉は「恋の悩み」「片思い」「自然を愛する」です。また、イギリスでは「不格好」という花言葉が使われることもあるのですって。

確かに花の形は少しアンバランスで。幼稚園園庭をこっそりすみっこからみているような、園舎のはずれ、この辺りでこっそりと咲いています!

ここはどのへんか言いますと。
「なかよし文庫」の入り口らへんです😊


2024年9月4日水曜日

2024 0901 ヒソプ(ひそぷ) 

 


"ヒソプで私の罪を除いてください。

そうすれば私はきよくなります。

私を洗ってください。

そうすれば、私は雪よりも白くなります。”

   詩篇51:7


 ヒソプ。聖書な中で人を清くするもの。病気を治したり、10の禍の最後の禍を避けるためのアイテムとして、など重要な植物として紹介されています!

 シソ科の半低木状多年草で,中央アジアから南ヨーロッパにかけて分布。和名はヤナギハッカ。細長い葉がヤナギに似た形…で,ハッカのような鋭い香気をもつために名づけられた。

高さは 40~60cm。青紫色の花、、、は,茎頂で扁側性の穂状花序を形成する。栽培種には白やピンクの花もある。南ヨーロッパでは,香水原料やリキュールの香りづけ用に営利栽培されている。葉は肉や魚料理に合うハーブで,ソーセージやシチューなどに利用されるとの事です

しかしながら現在、一般に「ヒソプ」といわれる植物は聖書の中のヒソプとは異なり、

 以前オレガノのところで少し説明しましたが、聖書の世界のヒソプは「マヨナラ・シリアカ」というマージョラムというハーブに似て近い植物であるといわれています。このハーブは低木でイスラエルのあちらこちらに自生しているという事でした。

 今週の花は「ヒソプ」花言葉は「清潔」「浄化」でした。

現代のヒソプの特徴は 細長い葉がヤナギに似た形、ハッカのような鋭い香、青紫色の花。。。

お気づきでしょうか?

私がヒソプだと思ってとってきた写真の花にはこの特徴がないんです😓

しかも今の今までずーッとこの花がヒソプだと思っていたのです、いつから間違っていたのかもわかりませんが、せっかくなのでこの写真の花の事も調べてみました。

検索の結果、「エンペラーズミント」というシソ科ミントの種類でした。「エンペラーズミント」の近くにヒソプ(ヤナギナッカ)があったのでしょうか??次の日曜にもう一度確かめてきますね、見つけることができたなら、追記しますよ!



2024年8月28日水曜日

2024 08 25 青柚子(アオユズ)

 


礼拝前、受付に転がっていた実は「青柚子」。

礼拝後受付のあたりで宏子先生に
「教会の青ゆずです、いいかおりですよ~」と渡すと
「もうゆず出来ているんだね、本当にいいかおり」とニッコリ😊

「青柚子(あおゆず)」は果皮がまだ青いうちに収穫されたもので、10月下旬になり黄色かかってから収穫されたものは黄柚子なのです。青柚子は黄柚子に比べ香りや酸味が強く、薬味や調味料によく使われています。

  熟す前の7~8月に収穫が始まり、未熟での収穫のため、小玉サイズになります (ゴルフボールより少し大きい程度) キリッとしたキレのある酸味が特徴で、「ゆずこしょう」は、この青ゆずの皮と青唐辛子と塩を混ぜて寝かしたものなのです。

教会の「ゆずの木」は礼拝堂の東側ホールに続く小径にあります、今はまだ「ゆず」は葉と同じ緑いろをしていますので、よく見ないと見落としてしまいます。

左側にゆずの木、よく葉が茂っています!

次の写真の中に実が4つはあるのを見つけられますか?


この暑い夏、ゆずこしょう以外にも
おそうめんやぶっかけうどんの薬味にしたり、
卵豆腐やもずく酢など、冷たいものに合わせてもさわやかに香り立つ!
本当に万能ですね

 まだまだ暑い日が続きますが、そろそろ秋の雰囲気も感じられるようになってきましたね。この日曜日は8月最後の聖日、毎年「夏を送る感謝の夕べ・夕拝」が行われ、この日も夕拝に集められた方々で感謝の思い出が語られました!

 日々の感謝とはまた別の、この夏、直近1ケ月ほどの出来事を思い出しつつ、与えられた恵み、きづかされた主の業、一人ひとりの感謝がたくさん語られ、ともに笑顔もいっぱいのひと時でした。
 
 主の「恵み」は、その人の努力や、能力や鍛錬など関係なく、無条件に、しかも豊かに与えられているもの、素直にうけ、感謝できることはとても素敵なこと💖

本当に素敵な分かち合いの時でした。
来週からは9月。新しい日々を感謝しつつ歩んでいきたいです。
また様々な被災地の方々のためにも祈りつづけ、小さなことでも何かできますように。


2024年8月21日水曜日

2024 08 18 岩南天(いわなんてん)


イワナンテンそのものは日本にも自生しており、文字どおり岩場に見られ、ナンテンのような葉を持つという意味合いで命名されたという事ですが、

復興教会の「岩南天」は「西洋岩南天(セイヨウイワナンテン)」でどちらもツツジ科の常緑低木ですが、原産が違い、また育てやすさも違う別の種類だそうです。

教会の「西洋岩南天」の花期は4~5月。壺型の花が咲きます。

以前紹介した馬酔木の花と見分けがつかないくらいよく似ています。花の後にできる緑の実も今現在こんな感じですが、小さくて目立ちません。


 春には咲く花も釣り鐘型のかわいらしいのですが「葉」の存在感が強く、その後の実よりも、基本的には色とりどりの葉を「観賞するカラーリーフ」として扱われています。種類が豊富で葉色にバリエーションがあり、季節でその表情や色も変わり、お庭の雰囲気を変化させてくれる、そんなところが魅力かな。
 観賞用植物として公園などのグランドカバーなど、日陰でも構わず美しく育ってくれるところがとても人気があるとの事です!

 また暑さや乾燥には弱い植物なので。育てる際には「日陰で育てる」ことと「こまめに水やりする」ことがポイントだそうです。

 京都復興教会ではアーケードの向かい側、大きな芙蓉の花の株もとにあります。

花の目線で見てみると。。。こんな感じ

教会の門を通る人がよくみえますね😄

 セイヨウイワナンテンの花言葉は「気が多い恋」「若い恋人」「節制」だそうです。

この釣鐘型のお花の咲く植物には「毒」があるのです!

2024年8月14日水曜日

2024 08 11 ふよう

8月2週目の日曜日、

教会学校ではイエス様のしるし(奇跡)のお話が進んでいたのですが、今日からは旧約聖書に、「奇跡(新約聖書)」の話に入る前に学んでいたヨセフ物語のその続き(出エジプト記)に移りました。

 なんとも不思議な成長の渡りですが、赤ちゃんモーセの物語からの始まり始まりです!

 京都復興教会の教会学校は9時半~10時15分ごろまで、子供たちと保護者、どなたでも一緒に礼拝できます。


さて、今年も咲き始めました!  

ふよう(芙容) 

 芙蓉(フヨウ)はアオイ科の花木で、8月~10月の暑い時期に大輪の花を咲かせます。

大きく美しい花の大きさは10cmほどで、決して主張が激しいわけではないですが、花びらのふわふわとした質感が魅力!優しい雰囲気があり、どこか目を惹くような美しさを兼ね備えています。

昔から美人を「フヨウの顔」と呼ぶほどの例えがあったように、美人を形容する言葉として使用されることも多いとのこと。教会で咲いている「ふよう」はピンク色で、木の高さが2m以上はありますよ。大人の手のひらよりも大きな葉もたくさん!なかなか迫力のある大きさです。

花言葉は「しとやかな恋人」や「繊細な美」とフヨウの花姿がしとやかで、優美なことから由来しています。

 でもその花が咲いているのはたった一日だけ、あさからゆっくりと咲いて夕方にはしぼんでいます、そんな様子から、「美の儚さ」も想像できるという事ですが。。こんな小話もあったりします。。

 『この花がいけてある部屋に通されたときは、長居しないのが礼儀』

ものをあからさまにしない日本人の美意識 と説明にはありましたが、そんなあからさまなメッセージ部屋に通されたらお尻がむずむずしてしまいそうなのは私だけでしょうか😂

 小話はさておき、たくさんの蕾は毎日のように咲き次いで、1~2か月は楽しめるようです。芙蓉の花をたくさん咲かせるためには、日当たりの良い場所で育てることが大切で、ずっと日陰になるような場所では花つきが悪くなってしまうようです。また夏場は乾燥に注意する必要があり、冬場は耐寒性はやや弱いとの事、、

日当たりの良いところで、お水やりは欠かさずしたら、夏に美しい花を咲かせてくれる!という事です👌

教会の芙蓉は夏の間ずーっと、塔を見上げ咲き継いでいきます。


近くに「むくげ」も咲いていました!

めちゃめちゃ似ていますね!
茎や葉の形状、蕾の付き方、よくよく見ると違いを見つけられます! 
どちらが「ふよう」かわかりますか?


実は、むくげも「繊細な美」という同じ花言葉をもっています。

そしてこちらも、いけてあるとメッセージ部屋になるらしいですょ。


2024年8月5日月曜日

2024 08 04 ベアグラス

 


 ベアグラス

 カヤツリグサ科スゲ属の常緑多年草の「カレックス・オシメンシス」の「エバーゴールド」という品種だそうです。常緑で夏の暑さに強く、寒さに強く、日陰にも強いので、どこに植えても元気に育つとの事、なかなか万能ですね~

この葉の性質から、ハンギングにすると風に揺れてきれいという事ですが、地植えでもほかの植物とは違った葉形でいい感じに存在感があります!

 近くで見ると葉は細くシュッと鋭いけれども、離れて見るとなんともこんもり「マリモ」のようにかわいいですね。

 なんだろう。。なんとなくゆらゆらと揺れている葉っぱに、生き物のような、、今にもむくっと起き上がってきそうなかんじがするのは私だけでしょうか?

 そののほほんとした姿とは裏腹に、ベアグラスの「ベア」は「耐える」というギリシャ語から来ていて。ベアグラスはBear grassと綴られます。
 
 このBearは「熊」(名詞)ではなく「耐える・我慢する・曲がるなど様々な意味を持つ」(動詞)だそうです。切り込みや寒さに耐える性質を持っていることからという事でしたが、ベアグラスに限らず、植物って根を張り、天候にもその周りの環境にもずーと耐えて生きていたりしますね。。

 このベアグラスのふわふわした感じの葉が、刈り込まれることは想像がつきませんでした、実のところ新芽が出る前に、株全体をバッサリと刈り込むと、春に新芽が出てきて、綺麗にまとまり、見栄えがよくなるとのことでした。

 バッサリイメチェンして本来の美しさを保つといったところでしょうか😅

 「耐える」って聖書にもよく出てくる言葉です。

 「耐える=我慢」とおもっていましたが

 「耐える=負けずに持ちこたえる」という意味でもあります。

そして花言葉は「物静か」だそうです。

「物静かに負けずに持ちこたえる。」なんとも健気な葉っぱだったのですね😌

ひそかに応援したくなってしまいます。何を応援したらいいのかわかりませんが。。。

 この暑い真夏真っ只中、教会東側の小径はレースのようなフリフリの百日紅の花、その足元にこんもりベアグラスが風にサラサラ揺れて、「涼」をみることができますよ~ずっとここにいてね!



2024年7月31日水曜日

2024 07 28 金水引(キンミズヒキ)

 


「金水引」はバラ科の多年草です

慶弔事の封筒に使う水引に喩えられるミズヒキはタデ科で本種がその黄花種というわけではないのですが、こちらは、金粉をまぶした水引に見立てて、キンミズヒキという名が付いたようです。

葉は早春に採取した若菜は和え物、御浸しなどにして食べることができるらしいです



五弁花を穂状に咲かせる。実ができる頃の萼片は鈎状になっており、動物や人間の衣類に付着して種子を拡散する。要は「ひっつき虫」です。という事は、、そうです金水引はいわゆる雑草という事です😁

民間療法では草全体を煎じたものが生薬との事るとの事でその名を
「竜牙草(りゅうげそう)」というらしいです。


またまた食することも薬にもなる植物見つけましたね!!!
雑草で、今の今まで見落としていましたが、知れば知るほど特別な植物に思えてきますね!


花言葉は「しがみつく」・ キンミズヒキ属は、アグリモニアといい、ギリシャ語で刺の多い植物という意味のアルゲモネから。
「感謝の気持ち」という言葉も持っているらしいです

この日曜はゲスト講師の田中満矢先生がお話しくださいました!
そして月曜日からバイブルキャンプへも行ってきましたよ!
本当に恵まれた日々です。

特に印象に残ったは、教会での礼拝の中で皆にシェアしてくださったあかしでの「神様からの明確は召しがあったのか?」という問い!
明確な確信って本当にとっても大切なのです!
クリスチャンとしてキリストの十字架、愛を受け入れイエスキリストとともに歩むことになる生涯は明確な召しの確認があってこそ!なのですが。実際にはこの問いに答えられる人は実は少なかったりするらしいです。

まだ体験したことない方は体験しましょう!と導いてくださいましたよ!感謝です!!😆




2024年7月24日水曜日

2024 07 21 八重むくげ(ヤエムクゲ)

 


 ムクゲは花が朝に咲いて夕方にはしぼんでしまうことから、短命を想起させるという理由や、虫が付きやすいとか、花ガラや落葉のお手入れが大変など、、縁起が悪く庭に植えてはいけないと言われていたりします。

一方で、病気にかかりにくく、非常に丈夫で剪定をしてもすぐに大きくなることから、むしろ縁起の良い植物としても扱われることもあり、韓国では国の繁栄を意味する花で国花として扱われています。 

 韓国の呼び方「無窮花(ムグンファ)」または「ムキュウゲ」が変化して「むくげ」となった、ともいわれています。

 一日で花はしぼみますが、たくさんの蕾は次々に花をつけ、花期は7月~9月まで長く楽しむことができます!

 幼稚園北門のところに白と紫ピンクが紅白の「八重むくげ」どちらも随分と背高になってて見上てしまいます。。たくさんの蕾が次々と咲いていくのは楽しみですね。


 知らないうちにぐんぐん成長していますよ。
子供の成長も同じですね!
気が付けばこんなに大きくなって!なんて感じたりしませんか?

この日曜日はCSの夏期学校が開催されていました。
暑い暑い夏の午後から、礼拝をして、工作をして、一緒に夕食を食べ、そして夜のキャンドルを灯した礼拝、教会に繋がる其枝幼稚園を卒園した現役小学生たちがたくさん集い、ともに過ごす一日です!
 しばらくぶりに会う子供たちもいたり、幼稚科に来ていたあの子がこんなにおおきくなって!子供たち同士でもそんなこと言ってたり😂、子供も大人も楽しい一日!
 普段の教会ホールは、子供たちが工作できるようにセッティング。

お手伝いくださった保護者の皆さんや中高生、教会の婦人たち、教会にイエスキリストにつながる子供たちのため、たくさんの働きをしてくださいました。感謝です。

 「むくげ」の花言葉は、「繊細な美」「信念」「尊敬」といったいい花言葉で、この日のこの出来事を表すにピッタリでしたね~😀



2024年7月17日水曜日

2024 07 14 笹団扇(ささうちわ)

 


笹団扇(ささうちわ)、別名スパティフィラムといいます。

熱帯地域が原産地の観葉植物で、カラーやアンスリウムなどのサトイモ科

細長い葉には光沢があり、鮮やかな濃い緑色と白い苞の対比が美しく、切り花としても楽しまれています。「苞」(ほう)とは、1個の花または花の集まりの基部にある特殊化した葉のことで、

笹うちわなどのサトイモ科の「苞」は、仏像の光背(こうはい)にある火炎のような形をしていることから、仏炎苞(ぶつえんほう)と呼ばれています。 白い苞の中心には、花茎が下から伸びてその先端が棍棒状に膨らんでします。 これがたくさんの花が集まった花序(かじょ)というのですって。

細長い葉が笹に似ていることと、独特な苞の形がうちわに似ていることから「ささうちわ」と名付けられました。

また、耐陰性があり半日陰の室内でも生長しやすいので、初心者でも育てやすい品種とのこと、ここ復興教会にある「笹うちわ」は生き生きととても立派、いつから教会の中にあるのかな?聞いてこればよかったと思いつつ😅

目下、教会入り口辺りで来会者をお迎えするかのように素敵に咲いています。

アーケード横のサイドウォークからも塔の下の小窓のところ、外からもよく見えますね。



教会の鐘がなった後、子どもたちがおしゃべりして楽しそう!外側サイドウォークを歩いて通る人々をこの小窓からいつも見送っているのだねー😊


花言葉は「上品な淑女」「清らかな心」「清々しい」でした。

7月半ば夏休みももうすぐ、教会でも夏期学校やバイブルキャンプ、おにぎり愛燦昼食会などなどイベント盛りたくさん!熱い夏になりますね😎


2024年7月10日水曜日

2024 07 07 笹(ささ)


 七夕のうたにも出てくる“笹の葉”の笹(ささ)

「竹」も「笹」も植物学上は同じ分類で、 イネ目イネ科タケ亜科に属する植物となります。 どちらも地中に埋もれる茎を持ち、この茎でどんどん増えていきます。

 また、成長すると茎が木質化して、組織が堅くなる木の特徴を持っていますが、 一度太さが成長しきると、そこから成長はしないという草の特徴も持っており、 「草」なのか「木」なのか植物学的な定義でも、いまだに明瞭になっていないのですって。 

「竹」は比較的大型、「笹」は比較的小型とされていますが、 一番分かりやすい違いは、たけのこの皮にあり、 植物学的な定義として、

 「成長すると稈鞘(かんさや/たけのこの皮)が落ち、稈(かん/樹木で幹にあたる部分)がツルツルするのが竹、生長しても稈鞘は落ちずにずっと残って茎を包むのが笹」だそうです。

 「竹」の葉脈は格子状なのに対して、「笹」の葉脈は平行にのびて 、また、茎の節目から出る枝の本数にも違いがあり、 「竹」の場合は2本、「笹」の場合は5本程度出ている。 一ヶ所から沢山の枝が出てる場合は、笹の場合が殆どです。

花にも注目すると竹の花は120年周期、笹の花は60年周期で咲くといわれています。

どちらの花も見たことないですが、教会の笹の花はもしかしたら、1回は咲いたことがあるかもしれませんね。

「竹も笹も、切ったあとの水揚げが難しく、たとえ水にさしてもすぐ葉が丸まってしまうことが多いのです。

その笹の葉を使った、笹舟はこどもの頃の遊び道具としてよく作りました。幼稚園近くの川にかかった橋の上から落として流しては橋の下をくぐって誰の作った笹舟が一番に流れてくるのかハラハラドキドキしながら追いかけみていたものです。
また、笹の葉には殺菌・抗菌・防腐作用があるため、保存食としても優れています。
もち米はたんぱく質やでんぷんを多く含み、消化器系を丈夫にして体力を強化する働きに優れています。また、体を温める作用も高いので、冷え性改善も期待できます。

笹団子や笹餅、粽など5月から夏にかけておいしいお菓子ですね!

粽といえば。。。京都では7月1日からはじまっています。祇園祭!
他神事なのですが、なんと!キリスト教とのつながりがちらつくお祭りだったりもするんです!
実のところ、「祇園祭 キリスト教」なんてワードで検索をかけてみるとたくさんヒットします。中でも面白いな思った記事は保頭川下りの船頭さんの「祇園祭の謎」

【久慈力氏の著書『祇園祭の大きな秘密』の中で、
「祇園という言葉は、日本語でも中国語でも韓国語でも説明がつかない。インドの言葉で説明されても納得いかないだろう」
と述べています。
祇園、「ギオン」という言葉が古代ユダヤの「シオン祭」から来ているという説で、「シオン」とはエルサレムの別名で、ヘブライ語で「ツィオン」と呼ばれ、英語圏に入り「ザイオン」とか「ジオン」となり日本に来て「ギオン」となったというのです。】

なんてことが書かれていたり、私が知り合いから聞いた話では八坂神社の家紋の一つ「祇園守り」には中央に十字架があるとの事、今は巻物がクロスしたものだが、元々は巻物ではなく、黒い2本の棒がクロスしたもので、それはクリスチャン大名の家紋であったという説。

とまあ「笹」から祇園祭の謎説まで壮大に脱線してしまいましたが。。

お守りの粽よりお菓子の粽が好みで、祇園祭に行くときには大船鉾が見たいな!そして、いつか保頭川下りで船頭さいたに屋さんをお尋ねしたいと思いました😁

笹の花言葉は「ささやかな幸せ」でした