2024年12月31日火曜日

2024 12 29 黒松(くろまつ)

     

教会の黒松は幼稚園の入り口近くにどっしりとあります。

幼い頃はこの細くて硬い葉の鋭さは触ると痛かったので、少し怖かったのを覚えています。でも葉を縫い留めたり、何かの実をさしてつなげたり、おままごとには欠かせない使えるアイテムでしたね。

 黒松はマツ科の常緑高木。生命力が強いため、古くから長寿と繁栄を象徴する縁起の良い木として和風庭園の主役や慶事の装飾として使われたり、海の潮風や夏の暑さにも強く大気汚染や公害にも強いので、砂防、造林などの実用を目的として海岸沿いに植栽されることも多いです。

海辺の景勝地にあるマツはこのクロマツであることが多く、名所としては天橋立(京都府宮津市)や、「日本三大松原」と呼ばれる 三保の松原(静岡県静岡市)、気比の松原(福井県敦賀市)、虹の松原(佐賀県唐津市)などが知られます。

陸前にも高田松原という名勝がありました。

2011年3月11日の東日本大震災で発生した大津波は、2キロにわたってあった7万本ものこの松林をわずか1本の松を残し壊滅させました。 被災者にとって、この「奇跡の松」は、希望と復興の象徴となっています。 あれから13年がたちその場所への4万本植樹は2017年から開始され、その松は今や子供の背丈を超えるほどになると知りました。2024年の始まりは石川県の能登震災でした、ことしの終わりにかかるこの時、それらの事を強く思い起こされます。

 黒松は「男松」ともよばれるその独特の風格と、冬も葉を落とさず茂っている生命力の強さから「神が降りる木」としてあがめられ、さらに平安時代には不老長寿や不死の象徴とされていました。お正月のお飾りとして、門松に使うのはこのいわれからもクロマツであることが多いとのことでした。

花言葉は『不老長寿』『同情』『哀れみ』『慈悲』


何年か前に、この黒松に小さな鳥の巣があったのをおぼえています。とっくに巣立っているはずですが、巣はまだ残っているのかな~?力強い松の枝元で命が継がれるのを見れるのはなんとも神秘的でした。

幼稚園事務室の入り口のアーチからの景色は良いですね。


松のお隣には寒紅梅、蕾をたくさんつけた枝があります!


近くに竹もあったと思うのですが。京都復興教会の「松竹梅」はこのあたりで見られるかもしれませんよ~。冬の寒さの中この3つはイキイキと強い生命力を感じることができます。

1月になったら梅は咲き始めます!


来年はどんな始まりをむかえるのでしょうか?

主と共にある年末、そして主と共にある年初めでありますように、今この時も避難生活の方、様々な不自由に困っておられる方に、主の慰めと助けがある事を切に祈ります。新しい良き年を迎えられますように!





2024年12月26日木曜日

2024 12 22 センペル

 


「セコイア センペルビレンスSequoia sempervirens」
和名は、セコイアメスギもしくはセンペルセコイアといいます。

 北アメリカ西部の湿った山地に自生するスギ科の常緑高木。世界で最も大きくなる樹種の一つであり、2006年時点ではカリフォルニア州レッドウッド国立公園にあるセンペルセコイア「ハイペリオン」が樹高115mで世界一高い木とされているヒノキ科の植物です。

センペルビレンスsempervirensは、常緑の葉を意味しています。葉の様子からイチイモドキという別名もあり、センペルセコイアの生育には大量の水が必要で、日本のスギと同じように小川が流れる深い谷や渓谷に生息するという、日本には明治時代半ば以降に渡来したと言われています。

復興教会のセンぺルはアーケード入り口、このクリスマスシーズンにはイルミネーションがともり、夜は特に存在感が光っています。


ライトは植木屋さんが、カラーボールはこんな感じに毎年有志で飾りつけています。

クリスマスシーズンはとっても華やかですね。

センぺルの花言葉は「不変」です。

日曜日は朝の教会学校からクリスマス礼拝と、特別なプログラムで進んでいきます!
神の愛もまた「不変」でキリストの誕生も不変の事実が成ったものと知ることができますね~!

メリークリスマス🎄世の平和を祈りました🙏









2024年12月18日水曜日

2024 12 15 どうだん

 


ドウダンツツジ(灯台躑躅・天星躑躅とも書く)

 春に咲く白い壺形のかわいらしい小花と、秋の紅葉が美しい落葉性の花木で、大きくても3メートル (m) 程にしかならない木です。特徴ある形の葉は秋に紅葉し、釣り鐘型でスズランのような花もとても可愛いくて新緑、花期、紅葉と年中見どころのある1つで3回楽しめる、お得感のある日本原産の花木です!

 ツツジ科の中でもひときわ美しく鮮やかな赤色に紅葉し、見上げればモミジやイチョウが美しい中、目線の下に見受けられる真っ赤な生け垣はたいていドウダンツツジです。日当たりが悪いところでは、橙色から黄色に色づき、このグラデーションもまた”いとをかし”です。清少納言は四季のうつろいや日常の中で直情的に美しいと感じた風景や、心が動かされたできごとを「をかし」という言葉でつづっていて、この表現にぴったりだな~と思って。。。😁

 躑躅」(つつじ)の文字は、難読漢字の一つですね!

 (てきちょく)と読む場合もあり、足踏みをしたり立ち止まったりするなど、躊躇しながら進む様子を意味する熟語となります。ただし、この読み方をしている場合にも、まれに漢語的な用法で植物のつつじを指すこともあり、一説には、つつじの余りの美しさに道行く人が足を止めることから、つつじに躑躅の字を当てたと言われています。

そしてもう一つの小話ですが

 平安時代のいわゆる十二単と呼ばれる女性たちの重ね着においても、襲(かさね)の色目(いろめ)に「躑躅(つつじ)」の名があるのですって!

 当時の着物に用いられる絹は、透過性が高く表地と裏地の色の組み合わせで美しい効果が生まれたのとありますが、例えば、表地を赤、裏地を緑にすることで、つつじを連想できたとのこと。

また、袖口などで、紅・淡紅・より淡い紅・青(緑)・淡青(淡緑)・白という連なりを見せる「躑躅」と呼ばれる襲色目(かさねのいろめ)が存在するとの事。 平安時代からツツジの美しさを皆が愛(め)で、おしゃれに取り入れていたという事ですね!

 このつつじの中でも緑→白→紅と色の移り変わりが美しい「どうだんつつじ」は旧礼拝堂入り口サイドに植えてあったのを覚えています。反対側には確か「錦木(にしきぎ)」があり、秋になればどちらも美しく色付き礼拝堂に続く芝生によく映えてなんともおしゃれな入り口だったなと今思い出します。

今は幼稚園ほし組さん出入口と砂場のところに紅葉しています。

 秋、冬になっても、まだまだここでは植物の美しさをみて感じることが出きますよ!

クリスマスシーズン真っ只中、花木は神様に生かされ寒さの中でもありのままで美しい🌟ましてやキリストの愛の中で生きる私たちもまた「いとをかし」・・・心動かされるほど美しいという事です😍

2024年12月10日火曜日

2024 12 08 いちょう


  秋になると緑から鮮やかな黄色い葉に変化し、ひらひらと舞い落ち、地面を黄金のじゅうたんに変える「イチョウ」の光景は、紅い紅葉「もみじ」と並んで美しい秋の風物詩です。秋の紅葉シーズンプロローグとでも言いましょうか、「いちょう」が黄色く色付いてからモミジの紅葉が始まるのですって🍂

 イチョウ科イチョウ属の落葉樹。木の特徴としては長寿で、樹高は最大で45m、直径は2~5mにもなり、樹齢数100年の長寿いちょうは天然記念物に指定されたり御神木となっていることもあるそうです。こんなに立派な木ですが木材としての耐久性はやや乏しいため、材木として流通することはほぼないのですが、スギよりも硬く、クリーム色の綺麗な仕上がりになるため、まな板や碁盤、将棋盤、帽子の木型になどに使われるとの事。

 当教会でも、新会堂建築の際に伐採したイチョウは、礼拝堂の入り口アーケードのベンチとして生まれ変わっています🌟

 もう一つの特徴は雌雄異株で、葉が展開する4~5月に雌雄それぞれの花が咲き、雌木にはギンナンができます、熟すのは10~11月。ちなみにギンナンはイチョウの実ではなく種子そのものです。種の皮部分はとても臭いにおいがしますし、うっかり触ったりしたら手が被れてしまうので気を付けないといけないです!かたい殻を割ると出てくる銀杏はきれいな緑色(フレッシュは緑)で少し癖はあるかもしれないけど珍味です。ゆでたり焙ったり、おでんのがんもどきの具や茶わん蒸しの具、おいしいです!

 ちなみにここにあるイチョウはすべて雄木で銀杏はなりません。実のなる花木がたくさんあるこの園ですが、幼い子供が遊ぶ場ににおいがきつかったり、触ってかぶれるものはよくないと緒形先生が選ばれたと聞きました。旧会堂の時にあった教会の門から幼稚園園庭まで続くイチョウ並木はとても美しかった思い出があります。

その枝会館のところに今でも名残が少しありますね!

葉はまだ少し緑ですが、こんな風に門まで等間隔で植えてありました。


 園庭のイチョウはいい感じに色付き、子供たちが落ちた葉を集めて束ねた花束を作ります。冷たい風の吹く中でも、季節とともにある楽しい外遊びは続きます!

いちょうの花言葉は、「鎮魂」「長寿」「しとやか」でした。

教会ではクリスマスに向けて様々な準備が着々と進んでいます!寒さ増す日々インフルエンザも流行りだし体調管理が難しいですが、皆が元気にクリスマスを迎えお祝いできますように~!!

Joy to the World,the Lord is come!



2024年12月5日木曜日

2024 12 01 レバノン杉(レバノンすぎ)

 

 京都復興教会のレバノン杉はいま教会ホール東側にありますが、移植される前は幼稚園プールのすぐ横にあったのです。

 正しくはレバノン杉ともみの木がお隣同士でプールサイドにありました。移植されて何年たつだろう?移植後も仲良くお隣同士でどちらも空に向かって伸びています。


 
 レバノン杉(レバノンすぎ)は中東の山脈地帯を原産地とするスギで、名前に「スギ」が付いているがマツ科ヒマラヤスギ属の針葉樹で、レバノンの国旗に描かれています。同じヒマラヤスギ属のヒマラヤスギと同様、古代から優良な建築材木として知られていて古代エジプトやメソポタミアのころから建材や船材に利用されたり、特徴的な強い芳香に防虫効果がある事から、虫の害を防ぐ必要がある箪笥の内側の部分の材料などに使用されています。乱伐のため自然に自生しているものは非常に限られいるとのことでした。

花言葉は「私のことを考えて」「君のために生きる」などでした。

さて、このレバノン杉、聖書の中に重要な木として登場します
レバノンスギは、『旧約聖書』のいたるところに香柏(こうはく:香気のある針葉樹の意味)として出てきます。紀元前830年頃、ソロモン王は、レバノン杉の材でソロモン神殿の屋根や祭壇を造ったと伝えられています。

 とてもいい香りのする木で作られた神殿はすごく良い香りだったのだろうと想像します。
先週の日曜日に教会で作ってきたクリスマスリースは土台の葉から
とんでもなくいい香り!飾ってある玄関いっぱいに広がっています!

 クリスマスのアドベントは始まったばかり、世界平和を祈ります

2024年11月27日水曜日

2024 11 24 千両(せんりょう)

 


千両(せんりょう)はこちらのブログコーナーを引き継いではじめに紹介した教会の植物でした。あれからもうそろそろ2年になると思うと、本当に1日1週間1か月と、時の過ぎ行く速さが身に沁みます。
 この2年の間に、過ぎ去ったもの、新しく始まったもの、出来事は様々、。その時は永遠に先の見えない出来事のように思えたことも、今になればあっというまのことだったと思えますね。
 
 そして今現在に目を向けると、ずっと変わらない主の愛の中に生かされてたと知ることができます。まるで、この「千両」のように2年前と同じところで当たり前のように実を結んでいます。


 この日曜日は教会でいうこの年最後の日曜日だったのです。というのも教会の1年はクリスマスの準備期間であるアドベントから始まるので。来週の日曜日が教会の新しい1年の始まり最初の日曜礼拝となります。
 夏の終わりも年末もそうですが、最後とか終わりの日には今までの日々の感謝を心に覚えて終わり、主がともに居られる事、心に希望を見つつ新しい日を迎えたいです。

 千両の花言葉は、「利益」「富」「財産」「裕福」「恵まれた才能」など
縁起の良い言葉がたくさんですね!

 ところで「千両の花」6月に咲いていましたよ~


近づいてみると




 想像できる花の姿ではありませんね

 花弁や萼のない子房のみの花です、子房の外壁には黄色い葯のある雄しべが一つずつあり、受粉後は茶変するという事で。。華やかさは全くありませんし、これがは花だと認識できる人は少ないのではないでしょうか?
 
  でもでもその数か月後には愛らしい実を結ぶのですね。
 
「主の慈しみは決して絶えない
 主の憐れみは決して尽きない
 
 それは朝ごとに新たになる
 あなたの真実はそれほど深い」哀歌3;22~23








2024年11月19日火曜日

2024 11 17 山茶花(さざんか)

 


 サザンカは漢字で「山茶花」と表記されますが、ツバキの中国名「山茶花(さんさか)」が誤記により「茶山花(ささんか)」になり、それが訛って『さざんか』になったとも言われて、学名も英名もサザンカ(sasanqua camellia)です。
 別名では「山ツバキ」「小ツバキ」「油茶」「カタシ」「山茶」「梅茶」などがあります。 「油茶」はツバキと同様種子から油を搾るからで、「カタシ」はサザンカ油の呼び名からきています。

 古くから庭木や生け垣として利用されてきた日本原産の常緑小低木で。10~12月枝先に花径5~8 cmの大きな5弁花をつけます。同じ科のツバキ(椿)によく似ていますが、ツバキの花は花全体が落下するのに対し、サザンカは花びらが一枚一枚散るのが特徴。また、山茶花の葉は裏返すと細かい毛が生えていますが、椿にはほとんど生えていません。葉の縁の鋸歯も、山茶花のほうが深いとの事ですが。。山茶花と椿は、お互いを交配してつくられた園芸品種も多数存在していて、山茶花と椿の両方の特徴を受け継いでいる花も少なくありません。見分けることができない品種もあるのですって。

さらに似ていることといえば、種子に60%の油を含んでいるので、ツバキ油と同様に油が搾取出来、軟膏の材料に利用されています。葉を煎じた液は香りがよいことから洗髪に使われるほか、お茶と混ぜると甘味が出るといわれています。

こんなに似ているのになぜ品種をわけたのだろう??

花言葉は「ひたむきさ」や「困難に打ち勝つ」などで。寒さの中でもけなげに咲く姿が、こういった花言葉を生み出しているのかもしれません。

 椿の種類もたくさんある京都復興教会ですが、山茶花も敷地内に点在していていろいろみることができますよ~といっても早咲きの椿はもう咲き始めていたりするんでどちらが椿でどちらが山茶花なのか、見分けるのはむつかしいかもしれませんね。

でもどちらも今頃からさくらが咲くまでの間、華やかに教会を彩ってくれる大切な存在なのです。

 隣接する そのえだ幼稚園は今秋「創立70周年感謝のつどい」が催されます。70年の中で成長する子供たちをずっと見守って、ともに主に生かされているこの木々、ここの自然は本当に素晴らしいです。この素晴らしい園がこの先もたくさんの人々に愛され続けるところであるように祈ります。。

2024年11月13日水曜日

2024 11 10 ほととぎす

 

 ホトトギスは
日本の特産種で主に太平洋側に自生するゆり科ホトトギス属の多年草です。

日陰のやや湿った場に見られ、葉のわきに、直径2~3cmで紫色の斑点のある花を1~3輪上向きに咲かせます。若葉や花にある斑点模様が、鳥のホトトギスの胸にある模様と似ていることからこの名になりました。

また「油点草(ユテンソウ)」という別名も持っており、漢字が表すように油を落としたときにできるシミのよう模様が葉にあることが由来となっています
英語では「Toad Lily=ヒキガエルの百合」の名が付けられていて、こちらもヒキガエルの模様に由来しているようです。

ホトトギスの学名は「Tricyrtis hirta(トリチルティス ヒラタ)」と表記します。
花弁のうち3枚には袋状のふくらみがあり、「3つのふくらみ」という意味を持たせた「Tricyrtis」と、さらに葉や茎に短い毛が生えていることを表す「hirta」というギリシャ語が学名の由来となっています。

目立たない大きさで、ユリの花のミニチュアのような感じですが、なかなか個性的です。日本に自生するホトトギスの仲間は10種ほどありますが、色味も形もさまざま、小さくて、ビビットな色使いと模様、繊細な造形は、まるで海の宝石「ウミウシ」ににてるなという感じです。


ホトトギスの花言葉は「永遠にあなたのもの」「秘めた意志」「永遠の若さ」
だそうです。

 教会アーケード向かいの植木足元にちらほら上向きに咲き並んでいく花はろうそくの「ともしび」のようにみえますよ~







2024年11月6日水曜日

2024 11 03 見返草(みかえりそう)


 「見返草(みかえりそう」は夏から秋にかけて、淡紅色のブラシ状の花を咲かせるシソ科の落葉半低木で、日本固有種です。草のように見えますし、「草」と名のっているにもかかわらず。茎が木質化するので正しくは「木」だそうです。

別名は「糸掛草(イトカケソウ)」こっちも「草」扱いですね😁

暑さ寒さに強く丈夫で、本州の山地に広く自生し、今の季節に花を咲かせます。

人が振り返って見るほど花がきれいだとして名前がつけられたと言われています。。。

「猫じゃらしのような花」というのが初めて見たイメージだったので、枯葉ばかりの山の中で群生咲きしていたら振り返ってみるほどきれいなのだろうな~。

11月3日は「文化の日」。国民の祝日です。

文化活動や芸術、学術の奨励「自由と平和を愛し、文化をすすめる」ことを目的に1948年制定されました。明治天皇の誕生日であるこの日が、戦後「文化の日」として新たな意味を持つことになった歴史的経緯があります。

 京都復興教会では教会や幼稚園につながる小学生までの子供たちが20人ほど集まり、大人とともに子供祝福式礼拝が捧げられました。

 お昼はおいしいおうどん愛餐会があり、心地よい秋の日曜日、大人も子供も平和で救いの愛に満ちたひと時でした。

「見返草」の花言葉は「詩的な愛」だそうです。

 以前この秋に詩編を読むのはいかがですか?一日5編読んで30日で150編読み切れると書きましたが...一日5編ちょっと多いかな~。なんて話をしていたら

 箴言(しんげん)は全部で31章。こちらなら一日1章ですよ!と言ってくださったkさん😊

箴言には神から知恵を授かった賢人の言葉が連なり、こちらもまた秋の夜に様々思いを巡らしますよ~!


2024年10月30日水曜日

2024 10 27 八重チャボ(やえちゃぼ)

  今週の週報の花は「八重チャボ」

聞き覚えのない花の名前です。

どんな花か深谷先生にお聞きすると、その枝会館のお庭に咲いている「八重の秋明菊」の事でした。

 チャボってなんだ?

知るべく調べてみましたよ😉


 シュウメイギクはキンポウゲ科イチリンソウ属の多年草で、正確には菊ではないのですが、この花の特徴が「秋に咲き、花色がるく、に似ている」で、これが名前の由来となったわけです。「貴船菊(キブネギク)」という別名がついているのは、京都の貴船らへんによくみられるからとの事でした

 花言葉には「薄れゆく愛情」「淡い思い」「あせていく愛」「多感な時」「忍耐」などがあります。可愛らしい見かけとは相反して「あせていく愛」って。。。プレゼントにする花ではないと思われますね~

「薄れゆく愛情」「淡い思い」「あせていく愛」「多感な時」という花言葉は、シュウメイギクの儚げな美しさが終わりゆく恋を連想することに由来していて

「忍耐」という花言葉は、儚げな見た目とは裏腹に、とても丈夫な花であることに由来してるのですって。


すーっと伸びた華奢な茎の先にある蕾、これからたくさん咲きそうですね!といってもこの花びらかと思われるところは実は花びらではなくガクだそうです。アネモネと同じ特徴、この花には花びらはないとの事でした。

シュウメイギクは地下茎を伸ばし、伸ばした場所から新芽を出します。

さらに花が終わると、茶色くて丸い形をした果実が実り。これが割れると綿毛のようなフワフワな種子が出て、風に乗って遠くへと飛ばされ、根付いたところでも新芽を出す。土の上でも下でも中々繁殖力強めの花ですね。

 最後に「チャボ」は何だったかと言いますと。。

チャボシュウメイギク矮性秋明菊)という小型品種の名前という事です。

草丈が20cm~30cm程度とコンパクトなチャボシュウメイギク。一重咲き・八重咲きともに矮性(わいせい)で、花壇や寄せ植えの手前側に植えると見栄えが良くなります。

鶏の矮性種チャボ(矮鶏)に例えて、草丈が低い性質のことを言うのだそうです。

他の花でも、同じ種類で丈の低いものは「矮性品種」と呼ばれ、鉢植えやコンテナ植えに重宝されています。その名も「チャボ~~」と名付けられるのことが多いのですって!


2024年10月23日水曜日

2024 10 20 秋桜(コスモス)

 京都復興教会では秋の花々が咲き始め、冬の前の華やかな時を迎えています。教会のコスモスは駐車場のところに咲いています。花と葉は華奢で繊細なイメージのコスモスですが、なかなかしっかりとした茎で花を支えています!まあまあ高さもあり、幼稚園の子供たちの目線の高さあたりに花がさいているのではないでしょうか?

熱帯アメリカ原産で1789年にメキシコからスペインのマドリード王立植物園に送られ、1791年にアントニオ・ホセ・カヴァニレスによってCosmos「コスモス」と名づけられました。日本には明治にイタリアから持ち込まれるという来日経緯のわかる外来種です。

”コスモス(cosmos)”の語源は、ギリシャ語の「秩序」「飾り」「美しい」という意味。またラテン語で星座の世界 = 秩序をもつ完結した世界体系としての宇宙の事だそうです。

群生で咲いていることが多い花のコスモス。同じ時期に、同じくらいの高さで、整然と咲く様子から、この語源につなっがったのだという事です。

辺り一面にさく花畑は宇宙に輝く星群のように美しかったという事なのでしょうね🌟

 日当たりと水はけが良ければ、やせた土地でもよく生育するので、景観植物として育てられることが多いとのこと、京都の亀岡にあるコスモス畑はとても有名で800万本咲いているのですって!今がちょうど見ごろだそうです!

 コスモスは「秋」を代表する花で「秋の季語」にもなっています。

和名は「秋桜」 本来なら「あきざくら」と読みますが、「コスモス」読むようになったのは、昭和52年に山口百恵さんが歌った「秋桜」という歌謡曲が大ヒットしたからで、

「秋桜」と書いて「コスモス」は図鑑や難読漢字にも取り入れられるほど、歌の世界から抜け出し、一般化したのですね。

花言葉「乙女のまごころ、愛情、たおやかさ」   

コスモスはこぼれ種から発芽することもありまが、タネを採ることで翌年も楽むことができます!

 秋ごろの花を残して枯れるまで待ちます。花が茶色くなったら、丁寧に花ごと摘み取り、タネを取り出し、日陰に置いて数日乾燥させる。その後、封筒など通気性のよい袋に入れて冷暗所に保管し、翌年の春以降にまきます。

秋らしくなっていくこの頃、冬に入る準備をしている虫たちも秋の花や木の実、フルーツの実りの中でたくさん見ます!秋の虫の音色もこの時期の醍醐味ですね!

 心地よい秋の夜長のおともに聖書の「詩編」いかがでしょう?詩篇が世界中で愛されている理由の一つは、その詩の言葉が神の言葉でありながら、限りなく人間の視点で表現されているという点にあり、そこには神と共に歩む人が体験するさまざまな感情が、生々しく書かれています。詩篇は150篇あり。毎日5章ずつ読むと、30日間で最後まで読み通すことができますよ。この秋にはどの箇所が心にのこるでしょうね?

 

 主は太陽、盾。神は恵み、栄光。完全な道をあるく人に主は与え 良いものを拒もうとはなさいません。

 万軍の主よ、あなたにより頼む人は幸いなことでしょう。   詩編◍編◍節~◍節


2024年10月16日水曜日

2024 10 13 つゆ草(つゆくさ)

 

 ツユクサ科ツユクサ属の一年生植物。
日本を含む東アジア原産で、畑の隅や道端で見かける、いわゆる雑草です。鮮やかな青色の花は朝に咲き、昼にはしぼむ。
 道端の低いところ、足元にあった記憶ですが、教会の「つゆ草」はほかの植物に負けるじと伸びていますよ、オシロイバナの隙間やつばきの葉の間から花がちらちらと顔出しています!意外と高さのあるところまでのびるのですね😆
 ギュイーンと伸びてひょっこりちゃっかり顔を出していますが、その風貌と色味からでしょうか、なんとも控えめに見えます。
 『万葉集』などの和歌集では、朝露とともに閉じていく一日花で、儚く消えてゆく朝露のイメージなどが重なって、「月草」と表記されていることが多く、俳句においては、露草、月草、蛍草などの名で、秋の季語とされています。

ツユクサの花言葉は、尊敬、なつかしい関係、熱烈な恋、単純な愛、大志などです。

 5 - 6月ごろから生え始める新しくて軟らかいツユクサの若芽や若葉、あるいは蕾や青い花は食用でき、新しく伸びた茎先のやわらかい葉なら、春から秋までのあいだ採取でき、ゆでたり、いためたり。天ぷらなどにしておいしく食べることができるとの事でした。

 薬用に使えることも有名らしく、花の季節に全草を採って乾燥させたものは鴨跖草(おうせきそう)とよばれる生薬になり、生葉の汁を入浴剤として風呂に入れると、湿疹やかぶれ、あせもなどによく、口内炎、結膜炎、腫れ物、痔などには、青紫色の花の汁を患部に塗ると効果があるといわれています。

 こどもの頃の思い出では、花を集めて色水を作って遊んだり、転んでひざを擦りむいたときに「つゆ草」の葉を揉んでぬったり、そんな記憶があるのほど身近な植物です。

 ただ食したことはなかったですね!子供に触れても特に問題のない「つゆ草」は、うちの庭にある食べれる草たちの仲間入りさせたいな、と思いました。

10月は秋が始まったなーとようやく感じられる時ですね!まだ昼間は半袖で過ごせるほど日差しは強いですが、風はひんやり秋の香りを運んでいます。




2024年10月9日水曜日

2024 10 06 彼岸花(ひがんばな)

           

彼岸花には死人花、地獄花、毒花、痺れ花、幽霊花、剃刀花、狐花、雷花などの別名があり、仏具の天蓋に似ていることから「天蓋花(テンガイハナ」といわれることもあります。
死人やら地獄やら、なんとも不吉なイメージが付きまとう花ですが、その理由は「毒」

ヒガンバナの球根には、リコリス属(ヒガンバナ属)の植物で、強い毒性のある「リコリン」という物質が含まれているとの事です、ヒガンバナの毒は球根(鱗茎)に多く含まれています。花や茎は触っても問題ないと考えられていますが、人間が誤食すると死に至る場合もあるそうです。 この毒性が、モグラやネズミを寄せ付けない効果があるそうで、先人たちがあぜ道や墓地にヒガンバナを植えたと聞きます。

そんな不のイメージ強めの彼岸花ですが、昔はそのことを利用して役に立っていたのですね!

日本で見られるヒガンバナは三倍体のため、 開花後には実がつきますが、種が熟さずしおれてしまいます。 そのため球根(鱗茎)で増えたクローンと考えられ、時期がくると一斉に花が咲くという事、ぱっと燃え上がるように一斉に開花するという事です。

写真の彼岸花もかたまったところで一斉花が咲き、どれも満開でとても美しかったです。 全部クローンという事なのでしょうか。。?

 彼岸花の花言葉は「悲しき思い出」「あきらめ」「独立」「情熱」。

 能登の方では大雨による災害が起きました。お正月の地震に続き被災された方々は本当に「神も仏もあったもんじゃない!」と心傷つかれたと思います。そのうえで何度もたちあがり、復興にむかってあきらめずに一歩一歩歩まれる姿に心打たれます。

主からの助けと癒しがありますように希望への心が折れないように心よりお祈りします。  


2024年9月30日月曜日

2024 09 29 酔芙蓉(すいふよう)

 

 たったの1日しか咲かない花、その花の色が朝は白、午後は桃色、夕方は紅色に変化するので、酔芙蓉と名が付きました。純白がほんのりと徐々にピンクに代わっていく様は「お酒」に酔っているように見えることからと、この名前が付けられました。
 酔芙蓉の色が変化するのはアントシアニンの合成によるもので。25度以下の気温では合成が進みづらいため白色ですが、25度以上になると急速に進み、ピンク~紅色へと色づきます。紫外線は影響がないのですって。

以前「ふよう」での花が生けてあるお部屋は「長居は無用!早く帰ってくださいね」というメッセージをさりげなく大胆に伝える・・・伝わる部屋らしいのですが。酔芙蓉も然り!生けてあるお部屋はメッセージをとばしますよ!

花言葉は「心変わり」や「幸せの再来」です。

さてその花の色変化について行ってみましょう👌


午前10時頃 花は全開 白いです、純白ですね!



午後3時半頃 ほんのりピンク色になっています。



そして花の形を大きく見ていくと。。

午前10時では、大人の手のひらよりも大きく満開

 

そして3時半の時点ではこのかんじ、同じ花を撮っていますが、まるで違う花のようです。
ほんのりピンクに色づいた花びらは少しづつ、閉じていっています。


そういえばこの色の移り変わり。。温度が重要な要素であるとの事ですが、メッセージ部屋の酔芙蓉(切り花)もピンクになっていくのでしょうかね???



2024年9月25日水曜日

2024 09 22 秋茄子(あきなす)

なすび

大まかに分けると、東日本では「なす」、西日本では「なすび」と呼ぶ地域が多いのが特徴です。 また、京都や中国・九州地方の一部の県では、なす派となすび派が半々くらいで存在するらしいですが、生まれも育ちも京都生まれの私は「なすび」がしっくりきますね。

ですが
「秋ナス」は「秋なすび」とは言いません。同じ「なすび」でも「秋ナス」は特別な感じがしますね。

なすびは90%以上が水分でできていて「栄養がない」と思われがちですが、実は健康や美容に効果的な栄養素がいくつも含まれています 

 カリウム、ナスに含まれる栄養素の中でもっとも特徴的なもののひとつ。余分な塩分や水分を体外に排出してくれるので、高血圧の予防やむくみの解消に役立ちます。

 ナスの皮のあざやかな紫色は、ポリフェノールの一種であるナスニンによるもの。

 ナスニンには強力な抗酸化作用があり、免疫力の向上やアンチエイジングのほか、がん予防にも効果があるとされています。ブルーベリーなどと同じアントシアニン色素なので、視力や眼精疲労の改善にも効果的で

そして「秋なす」は、「夏なすび」よりも皮がやわらかく、みずみずしい果肉には甘味と旨味が多く含まれるそうです。おいしいのです!

こちらは茄子の花 花言葉は、「よい語らい」「希望」「真実」「つつましい幸福」など


其枝幼稚園の子たちがそだてている「秋茄子」

収穫に向けてさらにおいしくなあれ✨



ところで

京都の伝統野菜の一つ「山科ナス」を知っていますか?

この京都復興教会のある山科のご当地野菜でもあります!ご当地ものといえば・・・ご当地キャラクターです!

この子は、京野菜の山科なすをモチーフにしたゆるキャラで。名前は「もてなすくん」、山科へ来られた方を「おもてなし」しているのですって。

日曜日は合同記念礼拝でした。毎年この時期に行われる特別礼拝です。
天に帰られた身内や信仰の先輩たちとともに礼拝をし、在りし日を思い、偲び、礼拝をします。
礼拝後納骨堂を訪れたりと、普段以上にたくさんの方が教会を訪れました。
納骨堂の特別清掃や、おうどん愛燦会の接待など、信仰の先輩方につながる方々を心を込めておもてなしです。。またいつでも教会においでくださいね!!



2024年9月18日水曜日

2024 09 15 棕櫚(しゅろ)

 


棕櫚(しゅろ)は日本を原産とする数少ないヤシ科植物の一つ。シュロという名は中国名の「棕櫚」を音読みしたものだそうです。

分岐せず真っすぐに伸びた幹に枝はなく、幹のてっぺんに生じる葉が南国風の雰囲気を醸し出し。葉全体の大きさは直径150~250センチほどにもなるとのことでした。

この幹には暗褐色の繊維「シュロ皮」が密生しています。
このシュロ、利用価値の高い樹木として古くからさまざまな道具に加工されています。耐水性、耐腐食性に優れ、伸縮性に富む棕梠皮の粗繊維は縄や風呂場の敷物、ホウキやタワシなど、広い用途に利用されています。

この皮部分が普段使ってるホウキやたわしの原料だったとは、加工の工程をみていると、あって当たり前に使っているものが、あって当たり前ではなかった。古き人のアイデアとセンスに感動すら覚えました。

教会学校ではモーセのお話が続いています。お話ではいろんな奇跡(海が割れたり)みずが岩から湧き出たり、見たこともない食べ物が出てきたり、でも何回も聞いたことのある話はこれらの奇跡に「あぁ、知ってる知ってる」なんて思ってしまうのです。

奇跡が今まさにここで起こっているのに、当たり前の事。と気にも留めなくなってしまうと感動も、感謝もしなくなるのだろうな。

神が下さるすべての奇跡の恵みを当たり前と見逃さないように、喜びと感謝を失わないように。。。日曜日の聖書のお話はそんな風に語り掛けてくれます。これからはうちのホウキも語りかけてくれそうです。。。😂

決して聖書のお話とホウキを一緒にしたわけではありませんので、お察しください🙏

シュロの木の花言葉は「勝利」「不変の友情」「戦勝」「祝賀」などです。

教会の棕櫚は幼稚園北側のフェンス沿いにひと際高くそびえ園舎の2階屋根をはるかに超えて上をわざわざ見上げないと目に入らないくらいです!




2024年9月11日水曜日

2024 09 08 秋海棠(シュウカイドウ)

     

シュウカイドウはベゴニアの仲間で、観賞用に江戸初期の寛永年間に中国から持ち込まれたとされています。秋に咲くこと、バラ科の海棠(カイドウ)に似た花を秋に咲かせていることから「秋海棠」と名付けられ、夏の終わりから花を咲かせることから秋の訪れを告げる花とも呼ばれます。

バラ科の「海棠(かいどう)」って私のイメージでは桜の花に近い感じだったと思います。。この秋海棠は桜の花とは似ても似つかないと思うのはわたしだけ?。。

さたさてこの秋海棠ですが、日本にも自生している帰化植物で、日陰にも湿潤にも強いので和風庭園の下草やシェードガーデンによく用いられてます。

雄花と雌花がある雌雄異花で、雄花は上に向かって花開き、雌花は茎をもたげて垂れ下がるように咲きます。  涼しい木陰、半日陰や日陰のややじめじめした環境を好みます。耐寒性は強く、日本の戸外で楽々と冬越しできる数少ないベゴニアです。

花は花弁のような「がく」が上下に2枚つきます。本物の花弁はとても小さく、中央の黄色い部分は雄花です。

シュウカイドウの花言葉は「恋の悩み」「片思い」「自然を愛する」です。また、イギリスでは「不格好」という花言葉が使われることもあるのですって。

確かに花の形は少しアンバランスで。幼稚園園庭をこっそりすみっこからみているような、園舎のはずれ、この辺りでこっそりと咲いています!

ここはどのへんか言いますと。
「なかよし文庫」の入り口らへんです😊


2024年9月4日水曜日

2024 0901 ヒソプ(ひそぷ) 

 


"ヒソプで私の罪を除いてください。

そうすれば私はきよくなります。

私を洗ってください。

そうすれば、私は雪よりも白くなります。”

   詩篇51:7


 ヒソプ。聖書な中で人を清くするもの。病気を治したり、10の禍の最後の禍を避けるためのアイテムとして、など重要な植物として紹介されています!

 シソ科の半低木状多年草で,中央アジアから南ヨーロッパにかけて分布。和名はヤナギハッカ。細長い葉がヤナギに似た形…で,ハッカのような鋭い香気をもつために名づけられた。

高さは 40~60cm。青紫色の花、、、は,茎頂で扁側性の穂状花序を形成する。栽培種には白やピンクの花もある。南ヨーロッパでは,香水原料やリキュールの香りづけ用に営利栽培されている。葉は肉や魚料理に合うハーブで,ソーセージやシチューなどに利用されるとの事です

しかしながら現在、一般に「ヒソプ」といわれる植物は聖書の中のヒソプとは異なり、

 以前オレガノのところで少し説明しましたが、聖書の世界のヒソプは「マヨナラ・シリアカ」というマージョラムというハーブに似て近い植物であるといわれています。このハーブは低木でイスラエルのあちらこちらに自生しているという事でした。

 今週の花は「ヒソプ」花言葉は「清潔」「浄化」でした。

現代のヒソプの特徴は 細長い葉がヤナギに似た形、ハッカのような鋭い香、青紫色の花。。。

お気づきでしょうか?

私がヒソプだと思ってとってきた写真の花にはこの特徴がないんです😓

しかも今の今までずーッとこの花がヒソプだと思っていたのです、いつから間違っていたのかもわかりませんが、せっかくなのでこの写真の花の事も調べてみました。

検索の結果、「エンペラーズミント」というシソ科ミントの種類でした。「エンペラーズミント」の近くにヒソプ(ヤナギナッカ)があったのでしょうか??次の日曜にもう一度確かめてきますね、見つけることができたなら、追記しますよ!



2024年8月28日水曜日

2024 08 25 青柚子(アオユズ)

 


礼拝前、受付に転がっていた実は「青柚子」。

礼拝後受付のあたりで宏子先生に
「教会の青ゆずです、いいかおりですよ~」と渡すと
「もうゆず出来ているんだね、本当にいいかおり」とニッコリ😊

「青柚子(あおゆず)」は果皮がまだ青いうちに収穫されたもので、10月下旬になり黄色かかってから収穫されたものは黄柚子なのです。青柚子は黄柚子に比べ香りや酸味が強く、薬味や調味料によく使われています。

  熟す前の7~8月に収穫が始まり、未熟での収穫のため、小玉サイズになります (ゴルフボールより少し大きい程度) キリッとしたキレのある酸味が特徴で、「ゆずこしょう」は、この青ゆずの皮と青唐辛子と塩を混ぜて寝かしたものなのです。

教会の「ゆずの木」は礼拝堂の東側ホールに続く小径にあります、今はまだ「ゆず」は葉と同じ緑いろをしていますので、よく見ないと見落としてしまいます。

左側にゆずの木、よく葉が茂っています!

次の写真の中に実が4つはあるのを見つけられますか?


この暑い夏、ゆずこしょう以外にも
おそうめんやぶっかけうどんの薬味にしたり、
卵豆腐やもずく酢など、冷たいものに合わせてもさわやかに香り立つ!
本当に万能ですね

 まだまだ暑い日が続きますが、そろそろ秋の雰囲気も感じられるようになってきましたね。この日曜日は8月最後の聖日、毎年「夏を送る感謝の夕べ・夕拝」が行われ、この日も夕拝に集められた方々で感謝の思い出が語られました!

 日々の感謝とはまた別の、この夏、直近1ケ月ほどの出来事を思い出しつつ、与えられた恵み、きづかされた主の業、一人ひとりの感謝がたくさん語られ、ともに笑顔もいっぱいのひと時でした。
 
 主の「恵み」は、その人の努力や、能力や鍛錬など関係なく、無条件に、しかも豊かに与えられているもの、素直にうけ、感謝できることはとても素敵なこと💖

本当に素敵な分かち合いの時でした。
来週からは9月。新しい日々を感謝しつつ歩んでいきたいです。
また様々な被災地の方々のためにも祈りつづけ、小さなことでも何かできますように。