2016年12月26日月曜日

20161225薩摩杉

今週は「薩摩杉」、ヒノキ科スギ属の常緑針葉樹で幼稚園舎北側フェンス沿いに何本かあります。屋久島の縄文杉などで有名な「屋久杉」の別名です。屋久杉というと樹齢千年を超える本屋久杉と呼ばれるものをイメージしますが、それ以外にも小杉と呼ばれる樹齢千年以下のものや盆栽で愛好されているものもあります。葉が少し青みがかっており、クリスマスに欠かせないリースの材料として良く用いられており、教会のリースもこの薩摩杉が使われています。花は4月頃咲きます。花言葉は「雄大」「堅固」など。
 24日のキャンドルサーヴィスには100名を超える方が京都復興教会に集って下さり、イエスキリストの誕生をお祝いしました。ローソクの灯りのもと、聖書の御言葉の朗読と賛美歌の合唱という極めてシンプルな構成ですが、厳かな雰囲気の中、心静かに過ごすことができました。引続きホールでティータイムが持たれ、たくさん賛美歌を歌った後の喉の渇きを潤すとともに歓談の時を持つことができました。
 25日のクリスマス礼拝にも100名を超える方が出席されました。クリスマスはイエスキリストの誕生をお祝いする日ですので、イエスキリストを主役とする教会でお祝いするのが一番ふさわしいのではないでしょうか。

2016年12月19日月曜日

20161218白実万両

今週は「白実万両」、ヤブコウジ科ヤブコウジ属の常緑低小木で秋から冬に実を付けます。日本など東アジアやインドが原産地で良く見かけるのは赤い実ですが、写真の通り白い実を付ける種類もあります。良く似た植物に千両、百両、十両がありますが、百両、十両は同じヤブコウジ科で千両はセンリョウ科の植物です。実の多さが名前の由来になっています。夏に1センチほどの小さな白い花を咲かせます。駐輪場入口手前の柵の内側にあり、あまり目立ちませんので探して見つけて下さい。花言葉は「寿ぎ」「財産」「慶祝」など。
 今週は21日に冬至を迎えます。この日を境に長かった夜もこれからはだんだん短くなっていきます。アドベント(待降節)も第4週を迎え、次週はクリスマスを迎えます。今年は25日が日曜日に当たり、世界中でイエスキリストの生誕を感謝する礼拝が捧げられます。前日のクリスマスイブには当教会でキャンドルサーヴィス(燭火礼拝)も行われます。クリスマスは是非教会にお越しいただき、共にイエスキリストの誕生をお祝したいと願っております。

2016年12月12日月曜日

20161211侘助椿

今週の花は「侘助椿」、ツバキ科ツバキ属の常緑樹でその中の一品種です。侘助椿の定義は難しく、ウラクツバキから派生し、葯(雌しべの先端にある花粉を作る器官)を持たないものを指します。花は小ぶりで色は白やピンク、赤などがあります。2012年12月30日にも紹介していますが、其枝会館の庭の一番奥に咲いています。千利休に愛された花として有名で、お茶席によく飾られます。花言葉は「控えめ」「静かな趣」「簡素」など。
 アドベント(待降節)も第3週を迎えました。教会では高嶺会のクリスマス会が行われ、幼稚園母の会のクリスマス会も既に終わりました。20日には幼稚園のクリスマスページェントが予定されています。24日には教会のキャンドルサーヴィス、、25日にはクリスマス礼拝が行われることになっています。この世の希望の光として来て下さったイエスキリストの生誕を皆さんと一緒に心からお祝いしたいと思います。

2016年12月5日月曜日

20161204セコイア

 今週の植物は「セコイア」、スギ科セコイア属の常緑針葉樹で、教会玄関にあります。ちょうどアドベント(待降節)を迎え、クリスマスツリーとして赤、緑、金色などの球が飾り付けられ、暗くなると電飾が点滅します。礼拝堂の屋根よりも高くそびえ立っていますが、この木は背が高くなるので有名で、世界中で一番から三番までの高い木はアメリカカリフォニア州にあるセコイアで100メートルを超える高さだそうです。教会のセコイアもまだまだ成長して巨木になるかもしれません。2006年(平成18年)に旧会堂が取り壊され、現在の新会堂が建つまでは、2本の大きなメタセコイアの木がシンボルとしてそびえ立っていましたが、今はこのセコイアの木が其枝幼稚園の園児達や信徒を見守っています。4月から5月頃に枝先に花が咲きます。花言葉は「不変」など。
 12月も第2週に入り、7日には24節気の大雪を迎えます。雪が激しく降り始める頃という意味があります。東京では11月下旬に54年振りの初雪を観察し、観測史上初の積雪がありました。京都ではまだ雪は降っていませんが、朝晩は本当に寒くなってきました。インフルエンザも流行の兆しがありますので、気を付けたいものです。

2016年11月28日月曜日

20161127まゆみ

今週は「まゆみ」、ニシキギ科ニシキギ属の落葉低木で駐輪場入口にある山茶花に寄り添うように立っています。雨の中で撮影したので葉っぱが濡れています。ピンク色に見えるのは果実で熟すと割れて真っ赤な種子が見えるようになります。花は初夏に新しく出た梢の根元に薄緑色の小さな4弁の花が咲きます。漢字で書くと「真弓」、枝は強くて柔軟性があるので昔は弓の材料に用いられたのが名前の由来です。現在は印鑑、櫛、将棋の駒の材料として用いられています。日本や中国が原産地です。花言葉は「真心」「艶めき」など。
 11月も最終週を迎え、木曜日からは12月に入ります。クリスマスの飾りつけやLEDの電飾も年々華やかになってきました。クリスマスツリーに飾られている赤や白などのボールにはそれぞれ意味があります。もともとはドイツで始められ、エデンの園に出てくる禁断の実のリンゴをモミの木に飾ったようですが、やがてガラス球のボールに変わりました。赤はイエスキリストが流した血潮を、白は純潔を、緑は永遠を、金や銀はキリストの気高さを表しています。ツリーの一番上に飾られる星は、闇を照らす希望の光を表し、イエスキリストを象徴しています。この季節、クリスマスの本来の意味をすべての人に知って頂くことができるようにと祈ります。

2016年11月20日日曜日

20161120どうだんつつじ

今週の植物は「どうだんつつじ」、ツツジ科ドウダンツツジ属の落葉広葉樹です。漢字で書くと「灯台躑躅」、枝分かれしている様子が結び灯台(3本の交差させた柱の上に油皿を置いて火をともす古い照明具)の脚部に似ていることから訛って変化したと言われています。花は4月から5月頃、釣り鐘に似た形の白い花を咲かせます。晩秋になると葉が真っ赤に紅葉することで知られていますが、今年はまだくすんだ赤色できれいな紅葉はもう少し先になりそうです。其枝会館の庭と幼稚園園庭の境目にある垣根にあります。花言葉はスズランに似た白い花からの連想で「上品」「節制」など。
 今週火曜日の22日は24節気の「小雪」、わずかながら雪が降り始める頃という意味があります。日中は日差しがあるとまだまだ暖かさを感じますが、朝晩は本当に冷えてきました。インフルエンザも流行の兆しがあるようですので、気を付ける必要があります。今日は教会で収穫感謝・謝恩日礼拝を守りました。教会暦では1年の最後に当たり、次週のアドベント第1礼拝から新年度迎えます。年末に向けて今年1年を振り返るニュースが多くなります。新しい年を希望を持って迎えたいと思います。

2016年11月14日月曜日

20161113オンシジューム

今週の花は「オンシジューム」、ラン科オンシジューム属の花で、中南米が原産地です。日本でも人気のある洋ランの一種です。花の基部にコブのような隆起があることから名付けられました。英語名はDancing lady orchid(踊る女性のラン)と呼ばれています。日本名は「雀蘭」と呼ばれていますが、雀というより蝶の形に似ているように思います。樹上に着生するのが一般的で、地上に育つ種類もあります。写真の花は鉢植えで、教会受付の棚に置いてあります。花言葉は「可憐」「印象的な瞳」「遊び心」など。
  11月も中旬に入りました。今日14日は満月です。1年のうちで最も大きく最も明るく見える満月でスーパームーンと呼ばれています。最小の満月であった4月に比べると1.3倍も大きいそうです。京都では残念ながら雨模様の天候で見ることができないかもしれません。明日は晴れるようですので、満月ではありませんが、同じくらい明るくて大きな月が見られるのを楽しみにしたいと思います。

2016年11月7日月曜日

20161106カリン

 今週は「カリン」、バラ科の落葉高木で、今、実が鈴なりになっています。カリンは平安時代に日本に持ち込まれたようで、其枝会館の向かいに見上げるような高さの木がカリンです。花は4月頃に五弁のピンク色の花が咲きます。カリンの実は香りが良く、カリンポリフェノールという成分を含んでおり、のどの薬として有名でのど飴として良く売られています。カリンはそのままでは固くて美味しいものではないので、カリン酒やハチミツ漬けにして愛飲する方もあります。花言葉は「豊麗」「唯一の恋」など。
 今日は24節気の「立冬」、暦の上では冬に入りました。朝晩は本当に寒くなりましたが、日が照るとぽかぽかとして暖さを感じます。この季節の穏やかな晴天の日を小春日和と言います。
 昨日は教会で幼児祝福式が行われ、ゼロ歳から7才までの20名を超える幼児や子供たちが祝福を受けました。「天国はこのような者たちのものである。」とイエス様がおっしゃた通り、子どもたちの笑顔は私たちに喜びと幸せを運んでくれます。世界中の子どもたちが笑顔で暮らすことが出来るように祈ります。

2016年10月30日日曜日

20161030山茶花

今日の花は「山茶花」、ツバキ科ツバキ属の常緑広葉樹です。先々週の花「ほととぎす」の直ぐ横に薄ピンク色の花が咲いています。日本が原産地で江戸時代に出島に来ていたオランダ人が持ち出し、ヨーロッパに広まりました。学名も英語名もSasanqua(サザンカ)と言います。中国では椿を山茶花と書きそれが間違って定着したと言われています。山茶花と椿の違いは色々ありますが、花の時期が前者は秋から冬で後者が初春、花の散り方が前者は一片ずつで後者は花全体が一度に散ります。花言葉は「困難に打ち勝つ」「ひたむきさ」など。
 10月も明日で終り、11月に入ります。10月31日は最近ニュースでも良く話題になっているハロウィンですが、教会にとっては宗教改革記念日でプロテスタントの教会にとっては重要な記念の日です。1517年10月31日にドイツのマルティン・ルターが教会の扉に「95か条の議題」を貼り付け、魂の救済を免罪符という金銭で行なっていたローマ教皇庁に抗議し、「聖書のみ」「信仰のみ」「万人祭司」を主張したことからプロテスタントの教会が始まりました。高校の教科書にも紹介されていることですが、私達クリスチャンにとっては忘れてはならない原則です。

2016年10月24日月曜日

20161023ランタナ

今週の花は「ランタナ」、クマツヅラ科の常緑小低木の花です。日本名は「シチヘンゲ(七変化)」と言い、花の色が赤、ピンク、黄、橙、白など鮮やかで、また花の色がだんだんと変わって行くので名付けられました。果実も緑から青に変わり最後は黒色に変化します。中南米が原産地で観賞用として日本はじめ世界中に移植されました。葉や花の形はアジサイに似ていますが、全く別の種類です。其枝幼稚園の北側入り口から入った正面にマリーゴールドと共に色鮮やかなランタナの花をたくさん見る事が出来ます。花言葉は「心変わり」「合意」「協力」など。
 10月23日は24節気の霜降、露が冷気によって霜となって降り始める頃という意味で、朝晩は本当に冷えてきました。我が家も今日から暖房を入れました。先週土曜日の夜に突然冷蔵庫が故障しました。修理に来て頂くと、基盤がダメになったためで基盤を入れ替えただけで直りました。最近の電化製品は基盤に埋め込まれたコンピュータで制御されており、基盤がダメになるとすべてが使えなくなるため、便利なようで不便を感じます。冷蔵庫だけでなく、それがないと不便で困るものがたくさんあることに気づかされました。

2016年10月17日月曜日

20161016ほととぎす

今週の花は「ほととぎす」、漢字で書くと「杜鵑」、ユリ科ホトトギス属の多年生草本です。日本原産で台湾や朝鮮半島でも見られます。若葉や花にある斑点模様が鳥のホトトギスの胸にある模様とよく似ていることから来ています。教会ホール側の出入り口から出た右側、牧師館前庭の日の余り当たらない場所に咲いています。地上からあまり高くないところにある茎に上向きに並ぶようにたくさんの花が付いており、花弁は6枚、斑点模様は少し薄紫色がかった色をしています。花言葉は「秘めた遺志」「秘めた恋」「恥ずかしがりや」など。
 10月も中旬を迎え、朝晩は気温も下がり少し肌寒い季節となりました。今年もノーベル賞で日本人の方が生理学・医学賞を受賞されて、3年連続で嬉しいニュースが流れました。期待された村上春樹氏の文学賞は今年も見送られ、意外なことにアメリカのシンガーソングライター ボブ・ディラン氏が受賞しました。私の青春時代にボブ・ディランの風に吹かれてなどが流行っており、良く歌ったものですが、このような歌詞がノーベル賞の対象になるとは想像もできませんでした。ノーベル賞選考の柔軟さ、幅広さに感心しました。

2016年10月9日日曜日

20161009鐘馗水仙

今週の花は「鐘馗水仙(しょうきずいせん)」、ヒガンバナ科ヒガンバナ属の多年草です。中国南部や台湾、日本の南部が原産地です。赤色が鮮やかな彼岸花が終る頃、形は彼岸花に似ていて黄色い花を咲かせるのが鐘馗水仙です。鐘馗とは中国の神の名で日本では厄除けや魔除けの神として知られています。その顔は髭もじゃであり、花びらやめしべの形が鐘馗を連想させることから来ているようです。茎には花しか付いておらず、葉っぱは花が散ってから辺り一面に群生します。境内のあちこちに咲いていますが、写真は牧師館の前庭に咲いている花です。花言葉は「陽気」「元気な心」「追憶」など。
 心配された天候も守られて、昨日の土曜日に其枝幼稚園の運動会が無事終了しました。10月10日は体育の日です。52年前の1964年のこの日に東京オリンピックの開会式が行われました。運動会や体育祭は秋に行うものとされて来ましたが、最近は春の5月に行う所が増えているようです。理由は練習をする9月が最近は暑くて熱中症の心配があるためです。そういう意味では2020年の東京オリンピックは7月下旬から8月上旬に開催されるようですので、大丈夫かなと心配になります。

2016年10月2日日曜日

20161002金木犀

今週の花は「金木犀」、モクセイ科モクセイ属の常緑小高木樹でギンモクセイの変種。復活の丘(納骨堂)スロープ入口の右側に2メートル程に成長した木が2本並んでいます。橙色の小さな花が一面に付いており、非常に強い良い匂いが特徴的ですが、今年はもうすでに香りは消えてしまったようです。中国南部の桂林地方が原産地で、桂というのは中国語で木犀を指し、桂林という名は木犀の木がたくさんあることから来ています。日本には江戸時代初期に渡来してきたようで、木犀も色々種類があるようですが、日本では金木犀が一般的です。花言葉は「謙虚」「気高い人」など。
 10月に入りましたが、暑さは相変わらずで、今日は京都で30度を超える真夏日でした。台風18号が発生し、今週半ばには日本に上陸しそうな気配です。今週土曜日には其枝幼稚園の運動会が予定されていますので、影響がないことを願っています。

2016年9月26日月曜日

20160925やまはぎ

今週の花は「やまはぎ」、マメ科ハギ属の落葉低木で、秋の七草の一つです。境内のあちこちに咲いていますが、写真は其枝会館の庭に咲いているものです。花は蝶型で紅紫色をしています。ハギという名は毎年新しい芽を出すことから生え芽(はえぎ)と呼ばれ、それが転じて「ハギ」に変化したと言われています。アジアから北米までたくさんの種類がありますが、日本で見かけるのは殆どが「やまはぎ」です。参考までに、秋の七草はハギ、キキョウ、クズ、フジバカマ、オミナエシ、オバナ(ススキ)、ナデシコです。ハギの花言葉は「思案」「内気」など。
 秋分の日も過ぎ、9月も最後の週を迎えました。各地で運動会が催されており、孫たちの運動会も先週の土曜に行われました。同じ日に山科と滋賀の草津であったため、午前と午後にそれぞれ行ってきました。皆楽しく走ったり踊ったりしているのを見るとこちらまで 嬉しい気分になります。其枝幼稚園の運動会も10月8日にあり、そのために園児達も練習を重ねているようです。当日、天候に恵まれ事故などもなく無事に終わるようにと祈ります。

2016年9月19日月曜日

20160918貴船菊

今週の花は「貴船菊」、キンポゲ科イチリンソウ属の多年草で会堂のホール側から出た所にある池(ガリラヤ池)の縁にあります。京都の貴船でよく咲いているので名付けられました。花が散った後に綿毛ができるのが特徴的です。別名は「秋明菊」、秋に菊に似た花を咲かせることから来ています。実際には菊ではなくアネモネの仲間です。中国原産でかなり古い時代に日本に帰化したようです。参考までに中国では「秋牡丹」と呼ばれています。「秋明菊」はこのコーナーで2年前に紹介していますが、この時は白色の花でした。花言葉は「薄れゆく恋」「忍耐」など。
 今年の中秋の名月は幸いに天候に恵まれ、月見団子を食べながら楽しむことができました。その後、秋雨前線と台風が近づいて雨の日々が続いています。各地で土砂災害や浸水などの被害が出ているようです。今日はこれから中国からの留学生の方と平安神宮の神苑無料公開に行く予定ですが、大雨が心配です。

2016年9月11日日曜日

20160911アベリア

今週の花は「アベリア」、スイカズラ科ツクバネウツギ属の常緑低木です。駐輪場手前の垣根の所に鐘形の白い花がたくさん咲いています。花は香りが強く甘い匂いがします。イギリス人の医者で植物学者のAbel(エイブル)という人が中国で見つけたのが名前の由来です。日本名は「花園衝羽空木(ハナゾノツクバネウツギ)」という名前が付いています。垣根や道路の脇などに良く植えられています。花言葉は「強運」「謙虚」「謙譲」など。
 9月の中旬になりましたが、まだまだ暑い日が続いています。昨日は、プロ野球で広島が25年ぶりに優勝し、日本中が感動の渦で盛り上がりました。今年のセリーグは1強他弱であまり面白くはありませんでしたが、広島が優勝した事で救われました。パリーグはこれからどうなるか分かりませんが、ホークスファンの私としては連覇してほしいものです。
 本日は献堂9周年記念礼拝を榎本栄次師をお迎えして捧げました。早いもので新会堂が完成して9年も経ちました。会堂は掃除も行き届いていて綺麗ですが、先週の礼拝では礼拝堂のエアコンが故障したため、急遽、隣のホールで礼拝を守りました。この先色々トラブルが出てくるかもしれませんが、神様から与えられたこの会堂を大切に使って行きたいものです。

2016年9月5日月曜日

20160904水引草

今週の花は「水引草」、単に「水引」とも言います。タデ科イヌタデ属の多年草で、茎の節の所に順序良く並んで5ミリ程度の小花が付いており、上から見ると赤色で下から見ると白色になっているのがお祝い袋の水引に似ていることから名付けられました。全国各地で良く見られる雑草の一種で、低地の良く陽が当るところに咲いています。写真のは牧師館の前庭に咲いているのを撮りました。花言葉は「慶事」「感謝の気持ち」「喜び」など、紅白の水引に関係した事柄から来ています。
 9月に入りましたが、相変わらず暑い日が続いています。台風も新たに発生し、長崎に上陸しましたが、幸い勢力が衰えて熱帯低気圧になったようです。今週の水曜日は24節気の「白露」、大気が冷えてきて露が出来始める頃という意味があり、少しずつ秋らしい気配を感じる季節となりました。私事ですが、6人目の孫が9月3日に誕生しました。9月3日はドラえもんの誕生日(2112年9月3日)ということで、覚えやすい記念の日となりました。

2016年8月29日月曜日

20160828たますだれ

今週の花は「たますだれ」、ヒガンバナ科タマスダレ属の球根草で南米ペルーが原産地。明治時代初期に渡来して来て日本の風土が適していたため全国に広まりました。群生している様子を見ると白い花が玉で細長い葉っぱが集っているのが簾のように見え南京玉すだれを連想させることから名付けられました。別名でレインリリー(雨ゆり)というかわいらしい名前もあります。一つの茎に一輪だけ2センチ位の6弁の白い花が付きます。其枝幼稚園事務室の前にある松の下に咲いています。花言葉は「汚れなき愛」「潔白な愛」「期待」など。
 8月も最終週を迎え、木曜日からは9月に入ります。近所の小学校は先週から始まりました。今年の夏は、毎日のように猛暑が続き、台風が立て続けに日本に上陸し台風10号も迷走の上Uターンしてまた日本に上陸しそうな気配で、異常気象の連続です。また、4年に一度のオリンピックがリオデジャネイロで開催され、日本選手の活躍に大いに盛り上がった夏でした。其枝幼稚園も2学期が始まり、園児たちの元気な姿が見られるようになります。

2016年8月21日日曜日

20160821百日紅

今週の花は「百日紅」、ミソハギ科サルスベリ属の落葉中高木です。中国が原産地で、ピンクの花が百日間咲き続けることから中国名で百日紅と名付けられました。日本に渡って来た時、枝の樹皮が剥がれてスベスベしているのを見て猿も滑り落ちてしまう木ということから猿滑(サルスベリ)と呼ばれて、その呼び名が定着しました。実際には、同じ花が咲く続けているのではなく、次から次へと新しい芽が出て咲く続けているように見え、また、猿が滑り落ちる事は無いようです。教会堂の一番端、駐車場入口の向かい側に咲いています。花言葉は「雄弁」「愛嬌」「不用意」など。
 今日で夏の高校野球が終りました。作新学院が54年振りに優勝し、残念ながら北海高校は準優勝でした。勝っても負けても精一杯プレーする球児たちに元気をもらうことができました。またリオデジャネイロオリンピックも明日で終ってしまいます。日本のアスリートたちの頑張りに感動を覚えました。23日火曜日は24節気の処暑、暑さも峠を過ぎて後退し始める頃という意味ですが、まだまだ暑い夏は続きそうです。熱中症には気を付けたいものです。

2016年8月14日日曜日

20160814ミストフラワー

今週の花は「ミストフラワー」、キク科コノクリニウム属の多年草でアメリカ中東部原産の花です。牧師館玄関横、幼稚園側の所に青紫色の花を咲かせています。正式名はユーパトリウム、ミストフラワーは英語名で、日本名はアオイロフジバカマと言います。非常に繁殖力の強い花で、ほっておくと地下茎でどんどん増えていきます。花言葉は「ためらい」「思いやり」など。
 先週は初めての祝日「山の日」がありました。山に親しむ機会を得、山の恩恵に感謝する日として定められたようです。海の日が20年前に始まったのに、山の日がないのはおかしいということで制定されたようですが、夏休み中の子どもたちにとってはあまり有難味が無いかもしれません。リオデジャネイロオリンピックは日本選手の活躍で盛り上がっており、世界中の若者が熱戦を繰り広げています。高校野球も大熱戦が繰り広げられて、私たちを楽しませてくれています。今週、教会では第59回近畿夏期聖会が2日間にわたって当教会で行われます。この期間は聖書のみ言葉にじっくりと耳を傾けたいと思います。

2016年8月8日月曜日

20160807向日葵

今週の花は「向日葵(ひまわり)」、キク科の1年草、北アメリカ原産で、学名はギリシャ語で太陽の花という意味です。向日葵は中国名から来ています。別名、日輪草と呼ばれるように、花が太陽の移動と共にそちらを向くように回ると言われていますが、成長段階の花だけで成長が終ると東を向いたままになるようです。ロシアの国花となっています。復活の丘(納骨堂)の斜面に咲いており、其枝幼稚園園庭で遊ぶ園児達を見守っています。花言葉は「私はあなただけを見つめる」など。
 8月7日は24節気の立秋、暦の上では秋を迎えます。リオデジャネイロオリンピックと夏の甲子園が始まり、夏の暑さだけではなく、スポーツの熱気が一杯です。オリンピックの開会式も良かったですし、甲子園の選手宣誓も印象深いものでした。レベルの違いはありますが、ひたむきさはどちらも私たちに感動を与えます。寝不足気味の夏になりそうです。

2016年7月31日日曜日

20160731ペチュニア

今週の花は「ペチュニア」、南米原産でナス科ペチュニア属草本の総称です。ペチュニアという名はブラジル先住民の言語でタバコを意味する言葉、タバコの花と良く似ていることから名付けられたようです。牧師館玄関前の道から幼稚園側の通路に出た所にあるプランターで咲いており、花の色は赤やピンク、白、紫など色々な種類の花があります。写真の花は珍しく紫と白と黄色の3色からなっており、一輪だけ咲いていました。花言葉は「心の安らぎ」「変化に富む」「あなたと一緒なら心が和む」など。
 今日で7月が終り、明日からは8月に入ります。全国的に梅雨明けとなり、いよいよ暑さもピークを迎えます。子どもたちも夏休みに入り、元気に遊んでいることと思いますが、水の事故や交通事故などにはくれぐれも気を付けてほしいものです。また、連日35度を超える猛暑日が続いていますので、お年寄りの方は特に熱中症に注意が必要です。

2016年7月24日日曜日

20160724プチトマト

今週は「プチトマト」、トマトはナス科ナス属の植物でプチトマトやミニトマトと呼ばれるものは文字通り小さいサイズのトマトで一粒20グラムから30グラム程度のものを言うそうです。其枝幼稚園のプール横にあるプランターで育っています。トマトは野菜か果物かという論争がありますが、実際にアメリカでは関税の問題で裁判になり、最高裁で野菜であるという判決が出たそうです。最近は品種改良が進歩し、フルーツトマトと呼ばれる品種も出てきましたので、野菜か果物かは主観的なものかもしれません。トマトの花は黄色で、花言葉は「完成美」「感謝」など。
 先週の金曜日に24節気の「大暑」を迎えました。快晴が続き気温が上がり続ける頃という意味です。先週の18日には近畿地方も梅雨明けしましたので、夏本番となりました。高校野球も各地で熱戦が続いており、甲子園での本戦が8月7日から始まります。リオデジャネイロオリンピックも8月5日に開会式を迎えますので、今年の夏は家でゆっくりとスポーツ観戦が楽しめそうです。

2016年7月17日日曜日

20160717木槿

今週の花は「木槿(むくげ)」、アオイ科フヨウ属の落葉樹で駐車場手前の塀沿いに咲いています。中国原産で平安時代に日本に渡ってきました。朝方3時頃に花が咲き、夕方には萎んでしまう一日花です。次から次へと花が開花するので、ずっと咲いているように見えます。環境に強い木で、枝を切って土に刺しておくと根付きます。中国語の木槿の音読みが変化して「むくげ」となったようです。花言葉は「信念」「新しい美」など。
 明日は海の日で休日、3連休の方も多いことと思います。京都は今日、祇園祭の前祭山鉾巡行で市内は大変賑わったことと思います。私は京都ロームシアターメインホールでヴェルディのレクイエムに300名近いコーラス隊の一員として参加してきました。この大曲に1月から練習を始め必死で楽譜を暗譜して来ましたので、歌い終わってホッとしています。観衆の方の大きな拍手はきっと満足して頂けたのだと思います。指揮者、ソリスト、京都市交響楽団、指導してくださった先生方、その他スタッフの方、全ての方々にこのような機会を与えて頂き感謝したいと思います。

2016年7月10日日曜日

20160710おたふく紫陽花


今週の花は「おたふく紫陽花」、正式名「渦紫陽花」、学名の中に「Uzuajisai」という単語が入っており、ユキノシタ科アジサイ属の一品種です。花のように見えるところは萼(がく)で、普通の紫陽花と違って咲き始めは縁が丸く反り返っていて、渦が集っているように見えることから名付けられたようです。また、一つ一つの萼(花)を良く見るとおたふくのように見えます。駐車場入口から其枝会館までの通路の右側に咲いています。花言葉は「元気な女性」「移り気」「辛抱強い愛情」など。
 先週の木曜日は24節気の「小暑」、梅雨明けが近づき本格的な暑さが始まる頃という意味があります。近畿地方の梅雨明けはまだもう少し先のようですが、35度を超える猛暑は既に記録しており、夜も熱帯夜が続いています。
 5番目の孫が誕生し、今、母親と共に我が家に来ています。久しぶりに赤ちゃんの泣き声を聞いたり、抱っこをしたりして非日常を楽しんでいます。

2016年7月4日月曜日

20160703ねじ花

今週は「ねじ花」、ラン科ネジバナ属の多年草で復活の丘(納骨堂)斜面の芝生の中に咲いています。背丈は15センチ程度で雑草と見間違う程小さなピンク色の花です。名前の通り茎の廻りにらせん状に細かな花がたくさん付いています。すごく珍しい花の付き方で、なぜこのような咲き方になったかははっきりしていないようです。一説では茎に負担を掛けないよう均等になるようにしたためと言われています。右回りと左回りがあり、比率としては同じだそうです。全体のイメージではラン科の花に見えませんが、一つ一つの花をよく見るとピンクと白色のツートンカラーでランの花そのものです。花言葉は「思慕」。
 先週から7月に入りました。7月1日は72候の一つ「半夏生」、半夏生の頃に降る雨は大雨になると言われていますので、この頃までに畑仕事を終えたり、田植えを終えるのが良いとされています。昨日台風1号が発生しました。台風により梅雨前線が刺激されて大雨による被害が心配されます。
 私ごとですが、5人目の孫が誕生しました。母子ともに健康でしたので一安心です。しばらくは孫中心となる生活が始まりました。

2016年6月26日日曜日

20160626グラジオラス

今週の花は「グラジオラス」、アヤメ科グラジオラス属植物の総称で、アフリカ、地中海沿岸が原産地です。復活の丘(納骨堂)花壇に赤紫色の大きな花が綺麗に咲いています。明治時代に日本に輸入され、栽培され始めました。葉っぱが剣のように長く尖っており、古代ローマの剣「グラディウス」から名前が付けられました。直ぐ前が幼稚園の園庭ですので、園児達もひときわ目立つこの花に目を奪われていることと思います。花言葉は「勝利」「用心深い」「たゆまぬ努力」など。
 各地で豪雨となっています。何年か前からゲリラ豪雨と呼ばれ、突然激しい雨が降り被害をもたらすようになりました。地球環境が変わり世界各地でも異常気象で被害が出ているようです。これ以上大きな被害が出ないようにと願います。最近、腰痛がひどくなり、レントゲンを撮ってもらうと腰椎変形滑り症と言われました。年のせいもあるようですので、あまり無理をせずに上手に付き合って行きたいものです。

2016年6月20日月曜日

20160619ガーデニア

今週の花は「ガーデニア」、アカネ科クチナシ属の常緑低木で、日本名「梔子(くちなし)」の学名です。教会の門を入った右手の塀沿いに何本か白い花が咲いています。「くちなし」という名はこの木の果実が裂けないことから「口無し」と呼ばれたのが転じたと言われています。果実は秋に出来、黄疸などに効く漢方薬の原料となります。原産地は日本、中国、台湾などアジアです。沈丁花、金木犀と並んで香りがとても良い花の代表格です。花言葉は「とても幸せ」「喜びを運ぶ」「洗練」など。
 明日の21日は24節気の夏至を迎えます。一年中で最も昼が長く夜が短くなる日です。天体の動きから特定される日ですが、ちょうど梅雨の真っただ中で昼が一番長いという感じはしません。沖縄では先週、梅雨が明け、九州や近畿地方はこれから梅雨本番となり、豪雨となる可能性があります。熊本地震で地盤が緩くなっている所の被害が心配です。また、毎年各地で大きな被害が起こるので、私たちも用心が必要です。

2016年6月13日月曜日

20160612待宵草

今週の花は「待宵草」、アカバナ科マツヨイグサ属の1年生又は多年生草本植物の総称で、駐車場を入って右側に黄色い花を咲かせています。少し花がしぼんでしまっていますが蕾ができており、また新たに花を楽しむことができそうです。この花はアメリカ大陸が原産地で江戸時代に日本に入って来たようです。夕刻に開花し、一晩中咲き続け朝方にはしぼんでしまうため、この名前が付きました。月見草も同じ仲間で本来白い花を咲かせますが、近頃は見られなくなったため待宵草を月見草と呼ぶ場合があるそうです。花言葉は「ほのかな恋」「静かな恋」「移り気」など。上の写真は昼間に撮ったもので、下の写真は開花した時に撮ったものです。
  6月も中旬に入りました。先週の火曜日に久しぶりに宇治の三室戸寺に行ってきました。アジサイ寺として有名で、約1万本のアジサイが植えられているそうです。少し小雨でしたが、色んな種類のアジサイが咲いており、目の保養になりました。雨に濡れた色鮮やかなアジサイをバックに流行となっているスマホで自撮りされている方や韓国、中国からの観光客もおられ、観光地に来たという感じがしました。

2016年6月5日日曜日

20160605山あじさい

今週の花は「山あじさい」、アジサイ科アジサイ属の花で山中の沢などでよく見られることからサワアジサイとも呼ばれます。ガクアジサイの一種という説もあります。梅雨時を代表するアジサイの花が境内のあちこちに咲いており、「山あじさい」は牧師館の玄関横に咲いています。普通のアジサイに比べるとボリュームがなく少し貧弱な感じがしますが、清楚で上品なアジサイです。花言葉は「乙女の愛」「切実な愛」など。
 九州、四国、中国に続き、4日の土曜日に近畿地方も梅雨入りしたという発表がありました。例年に比べて3日早く、昨年より1日早く梅雨入りしました。今日は24節気の「芒種」、イネ科の植物の種を植える頃という意味です。田植えも終わり、恵みの雨で田圃の稲もどんどん成長していってほしいものです。

2016年5月30日月曜日

20160529皐月

今週は「皐月(サツキ)」、ツツジ科ツツジ属の植物で渓流沿いの岩肌などに自生しており、日本原産の植物です。皐月はサツキツツジとも呼ばれており、ツツジと大変よく似ていますが、別の種類です。ツツジは葉が大きくて4月から5月初旬頃咲くのに対し、皐月は葉が小さくて5月下旬から6月頃咲き出します。名前の由来も旧暦の皐月(5月)頃咲くことから来ています。葉っぱや花が小ぶりのため、盆栽としても好まれています。花言葉は「節約」「貞淑」「節制」など、渓流で耐えて咲いているイメージから来ています。
 5月も終わり今週水曜日から6月を迎えます。田植えも終わり、水をたたえた田圃ではカエルの鳴き声がうるさいほどになってきました。間もなく梅雨のシーズンがやって来ますが、今年は日本近海でまだ一つも台風が発生していない様です。このような年は、梅雨時に大雨が降ると言う統計もあるそうですから少し心配です。

2016年5月22日日曜日

20160522卯の花

今週は「卯の花」、アジサイ科ウツギ属の落葉低木で、空木(ウツギ)が正式名称です。茎や根の中心部が空洞になっていることから名付けられ、最初の一文字を取ってうの花と呼ばれたという説と卯月(旧暦の4月)の頃に咲くことから名付けられたという説があります。牧師館の北側フェンス沿いに白い花がたくさん咲いています。見た目が雪のように白いことから、別名「雪見草」とも言います。花言葉は「謙虚」「古風」「秘密」など。
 連日、暑い日が続いています。京都では今日30度を超え真夏日でした。 明日はもっと暑くなるようです。近畿の梅雨入りはもう少し先のようですが、こう暑いと雨が恋しくなります。紫外線も強いので日焼け止め対策と熱中症予防に気を付けたいものです。

2016年5月16日月曜日

20160515ジャスミン

今週は「ジャスミン」、モクセイ科ソケイ属植物の総称で、アジア・アフリカの熱帯・亜熱帯地方が原産地です。名前はペルシャ語のヤースミーン(神からの贈り物)から来ており、女性の名前によく使われています。香りの王はジャスミン、香りの女王はバラと言われるほど香りが強く、香水やジャスミン茶の原料となっています。会堂ホール側北側フェンス沿い背丈ほどの高さの所にたくさん白い花が咲いています。花言葉は「愛想のよい」「優美」「愛らしさ」など。
 5月も中旬に入り、今週金曜日の20日は24節気の小満を迎えます。万物が成長して一定の大きさに育つ頃という意味があります。新入園児のお子さんも園生活にすっかり慣れた頃と思います。5月は末の娘が結婚1年目を迎え、紙婚式でしたが、私は結婚40周年を迎えました。25年が銀婚式、50年目が金婚式というのは知っていましたが、40年目はルビー婚式と言うそうです。これからも一日一日を大切に元気に過ごして行きたいものです。

2016年5月8日日曜日

20160508アメリカフウロ

今週の花は「アメリカフウロ」、フウロソウ科フウロソウ属の花で北アメリカ原産の帰化植物です。雑草の一種で日本各地の道端にたくさん咲いています。背丈は20センチ位で1センチ程度の淡いピンク色の小さな花を咲かせます。教会玄関にあるポストの下あたりに咲いています。アップにすると各花びらに3本の筋があるのが分かります。先週放映された朝ドラの中でゲラニウム・カロリニアヌムという名前で登場した花の和名で、日本では牧野富太郎博士が京都で最初に発見しました。花言葉は「誰か私に気付いて」となっているほど目立たない花です。
 今日でゴールデンウィークが終り、休み疲れを覚えている方も多いことと思います。明日から普段の生活に戻りますが、暫くはペースが戻らず何となく気怠さを感じ、そのまま五月病になってしまう方があるかもしれませんね。今日は母の日です。各家庭でお母さんにカーネーションやプレゼントを贈ったり、食事に出かけた方もあることと思います。母の日はアメリカから日本に持ち込まれた行事ですが、「父と母を敬いなさい」という聖書のみ言葉を実践するために一人の女性が白いカーネーションを教会に来られた方に配ったことから広まったということはあまり知られていません。世界中のお母さんの上に主の豊かな祝福がありますようお祈りします。

2016年5月1日日曜日

20160501くさそてつ

今週は「くさそてつ」、イワデンダ科又はオシダ科クサソテツ属の夏緑性多年草で日本各地や北米北東部に自生しています。漢字で書くと「草蘇鉄」で、茎や葉が蘇鉄に似ている草本ということから名付けられました。牧師館の玄関前にあり、鮮やかな緑が印象的です。写真は葉っぱが大きく育って観葉植物の趣きですが、若芽は「こごみ」と呼ばれ、おひたしやサラダ、天婦羅など山菜として重宝されています。花言葉は「健常」。
 4月も終わり今日から5月に入りました。ゴールデンウィークの真っただ中で行楽地はさぞ混んでいることと思います。先月発生した熊本地方の地震で多くの方が被災され、家も倒壊や半壊などで自宅に戻れず、避難生活を余儀なくされています。連休どころではないと思いますが、この期間を利用して少しずつでも復興に向かわれることを祈っております。

2016年4月25日月曜日

20160424獅子椿

今週の花は「獅子椿」、椿はツバキ科ツバキ属の常緑樹で、日本だけでも1000位の種類があり、獅子椿というのは花の咲き方の特徴から名付けられました。花の色に関係なく、花の中心部に大小の花弁が盛り上がるように集まり、花弁の間から黄色い雄しべが見え隠れしている様子がライオンのたてがみに似ていることから来ているのだと思います。写真の椿は紅色系の花ですので、唐獅子、南蛮紅、紅荒獅子のいずれかと思われます。駐車場に入る手前の角に咲いています。椿全体の花言葉は「控えめな優しさ」「誇り」など、その中で紅色系は「気取らない優美さ」「謙虚な美徳」などです。
 季節もすっかり春になり、24節気の穀雨も過ぎました。田畑の準備が整い、それに合わせて春の雨が降る頃という意味があり、そろそろ田植えのシーズンとなります。昨日は久しぶりに中高科の教会学校の奉仕をさせて頂きました。7人の中高生が集ってくれて、共にギター伴奏でゴスペルフォークを歌い、聖書を学ぶことができました。今まで小学科で奉仕してきましたので、中高生はもう大人という感じがしました。この子たちが教会学校のみならず教会に活力を与えてくれていることを感じました。

2016年4月18日月曜日

20160417むべ

今週の花は「むべ」、アケビ科ムベ属の常緑つる性木本植物で2014年11月16日の本ブログでむべの果実を紹介しています。今は其枝幼稚園園庭の砂場を覆うように花が咲いています。花は下を向いて咲いており、白が目立ちますが中心部がややピンク色をしています。台湾や中国、日本では関東以西で育ちます。むべという名は、ある老人が長寿の秘訣としてむべの実を食べていることを天智天皇に教えて、天皇がむべなるかなと答えたことから来たと言われています。花言葉は「愛嬌」。
 昨日は当教会の副牧師、市原順師が木曜日の早朝89歳で天に召され、教会葬として告別式礼拝が執り行われました。 市原師は2000年に信徒として当教会に転入会され、2006年79歳でCコースにより教師資格を得られ当教会の伝道師、2011年84歳で按手礼を受けられ副牧師に就任されました。普通の人は老け込む時期に牧師を目ざしてその幻を実現させ、力強くイエスキリストを証しされる姿に一同励まされると共に畏敬の念を禁じ得ませんでした。ご遺族の上に主の豊かなお慰めがありますようお祈りします。

2016年4月11日月曜日

20160410たいつり草

今週の花は「たいつり草」、ケシ科コマクサ属の宿根草で中国原産の花です。其枝会館庭のベランダ付近にあります。鯛の形に似た花が釣り竿に釣り下がっている様子から名前が付けられました。ケマンソウ(華鬘草)という名が正式名です。華鬘というのは仏教用語で仏前に備える花輪のことです。花も葉っぱも毒性があり、誤飲すると嘔吐や下痢などの症状が出るようですので、気を付ける必要があります。花言葉は「あなたに従う」「恋心」「冷えはじめた恋」「失恋」など。
 今日は24節気の清明、万物がすがすがしく明るく美しい頃という意味があり、桜の花は盛りを過ぎましたが、たくさんの花々が咲き始め、太陽も明るい日差しを届けてくれる季節となりました。桜が散った後の葉の緑も鮮やかで、山々の木々の緑も色んな種類が楽しめます。一年中で最も緑が美しく見える季節です。

2016年4月4日月曜日

20160403すみぞめ

今週の花は「すみぞめ」、正確には墨染桜です。サクラはバラ科スモモ属の落葉樹の総称で、ソメイヨシノが主流を占めており、今年は現在丁度満開を迎えています。墨染桜は京都伏見にある墨染寺の桜に由来しており、品種は姥彼岸という種類です。其枝会館の庭に咲いており、後ろに写っているのは園庭で大きな木は欅です。サクラは普通花が散ってから葉っぱが出てきますが、墨染桜は葉もほぼ同時に出ています。サクラの花言葉は「精神の美」「優美な女性」など。
  新年度を迎え、入社式や入学式のニュースが流れています。今年は桜の開花が早くて、来週行われる其枝幼稚園の入園式では既に桜は散っているかもしれません。境内には他にもたくさんの花が咲いており、新入園児を温かく迎えてくれることと思います。

2016年3月28日月曜日

20160327つくし

今週は「つくし」、スギナの胞子茎です。スギナはシダ植物でトクサ科トクサ属の総称、スギナは栄養茎で杉の形に似ていることから杉菜と名付けられました。つくしは漢字では土筆と書き、土に筆を突き刺したように見えることから来ています。つくしが出来ずにすぐにスギナが出てくることが良くあり、以前は境内で良く見られましたが、最近あまり見かけなくなり、スギナばかりが目立ちます。写真のつくしは牧師館の北側フェンス沿いに2つあったうちの一つです。花言葉は「向上心」「意外」「努力」「驚き」など。
  今週で3月も終わります。2015年度は皆さんにとってどんな年でしたでしょうか。教会は創立70周年を迎え、新しいオルガンが設置されたり、塔にイタリア製の鐘が設置されたりして記念の年となりました。イースターも昨年4月にあり、昨日の3月27日にもあったため、2回もあるという珍しい年となりました。2016年度がどんな年になるか分かりませんが、主イエスキリストの福音を述べ伝えて行く教会としての歩みを着実に進めて行きたいものです。

2016年3月21日月曜日

20160320木瓜

今週の花は「木瓜(ボケ)」、バラ科ボケ属の落葉低木で教会ホールから出た所の池の向う側に1センチ位の真っ赤な蕾がたくさん付いており、一部花を咲かせています。中国大陸原産で平安時代に日本に帰化しました。果実が瓜に似ており、木になる瓜という意味の木瓜(もけ又はぼっけ)が転訛したと言われています。3月から4月頃花が咲きその後に葉が出てきます。日本では庭木や盆栽として好まれて植えられています。花言葉は「先駆者」「指導者」「妖精の輝き」など。
 先週の土曜日に其枝幼稚園の卒園式が行われ、9名の園児が巣立っていきました。何度か式に出席していますが、いつも感激します。最後に在園児の一人一人が卒園児たちに握手をして周り、「おめでとう」と声をかけ「ありがとう」と応える姿は何とも言えないくらい微笑ましいものです。人数が少ないから出来ることですが、其枝幼稚園の素晴らしい伝統の一つだと思います。

2016年3月14日月曜日

20160313桜桃

今週の花は「桜桃」、バラ科サクラ属の果樹で樹木を桜桃(オウトウ)、果実をサクランボと分けて言いますが、生産者の方は果実も桜桃と呼ぶそうです。6月頃できる実のことを坊と言い、「桜の坊」が転じてサクランボと呼ばれるようになりました。原産地はトルコ辺りで、明治初期にドイツ人により北海道へ持ち込まれ、全国に広まりました。復活の丘(納骨堂)の入口横に咲いています。桜に比べると花の色は白っぽい感じがします。太宰治の命日6月13日の桜桃忌が有名です。花言葉は「善良な教育」「小さな恋人」「上品」など。
 寒の戻りで全国的に冷え込んでいるようです。しかし、夜が明けるのが早くなり、日が沈むのが大分遅くなり、確実に春がやって来ています。来週日曜日は春分の日ですので昼と夜の長さが同じになり、それ以降はどんどん昼が長くなりますので、気分も明るくなっていきます。其枝幼稚園の卒園式は19日土曜日に行われ、卒園児は希望を胸に小学生となっていきます。3月は年度の終りで一区切りを迎え、4月からの新しい年度に向かっての準備の時でもあります。良い出会いがあることを期待したいものです。

2016年3月7日月曜日

20160306レンテンローズ

今週の花は「レンテンローズ」、キンポウゲ科クリスマスローズ属の多年草で、境内には色々な花のレンテンローズが咲いています。写真は幼稚園北側の道路とフェンスに囲まれた所に咲いています。名前はイースターの前のレント(受難節)の頃に咲くことから名付けられました。学名はヘレボラス・オリエンタリスと言い、よく似た花にクリスマスローズ(学名ヘレボラス・ニゲル)がありますが、こちらは冬に咲き花の色は白だけしかありません。レンテンローズの花は殆ど下を向いて咲いていますがたまたまこの花は茎が絡まって上を向いていました。花言葉は「私を心を慰めて」「大切な人」など。
 今週は3月11日を迎えます。東日本大震災が発生してから5年の月日が経ちます。あの時の映像を見ると自然の恐ろしさを痛感せずにはおられません。今なお避難生活を送られている方が大勢おられ、特に福島原発の事故により故郷に戻る事が出来ない方にとっては困難な状況にあることとお察しします。一旦、原発事故が起こると取り返しがつかない状況になることを考えると、地震や火山の爆発などが頻繁に起こる日本で原発を造ることは絶対避けるべきだというのが今回の教訓であった思います。

2016年2月29日月曜日

20160228ミモザ

今週の花は「ミモザ」、マメ科オジギソウ属の総称で、写真の花は教会案内板北側の会堂と道路に挟まれた所に咲いています。房アカシアや銀葉アカシアの俗称で、イギリスでは房アカシアの切り花をミモザと呼んだことから来ています。小さくて黄色い丸い花がぎっしり連なっており、ミモザサラダは卵の黄身をこまかく一杯振りかけた様子が同じイメージを与えることから来ています。花言葉は「秘密の恋」「友情」など。
 2月も今日で終ります。今年はうるう年で29日があり、一日得したような、また損したような感じがします。今週の土曜日には24節気の啓蟄を迎えます。大地が温まり冬眠をしていた虫たちが穴から出てくる頃という意味があり、春本番となります。この頃にはスギ花粉も大量に発生し、花粉症の方には辛い季節になります。私は幸い花粉症ではありませんが、突然なるそうですので気を付けたいものです。

2016年2月22日月曜日

20160221白梅

今週は「白梅」、バラ科サクラ属の落葉高木で写真の木は其枝幼稚園台所の前にあります。中国原産で奈良時代に日本に持ち込まれました。万葉集の頃には白梅に人気があり、萩に次いで梅が百首以上読まれており、平安時代には紅梅がもてはやされたようです。梅干しに使われる実は白梅から採れます。梅の字には母の漢字が含まれており、中国ではつわりの時に梅を食べる習慣があるそうです。梅の花言葉は「高潔」「忠実」「忍耐」などですが、白梅の花言葉は「気品」「澄んだ心」などです。
 先週の19日は24節気の「雨水」、降ってくるのが雪ではなく雨に変わり、雪解けが始まる頃という意味があります。14日は京都では20度を超える気温を記録しましたが、また寒さがぶり返しました。インフルエンザも流行っており、手洗いやうがいが欠かせません。
 教会は70周年の記念礼拝と感謝会を無事に終え、新しい歩みを始めました。主の導きにより新しい方をお迎えすることができるよう祈りたいと思います。

2016年2月15日月曜日

20160214まんさく

今週の花は「まんさく」、マンサク科マンサク属の落葉小高木で牧師館の前庭に黄色いひも状の花が咲いています。まず咲くが東北地方で訛って「まんさく」になったと言われているとおり、春を告げる花の一つです。また花がたくさん付くので豊年満作からきたとも言われています。漢字では「満作」や「万作」と書きます。赤く見えているのはがくです。創立70周年の記念品として配られた栞にもまんさくが描かれていました。花言葉は「幸福の再来」「霊感」「ひらめき」など。
 昨日は京都復興教会創立70周年の記念礼拝と感謝会が行われました。感謝会ではオルガン演奏やコーラス、オルガンとピアノの二重奏などが行われ楽しいひと時を過ごしました。創立者の緒形牧師をはじめ創立に携われた多くの信徒の方は既に天に召されましたが、私たちは信仰を継承しこれから後も教会を維持発展させていく必要があります。70周年記念として設置された教会の鐘が日曜日に鳴らされることになり、教会から福音が鳴り響くようにと祈ります。

2016年2月8日月曜日

20160207福寿草

今週の花は「福寿草」、キンポウゲ科の多年草で春を告げる花のひとつ、別名「元日草」という名の通り1月1日の誕生花ともなっています。其枝会館庭にある梅の根元に小さくて黄色い花がたくさん咲いています。春植物の一つで、春に花が咲き夏までに光合成を行なって栄養分を蓄え、それ以降は地下でじっと春を待つ植物で、他にはイチリンソウやカタクリなどがあります。綺麗な花ですが根には強い毒があるので気を付ける必要があります。花言葉は「永久の幸福」「思い出」「幸せを招く」など。
 先週の4日は24節気の「立春」で、暦の上では春に入り、この日から立夏(今年は5月5日)までが春となります。なお寒さは立春が底で挨拶も余寒や残寒という言葉が用いられます。教会は創立70周年の記念月を迎えました。来週14日には記念礼拝が持たれ、記念誌も発行されることになっています。創立当時は暖房施設もないため木を燃やしたり、皆で炭を持ち寄って暖を取っていたことなどを聞くと、エアコンが完備された会堂で礼拝を守る事ができる幸せを感謝せずにはおられません。

2016年2月1日月曜日

20160131わびすけ

今週の花は「わびすけ」、ツバキ科ツバキ属の常緑樹で、ツバキの種類は世界に数千あると言われています。その中で「わびすけ」と呼ばれるのは二つの特徴を持った種類で、一つは「ウラクツバキ」の種類であること、二つ目は「葯」が退化して花粉を作らないことですが、見分けるのは難しいようです。写真の花は「クロワビスケ」という種類だと思われますが、花粉があるので正式には「わびすけ」ではないようです。花言葉は「控えめ」「静かな趣」「簡素」など。茶花としてぴったりの花言葉です。
 今日から2月に入りました。先週の猛烈な寒さも過ぎ、また暖冬に戻ったような暖かさです。教会は創立70周年の月を迎えました。14日には記念礼拝が予定され、記念誌が配付されることとなっています。戦後間もない不自由な時代に教会を建てられ、信仰を守って来られた先達の方々を忍び、これからの教会の歩みを力強く進めるための一歩にしたいものです。